都知事選所感。「民度の高かった(苦笑)」都民による都知事選終了ー今後が心配な山本太郎
昨日の都知事選 最終投票率が55%(!) 前回を4.73%も下回るお寒い限りの都知事選
そして結果もお寒い限りだ。開票率100%での最終得票率での主な候補の得票率
小池百合子 (現職) 3,661,371
宇都宮健児 844,151
山本太郎 657,277
小野泰輔 612,530
桜井 誠 178,784
立花 孝志 43,912
事前の調査でもリベラル層から保守層にいたるまで支持を拡大したための小池都知事のこの得票数、前回の「7つの0」の1つも公約として果たしていない知事がこれだけの得票数で圧勝するとは、どこかのアホな政治家が「日本人は民度が高い」などとほざいたが、本当に恥ずかしいほどの民度が高い(????)といわざるを得ない結果だ。(ため息)
もう1つ驚いたのは筋金入りのレイシストの桜井誠が5番目で何と178,784票(!!)も獲得している点だ。東京都民に一体何が起こっているのか。ナチス同様の人種差別主義者がこれだけの得票数を獲得するとはおおいに懸念すべきことが起きているようで、警戒すべきである。
それとあまりもふざけた候補が多すぎた。都知事選の本質を貶める候補でこれ何とかならないものかとも思うが規制する方法がないのが頭が痛い。
あと毎度のことながら「自分の気に入らない選挙結果」が出ると「ムサシ不正選挙説」をばらまいている輩がSNSに多数いるが、開票立会人を一度経験している私からすればそれはありえないことだとここで申し上げておこう。(開票ミスはあるが)
kyojiohno.hatenadiary.com最近思うに思うに「ムサシ不正選挙説」を唱える奴らって実は安倍親衛隊で投票率を下げるのが目的の安倍の別働隊ではないか?と勘繰りたくもなる。なぜならこの「不正選挙説」を拡散することで確実に投票率を下げる「成果」を上げているからだ。
そもそも「ムサシ」といっている時点で既にシロウトでムサシはメーカー名で機械自体は「テラック」という。開票立会人になった時この噂の「テラック」を注視したが、投票用紙を改竄する機能はどこにもなかった。あるのは投票用紙を数える機能だけ。実際に「テラック」という機械を見たことも検証したこともない人間がデマを「さも見て来たかのように」拡散するのは困ったものである。いい加減こういうデマに流されるのはやめるべきである。この行為を繰り返す人間に明らかに一定の意図があるような気がしてならない
山本太郎の今後について
さて本題に入ろう。今回の小池優勢はメデイアから嫌というほど流れた。だが今回小沢一郎を始め周囲が止めるのもきかずに出馬を強行した山本太郎はもし「自分自身とれいわ新選組」の存在感をアピールするのが主目的だとしたらその目論みはこの選挙結果を見る限り失敗だったとみていい。
自らの存在感と集票力を示すのなら野党統一候補の宇都宮健児氏を圧倒するくらいの得票数を集めないといけないはずだが、今回結果としては宇都宮氏と20万票近い差をつけられて3位。野党統一を実質的にぶちこわした点でリベラル層の多くが離反した結果といわれる。
山本と宇都宮両方と得票数を合わせても小池の半分にもみたないことを考えると山本が野党統一候補に加わらなくても問題ない、などと山本太郎を擁護する人が主張しているようだが、問題はそういうことではない。これは結果論ではなく信頼関係の問題だ。
結論からいって立憲民主党を始め野党各党が今回の山本太郎の行動をみて野党共闘としてのパートナー、もしくはコラボレーター(協力者)として山本太郎を選ぶだろうかと考えると私は今回の行動と都知事選の結果から難しくなったのではないかと考える。
単純に自分のビジネスパートナーとなった場合どうするか、と考えるとわかるが、自分のビジネスパートナーもしくは協力者が自分の知らない間に結果的に自分と敵対行為に近い行動をとったらその人間をパートナーもしくはコラボレーター(協力者)として選ぶだろうか、という問題だ。私だったら怖くてこういう人間とは組めない。
昨年の参院選で台風の眼になったあと、特に野党第一党の立憲民主党に対する山本太郎の態度には「上から目線」的な感じがあった。野党でもっとも議席の少ない政党が野党議席数の第一党に対して「自分の政策や条件を飲め、さもなければ協力しない」という態度をとり続けたのである。リベラル論客の多くはその要求をのまない立憲民主党の方に批判を矢を向けたが、冷静に考えてみるとこれは非常に失礼な態度である。
さらに既に衆院選では立憲民主党の候補がいる選挙区にれいわ新選組の候補をたてるという敵対行為といっていい行動を行い、さらに今回の都知事選での野党統一候補に対立する形での立候補。少なくとも立憲民主党との関係修復は極めて難しくなったといっていいだろう。
