KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

ネット社会の弊害?ーアメリカ大統領選で次々と発生したデマ、怪情報、情報の捏造で誤った印象を与えたアメリカ大統領選

今回の大統領選は史上まれにみる接戦であったと同時にコロナウイルスの対策として郵便投票の票があったために集計にいつになく時間がかかった。実はこれは事前にわかっていたことで、トランプ大統領(一応今日現在はまだ大統領だ)が「郵便投票」は不正の温床だなどと選挙前に主張して、支持者に郵便投票しないように呼びかけていたことも周知通り。

というわけで一見今回の大統領選は混乱しているように見えるが、実は投票のプロセスと集計自体は実はそんなに混乱はしていないのである。

混乱したのは両者が特に残りの5州の集計が時間がかかった関係で様々なデマ、誤情報、なかには情報の捏造がSNSを中心に拡散されたからである。

情報が氾濫している社会、というのは残念ながら情報の正確さ、信頼性を落とすことになる、ということを今回嫌というほど実感した。

実際明らかにトンデモ系、や怪情報が集計中にネットを駆け巡った。

いわくウィスコンシン州投票率200%」

いわく「バイデン氏の不正疑惑で州兵投入」

上記の2つの情報はBuzzFeed Newsがファクトチェックを実施して嘘の情報であることが確認されている。

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www.buzzfeed.com

この情報は日本でもSNSで拡散されあたかも真実であるかのように伝わった。リテラシーの低い人はこの情報を信じ切っていたようで、いまだにこの情報を拡散している人がいる。

だが「怪情報」はこれだけにとどまらなかった。今回バイデンが大統領に当確が出たきっかけのペンシルバニア州「バイデン氏のペンシルベニア州当確取り下げ」という情報がまことしやかに伝わった。SNSではいまだにこの情報を信じ切っている人たちがいる。しかもあろうことか、マスメデイアの一角であるフジテレビがこれがあたかも正しい情報であるかのように報道したのである。

mainichi.jp

 拡散された誤情報をフジテレビ報道局の平井文夫上席解説委員が11日、フジテレビのウェブサイトに執筆した記事で紹介し、あたかも真実であるかのように報道したのである。後に平井解説委員はこれを訂正し、最終的には記事そのものを削除した。

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これも誤情報であることが確認されているが、それにしてもこれだけのデマ、怪情報、このなかには主にトランプに近い人物(トランプの長男、次男、そし共和党議員に当選したマージョリー・テイラー・グリーンあたり)が発生源としているものも多い。

特にこのマージョリー・テイラー・グリーンはQアノン陰謀論の信望者として知られるアメリカ共和党の女性議員。過去に問題発言も数々行っており、いわばアメリカの杉田水脈といっていい人物だ。

だが問題はこういったデマ、怪情報が拡散される背景はその情報を受け取る人たちの間に以下のような傾向があるのではないかと思われる

1.自分はリテラシーの高い人間と勘違いしマスメデイアの情報よりはネットのインフルエンサー、ネットにある「マスメデイアの情報と違うが本当に見える情報」もしくは「衝撃的な内容の情報」の方を正しいと思い込んでしまう人たち

 

2.「自分が本当であった欲しい情報」「自分が好きな情報」だけをみてそれだけを信じ込んでしまう人たち

 

3.流れてきた情報を深く考えることなく「ちょっと変わった情報」を無条件で拡散する人たち

 情報が多い=情報のエントロピーが高い、ということは物理の法則を考えると「正確な情報を見つけるのが難しくなる」ということである。そのために情報に流されたり、嘘の情報に振り回されたり、ということが起きやすくなる。

それを防ぐ意味でも「情報のファクトチェックの癖をつけるように提言する。

その情報が真実なのか正しい情報なのか、判断できない時のためにファクトチェックのサイトがいくつかあるので是非おすすめする

・ファクトチェック

www.factcheck.org

・ポリファクト

www.politifact.com

・スノープス

www.snopes.com

日本のサイトではFIJ

fij.info

流れてきた情報が正しいか、正しくないか、迷った時に必ずファクトチェック、そして真実だと確かめるまでは決して拡散しない。そうしないと結果的にデマ拡散に加担することになるからである。

ちなみに上記のサイトはいずれも政府や行政とは無関係であるので、政治的バイアスはあまり考えないでいいと思う(運営は寄付でなりたっている)

ちなみにまだバイデンの勝利に疑問を持ち続ける方は

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ニューヨークタイムズ:全米の選挙管理委員、何の不正も発見できずと発表

トランプ氏もいい加減矛を収めたらどうだろうか?

