KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

歴史

「真田丸」関連ー豊臣家の人々、一族とその末路

この記事は「真田丸」のネタバレを若干含みますが、史実としてよく知られている点でもありますので、それでよろしければお読みください 羽柴⇒豊臣秀吉が日本史上でも農民(足軽)から天下人、最高権力者まで上り詰めた稀有な存在であることに異を唱える人は…

真田丸ー家康が最も恐れた男 稀代の智将真田昌幸

よく考えれば真田丸について今年の初め以降何も書いていませんでした。 今日から大阪編です。上杉に人質に行った信繁は今度は大阪で秀吉のもとに行かされることになります。ここから真田信繁の運命は大きく変わることになります。というのも三谷幸喜の脚本が…

真田丸ー武田勝頼ー愚将ではなく悲運の武将

真田丸ー放送第一回目なのでまだ評価云々は時期尚早と思われますので書きません。しかしなかなか楽しめました。キャステイングも今回三谷幸喜の息のかかった役者で占められ、その意味では期待できそうです。真田氏は祖父真田幸隆の時代から武田氏の家臣とし…

真田信繁(幸村)について

いよいよ明日から三谷幸喜の脚本のよる大河ドラマ「真田丸」の放送が始まります。 三谷幸喜のことですから脚本を一ひねりも二ひねりもするのではないかと思われますので、まあ一応見てみようと思っております。 その「真田丸」の主人公の真田幸村については…

大阪経済を立て直した五代友厚”才助”について

久々に歴史ネタしかし大河ドラマではなく朝の連ドラ「あさがきた」に出てくる五代友厚についてです。薩摩藩士というと大久保(利通)とか西郷(隆盛)とか黒田(清隆)とかいう名前を思いつきますが、五代友厚となると意外に知られていないようですので、こ…

大河ドラマではなく「奥様劇場」となった「花燃ゆ」

大河ドラマの「花燃ゆ」後半に長州藩の奥御殿が主要舞台ときいて何となく嫌な予感はしていたんだけどその嫌な予感が当たってしまったというのが後半を何回か見ての感想 ひとことでいってこれはもはや歴史の大河ドラマではない 昨日なんか特にそうだったが、…

花燃ゆー蛤御門(禁門)の変で久坂自刃以後後半が心配な件

花燃ゆー昨日で幕末の大事件である禁門の変(蛤御門の変ともいいます)が終わり松下村塾の三秀の中でもトップだった久坂玄瑞が自刃 久坂玄随 1840-1865個人的にはこの久坂玄瑞をここで失ったのは後の日本にとっても大打撃だったとは思いますが、やはり元々は…

花燃ゆー池田屋事件の史実及花燃ゆに纏わる「籾井安倍腰巾着疑惑」

久々の「花燃ゆ」に関する記事です。今日は幕末の大事件ーそう司馬遼太郎が「この事件がなかったら薩長土肥主力の明治維新は永遠にこなかったであろう」と解釈した事件でここから幕末が本格的に動いてくるのですが、今日の歴史考証はちょっとメチャクチャで…

花燃ゆー自己矛盾だらけの井伊直弼、歴史の評価は?

久々「花燃ゆ」の記事です。とうとう今回で吉田寅次郎こと松陰が安政の大獄で処刑されてしまい、来週からは新展開になります。私も予想していなかったんですが坂本龍馬が出るんですね。伊原剛志が坂本龍馬ですが果たしてどんな龍馬を見せてくれますか。そし…

花燃ゆー「松下村塾」の産声と歴史を動かす塾生たち

花燃ゆー今まで何も書かなかったけれどやはり「松下村塾」と聞いて何か書かずにはいられませんでした。今日は吉田松陰と久坂玄随との出会い、 今日のドラマで描かれていた久坂玄随と吉田松陰とのやりとりは全て史実です。 手紙も残っていますが。これは松陰…

花燃ゆー初回感想と保守派も多かった長州と薩摩

NHK大河ドラマ 「花燃ゆ」、初回放送見ました。勿論初回のみを見て全体の感想をいうのは時期尚早ですが初回を見た限りではそんなに違和感なく、じっくりドラマを見ることができました。伊勢谷友介の吉田松陰なかなかいいですね。後主人公の文の夫となる、小…

軍師官兵衛ー最終回感想 久々に見ごたえあった戦国物

ここのところ政治、選挙関係の記事ばかり書いていましたが、久々に歴オタモードに戻ります。 本日、軍師官兵衛 最終回終わりました。戦国物はここのところ、「天地人」とか「お江」とかはっきりいって駄作がつづいたのですが、結論からいって今回の「軍師官…

軍師官兵衛ー私の徳川家康論

軍師官兵衛ーいよいよ徳川家康が「天下取り」に動きそれを阻止しようとする石田三成との対立が激化します。そして豊臣家を支えていた前田利家が死去したあと、黒田長政、加藤清正、福島正則を始めとする七将が、石田三成を襲撃を計画、それを辛くも逃げた三…

軍師官兵衛ー坂口安吾の描く官兵衛と秀吉

軍師官兵衛ーついに晩年殆ど狂人に近かった秀吉が他界しました。また秀吉と官兵衛の最後の会見、実に見ごたえがありました。前回の「秀吉」の時と比べ、人間味や狂人ぶりをいかんなく演じた竹中直人、そしてそれに一歩も引けをとらない岡田准一の官兵衛、こ…

黒田熊之助について

軍師官兵衛ー昨日の「秀吉の最期」で官兵衛の次男、熊之助が事故により船が転覆し死亡する様も描かれました。当ブログでも黒田熊之助に関するアクセスがかなり集中したので驚きましたが、ここで少し詳しく黒田熊之助について書きたいと思います。とはいえ、…

