歴史
先週の鎌倉殿の13人、佐藤浩市演じる上総介広常が謀殺されて「頼朝ひでえ!!」とか「大泉が悪いww」といったつぶやきがTwitter でトレンドになりました。 特に「謀反の疑い」といいながら後ほど、鎧から願文が見つかりましたが、そこには謀反を思わせる文章…
鎌倉殿の13人、先週の義経の登場に続き今回は源範頼、義円等次々と頼朝の兄弟が集まりました。我々は義経や範頼のこの後の悲劇の結末が訪れることを知っていますから、これからそこの部分がどう描かれるのか見ものです。 ご存じの通り清和源氏の中でとりわ…
「鎌倉殿の13人」 先々週から源平合戦が始まってますが、この源平合戦には多くの謎があるのですが、今日はその中の1つ 頼朝挙兵後、頼朝軍が伊豆国目代・山木兼隆を殺し、それに対し大庭景親は頼朝討伐に向い、大庭の一族の梶原景時はそれに従い、石橋山の…
最近ネットやSNSで歴史関係の記事等が増えていることもあり、大河ドラマ、歴史ドラマに関する記事が減っていますが(汗)とりあえず今日は一「青天を衝け」の視聴者として単純に一年間見せてもらった感想を書きます。 まあネットによくあるドラマの内容を重箱…
最後の征夷大将軍となった徳川慶喜。 この人ほど歴史上の評価が分かれる人も珍しいだろう。聡明ではあったが、自らに忠誠を誓った兵を棄てた臆病な将軍という評価もするだろうし、一方では大政奉還をあえて行い、薩長の討幕の動きをいなすといった芸当も行う…
前回の「麒麟が来る」でも名君になり損ねた将軍として足利義輝について述べましたが 今日の「青天を衝け」で僅か20歳で逝去した徳川家茂についても述べさせていただきます。 死因は脚気といわれていますが、歴代徳川将軍の死因でも多い病気です。脚気とは現…
大河ドラマ「青天を衝け」ーこの大河ドラマについては初めての記事です。最近はネット、SNSで歴史関係の記事が多数ある関係でこれに関する記事は書くのをやめていましたが、今日水戸藩の天狗党の乱と平岡円四郎の死を描くにつれ、1つ幕末のこの悲劇について…
「麒麟が来る」で摂津晴門役を半沢直樹なみに悪役を派手に演じきった片岡鶴太郎さん、たぶん今回で見納めでしょうが、取りあえずお疲れ様でした、ということで。 今回あらかじめ「麒麟が来る」の最大の悪役、という風に事前に伝わっていましたが、それはあく…
室町幕府自体は初代将軍となった足利尊氏が1336年に創始してから、最後の将軍の足利義昭が京都を追放される1573年の間(但し義昭は1588年まで『公卿補任』していたので義昭の将軍辞任の1588年まで室町幕府が続いていたという説をとる人もいる)240年以上、建…
9月は個人的にちょっといろいろあってブログ更新どころの話ではなかったんですが、8月末より「麒麟が来る」が放送を再開し、この時代について書きたかったことがなかなか書けませんでした。 さて、長良川の戦いで斎藤道三に味方したため、美濃を追われ朝倉義…
麒麟が来る、いよいよ斎藤道三と嫡男高政(後の義龍)の戦いに発展します。歴史に詳しい人ならこの顛末を理解していると思いますが、結果的に弟(しかも同母弟)を殺し(たぶん実の)父親も殺します。 戦国時代で親兄弟の殺し合いは珍しくありません。信長も…
麒麟が来るー先週から(厳密には先々週から)光秀に次ぐ主役といっていい織田信長が登場しました。事前にキャストは知れ渡っていて、実は発表当時からこのキャステイングには首をかしげていたんですが、やはり今日の織田信秀に叱られたり、不機嫌に怒ったり…
ここのところコロナウイルスばかりの記事で私も少し気が滅入ってきたので久々大河ドラマ「麒麟が来る」の話にしましょう 今日は斎藤道三の長女である帰蝶が織田信長の正室として嫁ぐところまでが描かれましたが、実は戦国の三傑といわれる信長の正室にしては…
麒麟が来る 鉄砲の仕組みをもっと知るために京都の本能寺(明智光秀の人生を考えるとなんと因縁深い!)に出かける若き日の十兵衛光秀。その後因縁となる本能寺で光秀の盟友としても活躍する細川藤孝(後の幽斎)と一瞬剣を交えますがその時闘いを辞めさせた…
「麒麟がくる」 久々の戦国ものですが戦国時代中期で戦国下剋上が本格化する時代を描いています。先週も守護代の斎藤道三が守護の土岐頼純を毒殺するシーンがあり、twitterでは本木雅弘が緑茶「伊右衛門」のCMをやっていることから「伊右衛門」がトレンド入…