バイデン大統領当選にからんで思う事

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大統領に当選確実が出た後のジョーバイデン氏と次のファーストレデイのジル
いやー長かった。日本時間4日の水曜日以降CNNをつけっ放しだったがここまで時間がかかるとは、
これというのもコロナ対策で郵便投票が増えたから。トランプ支持派が不正を主張しているが事前登録(知らない人も多いがアメリカでは大統領投票に事前登録する)の署名との照合が必要だったため。1つ1つ確認しながら集計したためこれだけ時間がかかった
 
ようやく決まったがまだ紆余曲折あるかも。しかしトランプやその支持者が主張する「不正」は全く根拠のないものだけど、ネットではいまだにそれを拡散している人が少なくないのは困ったものである。郵便投票に不正が殆ど不可能に近いのは
 
①登録と投票用紙のサインの筆跡鑑定が必要とされる。数万票も捏造できないし、してもすぐバレる。
②集計所でしか開封できない。両党の監視の下で数万票を入れ替えられない。
③同じ投票用紙で行われた上下院選挙で民主党は苦戦している。
  (町山智浩氏 のレポートより)
ということだという。
CNNやFOXその他の現場のレポートをみても「不正」のエビデンスは一切見つからないという。(相変わらずネット、SNSではそういうデマを拡散している輩が後を絶たないが) 従ってトランプが選挙結果を告訴したところでおそらく無駄である。
 
 
 
 
IT先進国で郵便投票?と思うかもしれないが実はアメリカの僻地向けには以前からやっていたので実は珍しくはない。ただこれほど多くの郵便投票数は想定していなかったはず。それが影響したのかは不明だがバイデンもトランプも史上最高の得票数を獲得。トランプなどは昨年当選した時の得票数より遙かに多い。投票率はまだ発表されていないが、たぶん史上最高の投票率だろう。
「投票所に行かない」というのがかくも投票率をあげるのだろうか?日本では郵便投票は難しいかもしれないが、不正を防止できるセキュリテイさえ確立すればインターネット投票だと確実に投票率が上がるということだ。最も不正防止対策の確立ができれば、だが投票率の低下に悩む日本でも参考になれば、と思う。
あとなかなかバイデンの当確が出なかったのは残りの5州で予想以上に接戦だったからで、事前の「バイデン圧勝」の世論調査とは大きく違う展開となった、事前の世論調査というのはいかにあてにならないものか、という点。何がトランプ劣性だ。世論調査の信頼性というのは所詮その程度のものなのだ。
日本でも安倍や菅が半分以上の支持を得ているという世論調査があるが、それもかなりあてにならないという風に考えることができる。
いずれにせよ4年ぶりに人格的にも安心できる人物が大統領になった。
是非その流れを日本にも呼び込んでほしいものだ

日本が後進国転落の原因ー日本以外の国で起きている事ー徹底的なデータ中心主義と「カタチ」や「ルール」に固執する日本社会

日本が後進国に堕ちた、ということを認めたがらない層が多い。

いわく「日本はG7の一員じゃないか!」とか「日本は世界三番目の経済大国だ!」

いやいや、そういうことでは全くないのだ。過去の栄光で今現実で何が起きているかを見ていない(あるいは見ようとしていない)人間が多すぎる。

確かに日本人同士で、日本社会で内向きの話しかしない人には全く理解できないかもしれない。

しかし今日本の外では大変な変革が起きている。おそらくこの現実をみると大多数の日本人はおそらくついていけないだろう。例えば日本人に身近な野球の話

現在MLBワールドシリーズが行われているが次の写真を見て腰を抜かすほど驚く人がいるのではあるまいか。

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分かり辛いかもしれないが をみてほしい。そう外野手が4人いるのである