まして今回の選挙結果を受けて今までのような上から目線対応をとってもおそらくは相手にされない可能性の方が高い。野党共闘の仲間に入るのはこのままでは難しいといわざるを得ない。
政治家というのはよくも悪くもげんきんなものである。今回の都知事選が昨年の参院選のような台風の眼を維持すればよかったが、残念ながら今回は全くそれとはかけ離れた結果になっている。他の政党の山本太郎に対する態度は従来とガラッと変わるだろう。尚、立候補発表が遅れたことは理由にならない。
山本太郎は良くも悪くもぶれない。そしておそらく妥協を嫌う性格の人だと思う。一度こうすると決めたら絶対に折れない。しかし政治には時折妥協も必要である。だがどうも山本太郎という人間はそれができない、もしくはやろうとしていないのかもしれない。とにかく一度こうする、と決めたらテコでも動かない。そういう性格のように思う。そういう態度は上手くいっている時はいいが、一度つまずくと自滅に向かわざるを得ない
今回の敗戦の弁を見ても自らの今までの態度を改める素振りは全く見せていない。だが政界の「後見人」的な存在だった小沢一郎との間にも溝を作り、立憲民主党との関係も修復不可能なレベルになったとすれば山本太郎が野党共闘の中に入ることは難しく、年内にあるといわれる衆院解散にも孤立する可能性がある。
せっかく無党派層を掘り起こす力がありながら、私には山本太郎が自らの能力を過信して自滅に向かっているようにしか見えない。
今のままいけば、の話だが
都知事選諸々ー奇人変人のショーケースと化した候補者と台風の眼にまだなりきれていない山本太郎
一応都民なので私は大きく関係する
普通に考えれば小池の再選に宇都宮、山本太郎、あと強いて言えば維新の小野の争いといえるだろうが、今回市場最多の22人の立候補!そしてその面子の酷いこと。
魑魅魍魎の面子といっていい
さらに前回も出たおぞましきレイシスト。この男選挙の度に出馬するがその資金はどこから出ているのだろう?そんな裕福な男には見えないので誰かスポンサーがいるんだろうな。
この人たちは自分が当選するなど露も思っていないはずだ。はっきりいって大多数は「ただ目立ちたい」がための立候補であり、さながら奇人変人のオンパレード。なんか都民がバカにされているような感じで不快な気分になる。
これというのも東京都知事選は他の地方選挙と違い、マスコミの扱い方が違うため、「宣伝メデイア」として格好なものになっているからだろう。供託金はどうせ没収されるが宣伝費だと思えばいいくらいに考えていると思う。
とにかく目立とう、目立とうということでコスプレはするは、(権利の侵害もしている後藤氏は後に謝罪)既成政党に極めてよく似た政党名でおかしなスローガンで立候補したりしているが、はっきりいって質の悪いバラエテイでしかない気がする
これも衆愚政治? たぶんそうなんだろう。
しかしこれだけ大騒ぎしても誠に残念ながら小池都知事の有利は変わらない。焦点は山本太郎が4年前の小池の無党派層の票をどれだけ自分のところに取り込めるか、仮に相当数取り込んだにしても自公の支持層の一定部分は小池に行きそうなので、奇跡でも起きない限り逆転はないと思われる。
しかも困ったことに読売新聞の調査だが、小池支持は野党支持者の間でも相当入り込んでいる。
山本太郎について
まず最初に今回の都知事選挙において山本太郎の出馬強行については私自身も思うところが多々あるが、それについて述べる前に山本太郎の一部支持者の間で対してちょっとでも批判や検証するコメントを書いただけで逆上し、一部は攻撃している輩が見られるがそれでは安倍批判に逆上して攻撃するネトウヨと本質的に変わらない。そうした行為は山本太郎候補自身を貶める行為だからやめるべきである。真の支持者はそういう行動はとらないし、山本太郎氏自身もそんなことは望んでいないはずだ。
もっと多様な意見を受け入れ、広い視野を持つべきだということは云っておこう。
さてそれを踏まえると今回の山本太郎、実質的な野党共闘の宇都宮氏が出馬しているにも関わらず出馬を強行したのは、コロナ関係で街頭演説がしにくくなり、党の勢いも削がれている現状に対する焦りではないかともいわれている
前回の参議院選でも自分が名簿のトップにいれば楽々当選できたものをあえてそれをしなかったように、どうも山本太郎のやることには毎回ある種の「賭け=バクチ」のようなものを感じる。
今回もそうだ。あえて野党共闘を壊す行為を行い、政界の後見人的存在の小沢一郎との溝を生じさせるリスクまで負ってあえて立候補する。そのリスクにふさわしいものを得るとしたらなんだろうか?