NHKの大河ドラマ「麒麟が来る」が当初の予定より1週間遅れて明日からオンエア開始。 www.nhk.or.jp とうの原因を作った沢尻エリカはいまだ事務所をクビにはなっておらず寧ろエーベックス側の沢尻に対する手厚い保護が「やはり政権と何らかの裏取引があったの…
今年の大河ドラマ「いだてん」 白状するが私も今年は全く見なかった。 過去最低の視聴率といわれ、「あまちゃん」で一世を風靡した宮藤官九郎をもってしても視聴率の回復がなく、残念ながら史上最低の視聴率となってしまった。 私が「いだてん」を見なかった…
さて明日は終戦記念日、12日の月曜日にオンエアされたNHKスペシャル「かくて“自由”は死せり ~ある新聞と戦争への道~ 」が興味深い番組だったのでそれについて述べる www6.nhk.or.jp 日本は戦前「大正デモクラシー」という民主主義が一時定着したものの、そ…
西郷どんー最終回が終わりましたが明治維新150年にあたる今年、結局「明治維新とは日本人にとって何だったのか」について考える機会にしたいと以前述べました。 日本の歴史上「価値観」が大きく変わった時期がいくつかありました。その中で特に大きなものと…
西郷どん いよいよ最終回で西南戦争が終わり、西郷隆盛は自刃します。明治維新150年に当たる今年で明治維新というのは日本人にとってなんだったのかについては次回の記事に関して考察しようと思います。 その西南戦争で西郷隆盛を結果的に自刃に追い込んだ大…
西郷どんーついに鳥羽伏見の戦いが始まり新政府軍と幕府軍の戦いが始まりました。押され気味の新政府軍に岩倉具視が考案した「錦の御旗」をかかげることで、幕府軍の多くが戦意を失い、賊軍となることを恐れた徳川慶喜は江戸城に逃げます。ここで恭順の意を…
久々西郷どんの話です 今回は徳川慶喜の「大政奉還」に始まり、それに対抗すべく薩摩が岩倉具視と結託して「王政復古の大号令」を発します。よく勘違いする人がいますが江戸幕府は「大政奉還」でおわったのではなく、この「王政復古の大号令」で260年の江戸…
今日は西郷どんの中でも佳境の1つー薩長同盟 周知のとおり幕末の流れを大きく変えたできごとの1つ まあ今回は薩摩の西郷吉之助が主人公なため、かなり西郷が薩長同盟をあたかも言い出したかのような描き方になっていましたがこれは勿論史実ではありません…
西郷どん 今日は池田屋事件、そして禁門の変(蛤御門の変)と幕末の大きな事件が次々と出てきました。長州力の来島又兵衛、結構ぴったりでした。 西郷吉之助もこれから歴史の大舞台の中心に入っていきますが、幕末から明治というのは日本の歴史の中でも価値…
幕末の攘夷運動での大きな動きの1つであった2つの外国との戦争 今日の西郷どんで生麦事件がきっかけに始まる薩英戦争の話が出ましたがここで後に倒幕の中心となる長州藩と薩摩藩の外国に対して起こした戦争について述べたいと思います。結論からいいまして…
久々西郷どんの話 今回でついに島津斉彬が急死ということで急展開しますが、やはりこの島津斉彬については一言書かなければならない、と思いました。 松平慶永(福井藩主)、山内豊信(土佐藩主)、伊達宗城(宇和島藩主)とともに幕末の四賢侯の一人と称せ…
西郷どんー先々週から幕末の歴史上の人物が次々と登場しましたがいよいよ江戸幕府の幕末期の権力争いとなる井伊直弼らが紀州の徳川慶福(後の将軍家茂)推挙する南紀派と島津斉彬や老中阿部正弘が押す一橋慶喜の一橋派との対立が始まります。 今回の大河ドラ…
西郷どん(せごどん)-今日は先週かいたお由良騒動についての話しでした。薩摩藩内の斉彬派の粛清が始まり、これで父斉興と斉彬の関係はもはや修復しがたいものになりました。斉彬はこれによって窮地に陥りますが、来週今日初登場の藤木直人扮する老中阿部…
西郷どん(せごどん)今日から主役の鈴木 亮平が出てきます。幕末の大きなうねりが始まるのはまだ先でしょうが、まずは幕末の薩摩藩を語る上で避けて通れない事件が薩摩のお家騒動となった「お由良騒動」です。本日の放送でも既にその前夜といえる場面が描か…
大河ドラマ「西郷(せご)どん」が始まりました。 NHKとしても明治維新150周年ということを睨んで幕末ものにしたのでしょう。 「西郷どん(せごどん)」は本日第一回なのでドラマの評価はまだおいておきますが幕末の英主島津斉彬に渡辺謙、ナレーションに以前…