これは決して試合が始まる前の練習風景ではない。あるバッターがバッターボックスに入った時の守備隊系に移った時の写真である。

メジャーリーグは力比べのようなイメージを持っている人が多いかもしれないが、実は1つ1つの動きが徹底したデータに基づいて動いている、実際上記の写真のバッターは左中間の外野フライで終わった。このバッターは外野に球が飛ぶ可能性が高いというデータに基づいての守備隊系だ。

おそらく日本の球団がこんなことをやったら日本国内で非難ごうごうだろう。今の日本社会は「前例のないこと」をやることに拒絶反応すらおきる体質があるからだ。

野球だけではない、

私の本職である音楽は海外ではCDの時代が終わりストリーミング(サブスク)の時代になっている。そこではストリーミングのデータが重要な意味をもつ。

 

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上記の写真はストリーミングのデータである。左はプレイリストで演奏される回数のデータ、そして右はトータルの演奏回数である。

それだけではない

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左の写真でその音楽が「どこの国で聴かれているか」

そしてその音楽を聴く年齢層、男女別等のデータも提示される。

ここに見えるのは音楽産業は完全な「データ分析」の産業になっているということだ。

そのため海外の音楽事務所には「データアナライザー」という今までの音楽事務所には存在しなかったポストが存在する。日本の音楽事務所関係者にこの話をしても何の話をしているのか全く理解されないことが多い。

つまりそこにあるのは徹底的なデータ重視主義である。

しかし日本は違う。徹底的な形式主義だ。日本では「カタチ」とか「ルール」とかが最も重要なものと考えられ、いかなる状況になっても「カタチ」や「ルール」を死守することが要求される。

だが「カタチ」や「ルール」なんてものは手段に過ぎない。社会状況、時代によって実はどうにても変わるものである。だが日本はその手段に過ぎない「カタチ」や「ルール」を絶対視し、そこからはずれることをする行為を極端に嫌う。

この原因は日本の教育方針だ。日本の教育は特にここ数十年顕著だが「決めたルール」を絶対視しそれに対して思考停止 になれという教育をしてきた

そしてそれを大多数の 日本人 は正しいと思い込まされている。

 これはあるドラマからの動画抜粋を拝借したものだが、この動画に今の日本の現状、真実が全て盛り込まれているといっていい。

  何でもかんでもデータ中心、ということに抵抗を感じる人もいるかもしれない。だが海外はそれをやって成功している。

一方で「形式主義」「ルール絶対主義」は思考停止、あるいは思考の硬直化を招いている。まさに今の日本が陥っている状況である。

ちなみに戦前の日本の敗戦は、勿論戦争自体が無謀なものだったが、敗因の一つに陸軍の「情報軽視」があったといわれる。

現代は逆に情報があふれている。逆に正しい情報を選ぶのが簡単ではない、というのはあるが、

しかし現代の日本人の「データ軽視」の姿勢はまた同じ過ちを繰り返すのではないか、と大きく危惧する。



 

歴代最弱の政権の室町幕府ーその理由

室町幕府自体は初代将軍となった足利尊氏が1336年に創始してから、最後の将軍の足利義昭が京都を追放される1573年の間(但し義昭は1588年まで『公卿補任』していたので義昭の将軍辞任の1588年まで室町幕府が続いていたという説をとる人もいる)240年以上、建前上は続いていたが実質全国を掌握していたのは。南北朝の動乱終結(1391年)から応仁の乱(1467年、応仁元年)または明応の政変(1493年、明応2年)までのせいぜい100年くらいで、あとは将軍や幕府といっても名ばかりの状態であった。

鎌倉時代源頼朝鎌倉幕府の開府(東国支配権の承認を得た1183年説と守護・地頭設置権を認められた1185年説も有力になっている)から幕府滅亡の1333年よりは長いが、その鎌倉幕府御家人同士の権力争いはあったものの得宗という北条義時嫡流を中心に強力な専制政治を断行した。