山本太郎も正直自分が小池に勝てるとは本気で考えてはいないだろう。立候補の表明も遅かった。だとしたら野党共闘の宇都宮氏を遙かに凌ぐ得票数を獲得して小池の次点に最低限なる、あわよくば肉薄するだけの得票数を得る、くらいしか思いつかない
だが残念ながら読売新聞の情勢調査を見る限りは少なくとも今のところはうまくいっているとは言い難い。確かに山本太郎の演説の場には人は大勢いるが前回の参議院選挙の時のような勢いを感じない。それは上の読売新聞調査の「無党派」の支持分布を見てもわかる。「無党派」でも小池支持がトップである。
山本太郎が台風の眼になる、ということであれば少なくとも「無党派層」は小池を上回るくらいの勢いが必要である。だが少なくとも現時点での上記の図を見る限りでは宇都宮氏や小野氏の後塵を配している。
このままいけば山本太郎は今回の都知事選で得るものよりも失うものの方が多くなる。
私が見る山本太郎は良くも悪くもぶれない。そしておそらく妥協を嫌う性格の人だと思う。一度こうすると決めたら絶対に折れない。何をやるにもオール・ オア・ナッシング(全てか無か)の傾向があるのではないか?
野党共闘しなければ安倍政権を倒すことはできないことは百も承知なのに、他の野党ーとりわけ立憲民主党に対しては冷たい態度で、「自分の政策に乗れば協力する、乗らなければ協力しない」の姿勢を貫いており、ある意味野党第一党に対しては失礼ともいえる姿勢といっていい。また立憲民主党の候補者の選挙区に強引に候補者を置くなど、敵対行為と言える行為をしている。そして今回の野党共闘のぶちこわし、こうなると立憲民主党との関係修復はかなり難しいとまでいっていいだろう。もしその姿勢を今後とも貫くのならばそもそも話し合いにすらならないし野党共闘など不可能である。
但し今回もし都知事選で野党共闘の宇都宮氏の後塵を配すことになったとしたら果たして従来のような姿勢を貫けるだろうか?(今のままいけばそうなる)少なくとも立憲民主党を始め他の野党からは「一時的なブーム」と片付けられ、それでも従来の姿勢を山本氏が続けるのであれば無視される可能性がある。その時は山本氏も立憲を始めとする他の野党に対して妥協する必要性も出て来るが果たして山本氏にそれができるだろうか?
