KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

歴史

西郷どんー幕末の流れを変えた5つの歴史的事件

西郷どん 今日は池田屋事件、そして禁門の変(蛤御門の変)と幕末の大きな事件が次々と出てきました。長州力の来島又兵衛、結構ぴったりでした。 西郷吉之助もこれから歴史の大舞台の中心に入っていきますが、幕末から明治というのは日本の歴史の中でも価値…

西郷どんー同じ戦争でも全く違う薩英戦争と下関戦争、でも後の倒幕の下地はこの時にできあがった

幕末の攘夷運動での大きな動きの1つであった2つの外国との戦争 今日の西郷どんで生麦事件がきっかけに始まる薩英戦争の話が出ましたがここで後に倒幕の中心となる長州藩と薩摩藩の外国に対して起こした戦争について述べたいと思います。結論からいいまして…

西郷どんー志半ばで倒れた稀代の名君 島津斉彬ー明治維新の基本コンセプトを残す

久々西郷どんの話 今回でついに島津斉彬が急死ということで急展開しますが、やはりこの島津斉彬については一言書かなければならない、と思いました。 松平慶永(福井藩主)、山内豊信(土佐藩主)、伊達宗城(宇和島藩主)とともに幕末の四賢侯の一人と称せ…

西郷どんー南紀派と一橋派の対立ー徳川御三家、御三卿と将軍家

西郷どんー先々週から幕末の歴史上の人物が次々と登場しましたがいよいよ江戸幕府の幕末期の権力争いとなる井伊直弼らが紀州の徳川慶福(後の将軍家茂)推挙する南紀派と島津斉彬や老中阿部正弘が押す一橋慶喜の一橋派との対立が始まります。 今回の大河ドラ…

西郷どん(せごどん)-なぜ薩摩藩の人々は貧乏だったか

西郷どん(せごどん)-今日は先週かいたお由良騒動についての話しでした。薩摩藩内の斉彬派の粛清が始まり、これで父斉興と斉彬の関係はもはや修復しがたいものになりました。斉彬はこれによって窮地に陥りますが、来週今日初登場の藤木直人扮する老中阿部…

西郷どん(せごどん)-薩摩のお家騒動、お由良騒動について

西郷どん(せごどん)今日から主役の鈴木 亮平が出てきます。幕末の大きなうねりが始まるのはまだ先でしょうが、まずは幕末の薩摩藩を語る上で避けて通れない事件が薩摩のお家騒動となった「お由良騒動」です。本日の放送でも既にその前夜といえる場面が描か…

明治維新150年ー西郷(せご)どんを見ながら明治維新とはなんだったのかをこれから1年考えます。

大河ドラマ「西郷(せご)どん」が始まりました。 NHKとしても明治維新150周年ということを睨んで幕末ものにしたのでしょう。 「西郷どん(せごどん)」は本日第一回なのでドラマの評価はまだおいておきますが幕末の英主島津斉彬に渡辺謙、ナレーションに以前…

「女城主直虎」一年の感想

「女城主直虎」が日曜日に最終回 正直いって前半は殆ど見ていなかった。なぜなら「歴史大河」というよりはまるでホームドラマのノリで作られているようにみえたので、これは「花燃ゆ」の悪夢再来か、という印象があったためだ。 それが変わったのは小野政次…

「本能寺が変」はやはりタイトルとして変だろう。というわけで『本能寺の変」謎解き最新情報

それにしても「直虎」 先週は「信長、浜松来たいってよ」 今週「本能寺が変」 このテンションのないタイトルは何なんだ、と思ったけど、今回は戦国時代最大の謎の本能寺の変 云わずと知れた信長の家臣 明智光秀が信長を本能寺で奇襲、横死させた事件です 明…