それと比べても室町幕府の将軍は弱い、権力がないのである。理由は以下の構造を比べればわかる

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鎌倉幕府は当初御家人同士の争いや北条時政による源頼家源実朝の暗殺等で混乱したが承久の乱以降、北条義時嫡流の「得宗」の事実上の専制政治を確立した。幕府の要職も事実上北条一族が独占し絶対的権力を奮った。逆にそれが討幕の動きを結果的に加速させることになった。

一方室町幕府は将軍の足利氏は黎明期の南北朝の争乱もあり将軍直属の軍事力も疲弊し将軍直轄の軍事力や財政基盤は弱かった。中央の幕府が上位に立ち、地域権力たる守護大名がその監督下にありつつも、両者が相互補完的に政治的経済的支配を展開した(これを室町幕府の守護体制という)

つまり地方が中央から事実上独立する経済力と軍事力を持ち、これが戦国大名へと発展することになる。将軍は有力大名によって支えられる存在となり、これが事実上将軍を有名無実な存在にしていく、

何よりも事実上自前の軍事力を殆ど持ち合わせていなかった、といってもいいだろう

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そのため将軍は有力大名の後ろ盾なくしては権力を維持できなくなり次第に有力大名の傀儡となっていく。8代将軍の足利義政の時から将軍が自ら政治を行うことが難しくなり「麒麟が来る」に出てきた足利義輝でさえも、三好一族の操り人形に過ぎず、操り人形であることを拒否したため、暗殺されてしまった、という背景がある、

最後の将軍となる足利義昭も信長の後ろ盾でようやく上洛できたのだが、この義昭も信長の「傀儡」になることを拒否ししため、対立しついには追放されてしまう。

強力な専制政治を確立した鎌倉幕府とそれができなかった室町幕府。それでも弱体ながら形の上では240年も続いた、というのは日本にとって良いことだったのかどうか。(実質後半の殆どは戦国時代、である)

歴代最弱の政権の室町幕府

明智光秀 謎の越前時代ー本当にただの浪人だったのか?

9月は個人的にちょっといろいろあってブログ更新どころの話ではなかったんですが、8月末より「麒麟が来る」が放送を再開し、この時代について書きたかったことがなかなか書けませんでした。

さて、長良川の戦いで斎藤道三に味方したため、美濃を追われ朝倉義景を頼って越前(福井)に行ったというのはどうやら事実らしいのですが

『遊行三十一祖 京畿御修行記』(遊行同念の天正8年(1580年)7-8月の旅行記随行者が記述)

「惟任方はもと明智十兵衛尉といって、濃州土岐一家の牢人であったが、越前国朝倉義景を頼り、長崎称念寺門前に十年居住していた。そのため称念寺使者僧とは旧情が深くて坂本にしばらく留め置かれた

 つまり朝倉義景の庇護下にあり「長崎称念寺福井県坂井市)の門前に10年間住んでいた」そうで、朝倉氏に仕官はしていない、というのが専らの説。

もしそうだとすると、ドラマでは朝倉が将軍足利義輝に鷹狩の鷹を献上するために十兵衛光秀が使者として出向いたシーン(第19回ー「信長を暗殺せよ」)、というのはおそらく作り話と思われます。いくら足利将軍家の力がなく、朝倉自身が京都に出向けなかったとしても一介の浪人を使者に向けるというのは将軍に対する礼を失することになるからです。普通そういう場合は家老クラスの重臣が行くのが通例です。

その後も何度か京都や諸国に行っているシーンがありますが、ドラマの脚本上の作り話だと思われますが、仮にそうだとすると実はわからない点も出てきます。

それは足利義昭が朝倉を頼って敦賀に逃れた時に、明智十兵衛光秀は光秀は「義景は頼りにならないが、信長は頼りがいのある男だ」と信長を勧めています。つまり朝倉家の家臣でもない人間の意見を征夷大将軍にこれからなろうとする人物が取り入れた、ということになります。いくら足利義昭が困っている状態とはいえ、です。