せっかく政治に対する無関心層を掘り起こす能力がありながら、オール・ オア・ナッシングの姿勢を貫きすぎるのはいかがなものか、とも思う。オール・ オア・ナッシングの姿勢はうまくいっている時はいいが、つまずくと自滅する。
私は山本太郎とれいわ新選組が自滅の道を歩み始めていることを危惧する。
都知事選勝手に分析ーよく見ると小池、山本、宇都宮の「無党派層」票の奪い合い、保守対リベラルという単純な図式ではない
東京都知事選が告示されました。史上最多の22人が立候補していますが、どうみても何を目的に立候補しているのかわからない人が大半で正直閉口しています。東京都という世界二番目の大都市ということもあり都知事選に出る、というだけでそれだけ目立つことができる、からなんでしょうがね
だが実質的には小池都知事の再選立候補に続き、立憲民主党、社民党、共産党が推薦する宇都宮健児氏、れいわ新選組代表の山本太郎氏、あと強いて言えば維新が推薦する小野泰輔氏の4名で争われることになるでしょう。
個人的には、今回山本太郎氏の立候補には驚き寧ろ憤慨しました。なぜただでさえ社会的に少数派のリベラル派層をあえて分断するような行為をするのか、野党共闘をぶちこわすような行動をとるのか、という点が理解できませんでした。政界の実質的な後見人だった小沢一郎氏も今回の山本氏の行動にさじを投げたようですが、今回の都知事選になぜそうまでして出馬したかったのか、追々わかるかもしれません。
ですが、ここで少し冷静に4年前の都知事選を振り返り分析してみますと、前回の小池氏の得票は自民、公明のような組織票に支えられたものではなく、寧ろ無党派層の支持によって支えられていたことがわかります。
改めて4年前の都知事選を見ますと
1.小池ゆり子 2,912,628票 無所属
2.増田寛也 1,793,453 無所属(自民、公明、日本のこころ推薦)
3.鳥越俊太郎 1,346,103 無所属(民進党(当時)・日本共産党・
・生活者 ネットワーク 推薦)
つまり前回小池氏は組織票の強い自民、公明の推薦候補を大差で破っているのです。つまり小池ゆり子氏は必ずしも組織票で知事になったわけではない、という点をまず押さえておかないといけません。
もっとも前回も自民支持層の相当数が小池氏に投票したようですが、
当時を振り返ると東京都議会における自民党のセクハラ問題を始め自民党に対しては逆風が吹いていました。特に無党派層の中の女性票が大きく小池支持に向かったようです。
さてそれをふまえて考えますと山本太郎氏の今回の都知事選出馬の意味するものが少し変わっているような気がします。もう一度考察してみますと実は「リベラル分断」という単純な話ではないように思います。なぜなら山本太郎氏、及びれいわ新選組は100% 無党派層の支持による政党だからです。
つまり確かに一部はリベラル層の支持層とかぶりますが、寧ろ前回小池を支持してきた無党派層の方が大きくかぶるかもしれません。
宇都宮氏は立憲民主党、社民党、共産党、緑の党推薦という筋金入りのリベラル層、しかも政策や政治思想に一定の理解を持っている層が支持しています。確かに一部は山本支持層に回るかもしれませんが、寧ろ小池票の方を大きく食う可能性があります。
いずれにせよ今回の都知事選、保守対リベラル、とか組織票対無党派 という単純な図式ではなさそうです。
勿論それを考えても小池現都知事の優位は変わりません。特に知事選は現職はいつも有利ですから.. そして今回のコロナ対策では都民でも評価する向きが確かにあります。
但し4年前に小池現都知事の7つの公約を見て下さい。
公約を実現したのは「ペット殺処分0」と今回のコロナ災禍にともない半ば「けがの功名」的に達成した(ように見える)満員電車0
それ以外は公約を実現したとは到底いえない状況です。
さて、これらを含めて皆さんはどうお考えでしょうか?東京都民でないと関係ない、といわれればそれまでですが東京都の動向は国政にも大きく影響しますので今回の都知事選は注目したいと思います。
いずれにせよ今回の都知事選は結論からいいますと「保守対リベラル」という簡単な図式ではなく、「無党派層の奪い合い」の選挙といっていいと思います。
緊急事態宣言解除された....けれど まだ自制心を以て過ごしましょう
さて4月8日午前0時から発令された緊急事態宣言が昨日解除されました。
一時は3桁の感染者数が続きましたが、欧米メデイアがいうようなニューヨークやイタリアのような爆発的な感染者数にはならずに済み、欧米諸国と比べ死亡者数も少なく医療崩壊も寸前で食い止められたようです。現場の医療関係者には感謝の言葉も思いつかず、ひたすら敬意を表するしかありません。
それにしても医療関係者に対する一部の心無い人間の中傷や差別は本当に腹立たしいですね。日本人がいかに劣化したか、レベルの低い国民になったかということを認めざるを得い事象です。