会津藩士の「埋葬禁止令」覆す新史料で「定説」に異を唱えたことが正しいことが証明された件

ようやく一段落してブログ記事を書く余裕ができたのだけれど、殺人的な多忙の時期に当ブログの記事に関連する歴史的事実が報道されました。 ■戊辰戦争、会津藩士の「埋葬禁止令」覆す新史料見つかる 会津戊辰戦死者埋葬の虚と実―戊辰殉難者祭祀の歴史 虚構だ…

今川氏を滅亡させたにも関わらず天寿を全うした今川氏真

「直虎」で掛川城を半年にわたって攻めあぐねていた徳川家康が、今川氏真に使者を送り、和睦して家臣の助命と引き換えに掛川城を開城させました。一般的には、この掛川城の開城を以て戦国大名としての今川氏の滅亡ということになります。 さてかつて駿遠三を…

「嫌われ政次」の(高橋)一生ー小野政次とはどのような人物だったのか

本当に久々に大河ドラマの記事、正直「直虎」は何となく歴史ドラマではなくトレンデイドラマっぽい描き方だったのであまり熱心に見ていなかったのですが、昨日のはさすがに衝撃的な映像でした。 まずタイトルからしてすごい 「嫌われ政次の一生」 この「一生…

真田丸最終回ー史実を変えてもドラマは脚本が善し悪しを左右する

先週の日曜日、一年間楽しませてくれた真田丸が最終回を迎えました。 既に「真田ロス」という言葉があちこちから聞こえるほど、真田丸が終了して寂しいという声が強かったですね。 実際ここしばらくの大河ドラマの中でも一番面白かったといっていいでしょう…

久々真田丸ー豊臣秀頼下の豊臣家

久々に真田丸の話もうTwitterを始めいろんなところで今回の真田丸について「面白い」という反応が来ているのでドラマについての評価は今更行う必要はないでしょう。とはいえ、今回の「真田丸」ー三谷幸喜さん自身がかなり「意図的に」史実を変えている部分が…

豊臣家を滅亡させたのは 実は茶々である

真田丸 昨日は茶々が豊臣秀吉の側室になる模様が描かれていました。 その時のナレーションにも「これが豊臣政権崩壊の第一歩となったのは間違いない」ということを云っていました。これは本当に事実といわざるを得ません。一般に豊臣家を滅亡させたのは徳川…

「真田丸」関連ー豊臣家の人々、一族とその末路

この記事は「真田丸」のネタバレを若干含みますが、史実としてよく知られている点でもありますので、それでよろしければお読みください 羽柴⇒豊臣秀吉が日本史上でも農民(足軽)から天下人、最高権力者まで上り詰めた稀有な存在であることに異を唱える人は…

真田丸ー家康が最も恐れた男 稀代の智将真田昌幸

よく考えれば真田丸について今年の初め以降何も書いていませんでした。 今日から大阪編です。上杉に人質に行った信繁は今度は大阪で秀吉のもとに行かされることになります。ここから真田信繁の運命は大きく変わることになります。というのも三谷幸喜の脚本が…

真田丸ー武田勝頼ー愚将ではなく悲運の武将

真田丸ー放送第一回目なのでまだ評価云々は時期尚早と思われますので書きません。しかしなかなか楽しめました。キャステイングも今回三谷幸喜の息のかかった役者で占められ、その意味では期待できそうです。真田氏は祖父真田幸隆の時代から武田氏の家臣とし…

真田信繁(幸村)について

いよいよ明日から三谷幸喜の脚本のよる大河ドラマ「真田丸」の放送が始まります。 三谷幸喜のことですから脚本を一ひねりも二ひねりもするのではないかと思われますので、まあ一応見てみようと思っております。 その「真田丸」の主人公の真田幸村については…

大阪経済を立て直した五代友厚”才助”について

久々に歴史ネタしかし大河ドラマではなく朝の連ドラ「あさがきた」に出てくる五代友厚についてです。薩摩藩士というと大久保(利通)とか西郷(隆盛)とか黒田(清隆)とかいう名前を思いつきますが、五代友厚となると意外に知られていないようですので、こ…