実際このあと1568年7月17日『細川家記』では斎藤氏から美濃を奪取した信長に対し、上洛して自分を征夷大将軍につけるよう、光秀を通じて要請したようで表向きの使者は細川藤孝でしたが信長への仲介者として光秀が登場しています。歴史の史料に明智光秀が初めてまとまった形で登場しています。

ということは、越前にいる間単なる無為の時間を過ごしていたのではなく、信長との接触もあったと考える方が普通です。勿論信長の正室帰蝶が光秀の従妹ということがあったとしても、仲介役ができるとなると信長と義昭の信頼を得ていなければできないことです。

となると、ドラマで京都に何度か行ったというのもまんざら作り話ではない?

のかもしれません。普通に考えればただの浪人にそんなことができるはずがありません。

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足利義昭(1537-1597)

とはいえ、幕末の薩長同盟を仕掛けたのは土佐の脱藩浪士の坂本龍馬、という史実を思い出しますが、明智光秀もただの浪人ではない、何かのノウハウや人脈があった、ということなんでしょうね。

来週は信長の上洛で、光秀も信長も歴史の表舞台に立ちます。

いよいよ大河ドラマの本筋に入るようです。楽しみです

合流新党(たぶん立憲民主党と改めて命名)の参加149名ー国民民主党の参加は40人にとどまる

国民民主党との合流や旧民主党系の無所属議員を含む国会議員の「入党届」は昨日の17時に締め切られ総勢149名が合流新党に参加することになった。

www.jiji.com立憲は須藤元気を除く88人、無所属の会18人だが国民民主党からの参加は予想より少なく40人に留まった、この他無所属議員では、郡司彰参院副議長ら3人が入党して総勢149名

確かに想定した人数よりも参加者は少なかった。これは合流新党が掲げる「原発0」に反発して電機労連系を含む組合議員9名が不参加、国民民主党でも保守より(前原、吉良等)が参加しなかったためだという。

だが確かに想定よりは少ないものの内容をみるとかえってよかったように思う。少なくとも原発、安全保障、税金等でバラバラだった旧民主の時代と比べると遙かにまとまりやすいのではないか、と思う。
玉木、前原を始め、電労連、その他の保守派が軒並み不参加になったことでリベラル色もより鮮明になったといえる。これで先日枝野が発表した期間限定とはいえ消費税0経済対策で選挙で民意を問えばこれは与党にとって脅威となろう。
 
尚、今回合流新党に参加しなかった22名だが、全員が玉木新党に参加するわけではなさそうだ。おそらく玉木、前原の保守系と組合系の議員9名+数人と別れる見通し。
まだ正式に発表されていないし、訂正が必要かもしれないが今回参加を見送った国民民主党の議員は以下のとおり。
黒文字が玉木新党(解党新党ー国民民主党を引き続き名乗る)青文字が主に電気労連系の組合議員(当面は無所属)。無色はまだどちらの参加も今日時点で明言していない者
 
衆議院 9名
浅野哲 (茨城5区)
古川元久 (愛知2区)
山尾志桜里(愛知7区ー国替え)
古本伸一郎(愛知11区)
前原誠司 (京都2区)
岸本周平 (和歌山1区)
玉木隆一郎 (香川2区)
西岡秀子(長崎1区)
吉良州司(大分1区)
 
参議院 13名
増子輝彦参議院 福島
田村 まみ参議院 比例代表
磯崎哲史参議院 比例代
榛葉賀津也参議院 静岡
大塚耕平参議院 愛知
伊藤孝恵参議院 愛知
浜田誠参議院 比例代表
矢田わか子参議院 比例代表
柳田稔参議院 広島)
足立信也参議院 大分
 