恐いのはこの緊急事態宣言解除に伴い勘違いして羽目を外す人間が続出することです。マスクもせず従来通りの行動をしたらまたあっという間にパンデミックになる危険性も。自制心は持ち続けるようにお願いしたいものです。
ちなみに緊急事態宣言が解除されても下記の図の「ステップ0」が「ステップ1」に動いたに過ぎません。次に「ステップ2」に移るかどうかはその時の状態によります。
ステップ3までまだまだ長いです。ライブハウス含め全て解除は順調にいっても7月に入ってしまうかもしれません
緊急事態制限が解除だから羽目をはずして夜遊びし放題、というわけではありませんのでくれぐれも自制心を以て行動をお願いしたいものです。
そんな中神奈川県が首都圏三県で一番感染率高かったにも関わらず、ライブハウス含め全面解除するそうです。
■神奈川県は5月27日午前0時に全業種一斉解除 バー、ライブハウス、映画館も営業再開へ
https://www.hamakei.com/photoflash/4810/
私は音楽関係者でこれを喜びたい気持ちは無いではありませんが、時期尚早な気もします。少し危ない橋を渡っている気がしないでもありません。
東京都のように休業補償したくないから?と勘繰りたくもなります。
いずれにせよ緊急事態宣言が解除されても基本的な問題は何も解決されていませんので、また第二波、第三波の懸念があります。そのためにも自制心を以て進めて行かなくてはなりません。ワクチンが普及するまでは油断はできません。
安倍政権の終わりが見えてきたここ一週間あまりー検察庁法案の採決見送りと黒川辞任による廃案ーまさに映画のブラックコメデイなみの展開
ここ1週間から10日までの安倍政権にからむ動きは面白かった
私も相当 #検察庁法改正案に抗議します とか #検察庁法改正を廃案に をつぶやいた方だが、twitterジャパンによる意味不明な操作の関係でツイート数が前後したが500万とも900万ともいわれる
一部ネトウヨ筋からこれらは「スパムである」という主張があったが、それは事実ではないということがソーシャルメディア研究者によって検証された。
いうまでもないが安倍政権は黒川弘務検事庁を「得難い人材」などと称して黒川氏の定年延長の閣議決定と一連の検察庁法案の強行採決をやろうとしていた。
しかしこれだけtwitterデモが盛り上がると与党内からも検察庁法法案の強行採決に関して異論が出た、
石破も船田も改憲派だし私とは考えが違う人物だが安倍よりははるかにマシな人物であることを示した。
そして公明党も足元の支持者から相当な突き上げを食らっているようである
そうした背景もあり安倍政権は今国会での検察庁法案の採決を見送らざるを得なくなった。
ネットでは検察庁法案に反対する芸能人に対するネトウヨを中心とした攻撃がかなり酷かった。未確認だがこの攻撃するネトウヨは官邸の世論操作の指令を受けている(つまり官邸のバイト)という説が消えない、
しかし安倍政権は秋の国会で再度成立を図る、とあきらめなかった。時期がくれば「どうせ国民は忘れる」とタカをくくっていたのだろう。
その折に安倍政権の今や天敵となりつつある週刊文春が強烈な文春砲を炸裂させた
これまで多くの安倍政権に打撃を与えてきた文春だが、今回は本当に強烈である、公明党幹部:事実なら辞任すべきといっていたが、本人も認めたために辞任せざるを得なかった。
尚、世間常識としては当然懲戒免職だが、人事院の懲罰規定では何でも賭け麻雀は懲戒免職にはならないらしい、この規定自体がおかしいと思う。
だが問題はこの麻雀の相手が大手新聞社の記者、朝日新聞1名と産経新聞2名が加わっていたこと。
大新聞の記者がこうして検察のトップと「癒着している」構造が見えたことの方が問題。これは記者クラブ の問題そのものであるといわざるをえない。だから日本の報道は大本営発表 になりやすい。
少額でも金銭を賭けていたことが事実であればこの記者達も辞職すべき。権力に従順な報道記者などいらない
安倍晋三総理大臣は検察庁法には特定の人物への恣意的な人事を背景にはしていない、と述べていたが、そもそも云々を「でんでん」市井を「しい」などと小学生レベルの漢字も読めない総理大臣が「恣意的」の意味を理解しているとは到底思えない。
ちなみにTwitterでこういうアンケートを取ってみた
#検察庁法改正に抗議します でアンケート
— Ohno Kyoji (@kyojiohno) May 16, 2020
安倍首相が「恣意的な人事はないと断言」と発言していたが云々を「でんでん」市井を「しい」などと小学生レベルの漢字も読めない総理大臣が「恣意的」の意味を理解していると思いますか?#検察庁法改正案に反対します #安倍晋三https://t.co/x9pNELCzud?