軍師官兵衛ー淀殿と秀頼を始めとする子供達

軍師官兵衛 今日は豊臣秀次が切腹、(遺児(4男1女)及び側室・侍女ら併せて39名が処刑)という秀吉政権の中でももっとも痛ましい事件が起きました。この秀次粛清の理由はいまだにわかっておらず、秀吉の晩年の狂気を象徴する事件です。結果的にただでさえ少…

軍師官兵衛ー検証石田三成の讒言とは

軍師官兵衛 今回は石田三成の讒言(ざんげん)によりとうとう千利休が切腹する場面が描かれました。千利休の切腹の理由については諸説ありますが、軍師官兵衛では利休の諫言を秀吉が認めず、蟄居→切腹させたという説を取っています。ただいろんな説を見まし…

軍師官兵衛ー「小田原の落日」−秀吉の「一夜城」

軍師官兵衛、本日は秀吉の小田原攻めの模様ーそう第一回の「軍師官兵衛」の時に最初に岡田准一扮する官兵衛が出てきたあのシーンです。第四十回目でようやく出てきたわけですが、まさか北条氏政が「天地人」の時と同じ伊吹吾郎とは、 これって何か意味がある…

豊臣家の滅亡は既に秀吉時代に始まっていたー有力家臣を失った秀吉

久々に軍師官兵衛の記事です。秀吉の命により黒田家が生き残るために宇都宮家を滅ぼさざるを得なかった模様が描かれましたが、このころから官兵衛の心は秀吉から離れはじめます。またすでに加藤清正、福島正則と石田三成の深刻な対立が芽生え始め、また茶々―…

軍師官兵衛ー不敗の名将 吉川元春

軍師官兵衛ー今週はいよいよ官兵衛が九州攻めでキリシタン大名の大友宗麟を圧迫する島津軍を戦うため、出陣をしぶる毛利の両川の吉川元春を官兵衛が説得する模様がえがかれました。同じく名将といわれる島津義久、義弘兄弟を擁する島津軍には吉川軍の参加が…

軍師官兵衛ーキリシタン大名と高山右近

軍師官兵衛ー今回は荒木村重改め道薫の心の傷により秀吉の元を追放され、その道薫の心情を察するがゆえに思い悩む官兵衛にキリシタンの洗礼を高山右近によって進められる場面が描かれました。ここで生田斗真演じる高山右近、戦国時代の代表的なキリシタン大…

明智光秀ー謎多き人物と南光坊天海説

軍師官兵衛ー先日の「中国大返し」の模様から一気に山崎の合戦まで描きましたが、ここまで描くとはいささか私も予想外でした。 意外にテンポ早いですね。さて戦国ものを描くときにやはり、この明智光秀について書きたいと思いましたが明智光秀は出自も謎であ…

軍師官兵衛ー官兵衛の秘策ー中国大返し

軍師官兵衛、先週は前半のクライマックスともいえる本能寺の変 戦国時代最大の謎といわれるこの事件、演じた江口洋介も明智光秀を演じた小朝もよかったですね。そして明智の謀反気を煽っておきながら日和見を決め込むいやらしい公家たち。 徳川家康の側近た…

高松城水攻めー戦国大名は土木建築の専門家

軍師官兵衛ー先週から高松城水攻めの話が出てきていよいよ本能寺の変前夜となります。毛利の家臣清水宗治が城主を勤める備中高松城は当時数少なかった低湿地を利用した平城(沼城、ぬまじろ)であり、鉄砲・騎馬戦法にも強かったため、官兵衛が中国の春秋時…

軍師官兵衛ー日本に来たアフリカ人弥助

「軍師官兵衛」 今日は絶頂期にある信長の様子を描いていましたが、何となく日本史最大の謎の1つ、本能寺の変のお膳立てが徐々にできあがっているように思います。本能寺の変に関しては当ブログでも以前書きましたので詳しくは書きません。詳しくはこの記事…

軍師官兵衛ー実は残酷な兵糧攻め

軍師官兵衛、今日は官兵衛が軍師に復帰し足掛け二年かかった別所氏の三木城を落とすシーンがありました。世に云う「三木の干殺し」ですがこれに関しては後で述べます。また三木城が落ちたところで小寺政職は御着城を捨てて中国地方へと逃げました。ドラマで…

軍師官兵衛ーだしの遺児? 浮世絵の祖の岩佐又兵衛

軍師官兵衛、当ブログでもアクセスが多かった荒木村重の正室(継室)だしがとうとう処刑されてしまいました。ドラマでも描かれていましたが実際には荒木一族はもっと残酷な殺し方をされていたようで、その模様は「立入左京亮宗継入道隆佐記」に記されていま…

竹中半兵衛重治について

軍師官兵衛ー官兵衛が有岡城の土牢に幽閉され、しかも村重の策略で村重に冷淡だった万見仙千代*注(重元)が討ち死にする一報を聞いて信長が官兵衛が寝返ったと思い込み、人質の松寿丸を殺すことを命令するという見ていて辛いシーンではありますが、そこで官…

軍師官兵衛ー荒木村重の悲劇と奸臣中川清秀

※この記事は「ネタバレ」を含みます。知りたくない人は読まないでください軍師官兵衛ー今回はいよいよ荒木村重の信長への謀反に向かういきさつを描いていますが、これから軍師官兵衛の中でももっともやりきれない、辛いシーンが続くことになります。戦国の中…

面倒見もよく情に厚かった「軍師」黒田官兵衛

久々「軍師官兵衛」の記事です。今日は上月城を見捨てろという信長の非情の命令で、このブログの記事でも紹介した山中鹿助が毛利に殺害される模様を描いていました。それを悔やむ官兵衛に「軍師たるもの、事態を冷静にみて情に流されてはいけない」と竹中半…

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