予想ではおそらく連合の圧力で旧組合系の議員とは選挙協力すると思われるが、共産党との協力を嫌う前原、玉木の「国民民主党」とは選挙協力するだろうか。特に山尾議員は国替えが決定的といわれるが、本人は東京選挙区からの出馬を強く希望している。だが東京選挙区は既に候補者でいっぱいなため、これが火種になる可能性もある。少なくとも完全な選挙協力は難しいかもしれない。尚、連合は組合系の議員には選挙応援をするが玉木の解党新党には支援をしない旨を明確にしている。
 
尚、玉木はれいわ新選組にも近づいているが、れいわといっしょにできるのは消費税の案件のみで、安全保障その他は全く相いれないはず。仮にいっしょにやっても野合だし、かえって人は離れていくと思うが..
いずれにせよだいたいの形はみえてきたように思う。
次は10選挙区くらい立憲と国民で候補者が重なっているところがある。ここをどう選挙調整するか。これが案外やっかいである。方法としてはどちらかが選挙区を変えるか、比例単独に回るかのいずれかしかない。
尚、社民党と立憲との合流の話もある。こちらも面白いことに党首の福島瑞穂が慎重であとの議員は積極的になっている。こちらも玉木の国民民主党と同じ歩みをするだろうか? これも結党大会以後になるだろうが近々に結論を出すと思われる。どんなに遅くても1年以内に確実に解散総選挙がある。果たしてそれがどう展開するか

 

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れる

小泉今日子の共産党出馬デマにみる世間の共産党に対する見方の変化

私はいまだネットで根強く残る「芸能人は政治発言するな!」とバッシングする行為を明確に批判してきているが、面白いことに芸能人が選挙に出馬することに対しては「芸能人の政治発言」ほどのバッシングは起きない。

いわゆる「タレント議員」なる存在が少なくないというケースもあるし、アメリカでは元俳優が大統領になったケースすらある。(i.e. ロナルドレーガン

だがたいてい自民党野党第一党からの出馬というケースが多いが、今回デマだったとはいえ小泉今日子共産党から衆議院選に出馬するという情報がまことしやかに流れた。これに対して小泉今日子は明確に否定し、あたかも真実であるかのように報じた「アサヒ芸能」の記事に激怒した。

www.daily.co.jp

まあ三流芸能誌の記事なのでたぶんデマだろうな、と思ってはいた。

但し私は今回のこのデマ流布の内容に注目している。要は共産党から有名人が立候補」などということがネット含め現実味が出てきたことに大きな社会の変化が起きている、ということだ。ちょっと前なら考えられなかったことだからだ。

つまり世間一般の人が「共産党」という政党に対しての認識に大きな変化が起きていたという点は注目すべきことではないのだろうか?

ちょっと前なら芸能人にこういう噂がたっただけで芸能人生命に関わる、くらいのことだった。今はそうではなく今回はこの誤報に対して寧ろ期待をしている人がネットに少なからずいた、という事実である。
 
だいたい「反共」というのは冷戦時代の産物であり、冷戦自体はもう30年くらい前に終わっている。若年層では冷戦といっても何のことかわからない人も増えている。そのくらい昔のことなのだ。
だから前原とか玉木とか誇らしげに「反共」なんて叫んでいるのをみるとこいつ、冷戦時代で頭とまっているな、と思うわけだ。
実際、今中国や北朝鮮を含めて本当の意味の共産主義国家など地球上に存在しない。あるのは民主国家(日本みたいに「民主国家のふり」を含めて)と強権的に人権を抑制する独裁国家の2つだけである。
 
少なくとも日本共産党はお隣の中国のように強権的に人権を抑制することに反対しているし、日本共産党中国共産党は今完全に関係を断っている。理由は簡単、冷戦時代の共産党のままだと党自体の存続ができないからだ。

つまり何がいいたいか、というと「反共など時代錯誤」ということ。

冗談抜きに小泉今日子は今回なかったけど別の政治発言をtwitter等でよくするタレント(例えばM.TとかL I とか)が仮に共産党から出馬しても私は驚かない。
 
大事なことは野党がまとまりまずは安倍政権と自民党公明党を政権から追い出すことである。それが今政治の世界でのトッププライオリテイになるべきことだと考える

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