「穏健派&リベラル派」議論&交流の部屋「青の会」
「安倍を本気で倒す会」
「戦争をしない政府を取り戻すオール日本の会」
「国民主体で悪政を許さない❗️❗️」自由と平和と愛と人権を大切にして伝えるグループ
以上から合計46票を集計。
結果は
・実は理解おらずルビがないと恣意的も読めない 41票
・意味を理解している 4票
・その他(知っていて嘘ついている) 1票
ちなみに「意味を理解している」と回答したのはいずれもtwitter経由のデータ
だから検察庁法案を強行採決して黒川を検事総長にする、というのは安倍政権にとって規定の過程だったはずだ。
しかし語るにおちた、黒川辞任で検察庁法案廃案へ
この明らかに違法のクソ法案は黒川を検事総長にするためのものだったことを認めたのと同じ行為だ。本当に当たり前のように嘘をつく男である、云っている事の9割以上は嘘といっても過言ではない
何はともあれこれは民主主義の勝利 といっていいだろう。
それにしても
いやーまさにここ一週間ー10日はまさに映画にしてもいいような「コメデイ」といっていい。しかも大いに笑えるが笑えないブラックコメデイである
安倍政権が検事総長の稲田氏を始め過去多くの「火消」をしてきた黒川を検事総長にすることに固執した理由は明らかだ。安倍政権にとって致命的なことが起きようとしているからである。
また当然だが例の「桜の会」で安倍総理自身が刑事告発されている。おそらく検察はこれを受理して捜査を開始するものと思われる。
安倍晋三は内心相当焦っているものと思われる。特に河井夫妻はよほどのことがない限り明日にも解除される緊急事態宣言によって逮捕される可能性が高い。おそらく稲田総長はそのつもりと思われる
今回の一連の動きは安倍政権さらに安倍政権を支えるマスコミとの癒着、さまざまな病巣があるものと思われる。黒川元検事長も退職金をこのまま持ち逃げさせてはいけない。
さて今回の事態で安倍政権の支持率が下がった。27%
私的にはこれでも高すぎる気がするが、2年前の「もり・かけ」以来の危機である。しかも支持率が下がったのは検察庁法案と黒川氏の一連の動きだけでなく、何よりもコロナ対策のまずさも影響している。
前回は安倍政権を立ち直らせてしまった。今回はそうさせてはならない
自粛ポリス、炎上、その他ネットで揚げ足とりエセ「正義」をふりかざして叩く輩は全て劣等感の塊の連中
今自粛ポリスが社会問題になっている。
店舗に貼り紙をする、県外ナンバーの車を監視する、バーベキューの写真を投稿した個人のSNSを晒す、芸能人がSNSに投稿した写真の粗探しをする――。こうした嫌がらせだけでなく、無自覚に行う相互監視も含まれる自粛ポリスだ。
酷い場合はそれらの行為を行ったものの住所や実名を晒し、それら他の自粛ポリス連中の嫌がらせを誘発する。
下の写真も自粛要請なら正々堂々面と向かって言えばいいのにこういう張り紙を行い、影でコソコソ嫌がらせ行為を行う。ちなみにこの貼り紙の被害を受けたのは高円寺のライブハウスだが、東京都は既に配信目的の無観客ライブは営業と見なさない,と決定しているので例えこの貼り紙主が警察に訴えても(たぶん訴えたところで逆に威力業務妨害で捕まるだろww) そのお店は何らお咎めをうけないから無駄である。たぶんそんなことも知らないのだろうし、この行為をやっている人間は貼り紙をする行為の方が重要なのである。
この「自粛ポリス」だけでなくネットで他人を叩く奴は「正義」を名目に他人を叩く口実を探す。その「正義」を名目にすれば自分が強い立場にたち、他人より優位にたてると思い込んでいるのだ。
そしてその「正義」で他人を攻撃し、場合によってはそのために犯罪を犯すのも厭わないという構造だ。ネットでもその「正義」を名目にした他人への誹謗中傷、名誉棄損とかで裁判になり、ほぼ全てのケースで「正義」を名目として攻撃した人間が負けているのだが、攻撃している人間はそんなことはおかまいなしだ。