大河ドラマではなく「奥様劇場」となった「花燃ゆ」

大河ドラマの「花燃ゆ」後半に長州藩の奥御殿が主要舞台ときいて何となく嫌な予感はしていたんだけどその嫌な予感が当たってしまったというのが後半を何回か見ての感想 ひとことでいってこれはもはや歴史の大河ドラマではない 昨日なんか特にそうだったが、…

花燃ゆー蛤御門(禁門)の変で久坂自刃以後後半が心配な件

花燃ゆー昨日で幕末の大事件である禁門の変(蛤御門の変ともいいます)が終わり松下村塾の三秀の中でもトップだった久坂玄瑞が自刃 久坂玄随 1840-1865個人的にはこの久坂玄瑞をここで失ったのは後の日本にとっても大打撃だったとは思いますが、やはり元々は…

花燃ゆー池田屋事件の史実及花燃ゆに纏わる「籾井安倍腰巾着疑惑」

久々の「花燃ゆ」に関する記事です。今日は幕末の大事件ーそう司馬遼太郎が「この事件がなかったら薩長土肥主力の明治維新は永遠にこなかったであろう」と解釈した事件でここから幕末が本格的に動いてくるのですが、今日の歴史考証はちょっとメチャクチャで…

花燃ゆー自己矛盾だらけの井伊直弼、歴史の評価は?

久々「花燃ゆ」の記事です。とうとう今回で吉田寅次郎こと松陰が安政の大獄で処刑されてしまい、来週からは新展開になります。私も予想していなかったんですが坂本龍馬が出るんですね。伊原剛志が坂本龍馬ですが果たしてどんな龍馬を見せてくれますか。そし…

花燃ゆー「松下村塾」の産声と歴史を動かす塾生たち

花燃ゆー今まで何も書かなかったけれどやはり「松下村塾」と聞いて何か書かずにはいられませんでした。今日は吉田松陰と久坂玄随との出会い、 今日のドラマで描かれていた久坂玄随と吉田松陰とのやりとりは全て史実です。 手紙も残っていますが。これは松陰…

花燃ゆー初回感想と保守派も多かった長州と薩摩

NHK大河ドラマ 「花燃ゆ」、初回放送見ました。勿論初回のみを見て全体の感想をいうのは時期尚早ですが初回を見た限りではそんなに違和感なく、じっくりドラマを見ることができました。伊勢谷友介の吉田松陰なかなかいいですね。後主人公の文の夫となる、小…

軍師官兵衛ー最終回感想 久々に見ごたえあった戦国物

ここのところ政治、選挙関係の記事ばかり書いていましたが、久々に歴オタモードに戻ります。 本日、軍師官兵衛 最終回終わりました。戦国物はここのところ、「天地人」とか「お江」とかはっきりいって駄作がつづいたのですが、結論からいって今回の「軍師官…

軍師官兵衛ー私の徳川家康論

軍師官兵衛ーいよいよ徳川家康が「天下取り」に動きそれを阻止しようとする石田三成との対立が激化します。そして豊臣家を支えていた前田利家が死去したあと、黒田長政、加藤清正、福島正則を始めとする七将が、石田三成を襲撃を計画、それを辛くも逃げた三…

軍師官兵衛ー坂口安吾の描く官兵衛と秀吉

軍師官兵衛ーついに晩年殆ど狂人に近かった秀吉が他界しました。また秀吉と官兵衛の最後の会見、実に見ごたえがありました。前回の「秀吉」の時と比べ、人間味や狂人ぶりをいかんなく演じた竹中直人、そしてそれに一歩も引けをとらない岡田准一の官兵衛、こ…

黒田熊之助について

軍師官兵衛ー昨日の「秀吉の最期」で官兵衛の次男、熊之助が事故により船が転覆し死亡する様も描かれました。当ブログでも黒田熊之助に関するアクセスがかなり集中したので驚きましたが、ここで少し詳しく黒田熊之助について書きたいと思います。とはいえ、…