確かに長い間のステイホーム、自粛でイライラしている人も少なくないだろう。私は実は全然暇していないが、暇な人は多いはず
小人閑居して不善をなす、という格言があるようにアホが暇になるとだいたいロクなことをしない。その結果が自粛ポリスだったりあちこちでおきている炎上事件だったりしている。
「正義」を名目にして他人を攻撃、場合によっては犯罪すら厭わない(これ本末転倒だということがわからんかww)
これはエセ正義 以外の何物でもない
「人の感情は『比較』なんですよね。相手と自分とどっちが上なのかっていう風に考えると、損してでもいいから相手の収入を減らしてやれ、っていう発想になる。SNSの誹謗中傷も貼り紙行為も違法行為になりかねませんが、リスクを冒してでも相手を貶めたい。当人にとっては正義の鉄槌なんです。正義のためなら、違法なことも許されると思っているんです」
「科学的な根拠は特になく、目にした情報を集めて、自己流のルールを作ってしまう。絶対に私は正しいぞ、と思っている。自分の気に食わない情報は排除する。自粛ポリスの考え方は、こういうものです。非常時では、普段隠れている偏見や差別が出てくることもある。でも、これは、ほとんどの人たちにも当てはまる。パーソナリティーって結局、環境次第なんですよ」
以前から炎上やネットでの「荒らし」、そして今回のこの「自粛ポリス」行為、いずれも「エセ正義」をふりかざして他人を攻撃して憂さ晴らしをするのが目的。なぜこのような行動をとるかというと、ストレスだけではなく実はこういう行為を行うのは劣等感の塊の人間だからだ。自分が他人に比べて劣っているというコンプレックスを「エセ正義」をふりかざせば、他人より優位にたてるように思い、攻撃性が増す。ある意味可哀相な人たちでもある。要するに劣等感とコンプレックスの塊のような連中である。
だが可哀相な人たちでの一言では到底済まない状況だ。なぜならこの劣等感の塊のような連中による攻撃、炎上、(自粛ポリスを含めて)は社会にとって極めて有害な存在になってきているからである。
だが一方でこんな行為をネットの誰もがやっているとは思えない。
実際全体から見れば数パーセントにすぎないだろう。
同じく「エセ正義」や「安倍政権擁護」に明け暮れるネトウヨもネットユーザーの2%に過ぎないといわれている。おそらくこういう「自粛ポリス」で「エセ正義」で攻撃している人間も同じくらいのパーセンテージではないかと思われる。
記憶に新しい「サザエさんのGWお出かけ」の炎上事件
note.com実際サザエさんの磯野一家は不謹慎だといったのはあれだけtwitterでトレンドを起したにもかかわらず、たった11人だったという
さもありなん、という感じだ、
最近の悪い傾向としてたった11人のノイジーマイノリテイーがSNSやネット全体の中で異常な発言力を持ってしまっている点が問題である。それら極端な意見ほど目だってしまいそれが増幅され社会に悪影響を与えているという構図、
メデイアの伝え方にも甚だ問題がある。この11人のノイジーマイノリテイ―の見解があたかも社会の多数派の意見であるかのようなミスリードしており、あるメデイアの方が「炎上事件」を楽しんでいるのではないかと勘繰りたくなる節もある。いずれにせよこのような極端な意見、暴論はネット時代以前なら本来一笑に付される程度の見解であり、本来ならスルーされて然るべきである。結果的にはマスメデイアがこういう極端な意見による炎上を寧ろ増幅している傾向すらある。
これはネットの昨今の風潮である。こういう傾向は止めなくてはいけない
上記引用の記事でも書いてあったがメディア(?)が存在しない炎上をマッチポンプ的に自ら作り出すのもやめてほしいし,あまりにもおかしい炎上があるというニュースは本当に存在するのか注意すべきである。
炎上事件も自粛ポリスも多分にマスメデイアが面白おかしく増幅している傾向が少なくない。そういう行為を行うのは全体の数パーセント、ノイジーマイノリテイ―の暴論を増幅して楽しんでいるメデイアがあったとしたらそれは極めて有害である。
緊急事態宣言下でも「社会のエセンシャル(社会に最低限必要なもの)維持」のために働いている人たちに感謝するどころか誹謗差別する日本人の民度
昨日で緊急事態宣言が東京他各地域で発令されてから一か月です。
私も買い物とか母親の病院の付添とかを除いてステイホームモードになっていましたが、勿論ステイホームしたくてもできない職種の人も少なくないです。
いわゆる「エセンシャル」といわれる、この職種がストップしてしまうと社会の機能が止まり維持できなくなるために職務を続行しなければならない人たちです。その人たちの職種を揚げますと
・公務員(国家公務員、地方公務員ー但し職種によってはテレワークしている人たちもあり)
・警察、消防、自衛隊
・病院、医療関係、薬局関係、ドラッグストア
(必然的に)薬剤メーカー、医療関係用品の製造メーカーは通常通り操業
・食料品、日用品販売ースーパー コンビニ、その他食料品店
(必然的に)食品製造会社、日用品製造会社も通常通り操業
・農業、漁業、畜産等の関係者
・金融、資本、株取引関係
社会が回る血液のようなもの。なくてはならないものです
・物流、輸送関係
・廃棄物(ゴミ)回収関係
・公共の交通機関関係(鉄道、バス、飛行機等)
・通信、ネット、その他ライフライン関係(電気、ガス、水道関係)
その他 テイクアウト食品、デリバリー関係、必要あれば工事関係は営業が認められています。
まだ他にもいるでしょうが、こうしてみると社会を維持するための「エセンシャル」関係の仕事をしている人は結構いますね。社会全体としてどのくらいの割合がこの職種についているかわかりませんが、全体として2割ー3割はいるかもしれませんね。
そして大事なことはこの「エセンシャル」の職種の皆さんは我々ステイホームしている者より遙かに高い感染リスクの環境の中で仕事をしている、という点です。
だからご苦労様、そしてありがとう、とこの人たちにはいうべきです。
特に医療関係者はこのコロナウイルスと人類の戦いではいわば「最前線の兵士」であり、最も高い感染リスクの環境で私たちのために戦ってくださっている方々です。
この人たちに対しては感謝の言葉もありません。
なのにこういう人たちに対して心無い言葉を投げかける人間が少なくありません。
そして感染者へのいわれない差別です
まさに今の日本人はコロナ患者にたいしてこのマンガと同じことをしている、といってもいいでしょう。自分が同じ感染者で同じ目に遭うかもしれない、という想像力が全く欠けています、
今回のコロナウイルスでいかに日本人が低い民度の国民であるかが露呈してしまったと思います。残念ながら
こういう行為を平気でする人間が多いのであれば今日本人であることが実に恥ずかしいことである、と言わざるを得ません。あまりにも民度が低すぎる国民です。
コロナウイルス感染リスクの高い場所にいる「エセンシャル」の職種の皆さんに対しては感謝するし、寧ろこの人たちを応援すべきです。この人たちが頑張っているから日本社会は崩壊しないで済んでいるのです。
それがわからない人は電気もガスも水道も、そして勿論医療機関とかも一切利用せず、絶海の孤島で一人暮らしてみればいいです。「エセンシャル」の人達のありがたみがわかるはずです。
ご存じの方も多いでしょう。医療崩壊が起き、コロナで多数の死者が発生したイタリアでは医療関係者に感謝する歌を外出禁止期間に住民が歌っていました。この状況、誰よりも感謝すべき人たちは医療関係者です
日本では絶対に起こり得ないことでしょう。残念ながら
民度だけでなく文化程度も低い国。
もはや野蛮な国といってもいいでしょう。悲しいことですが..