KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

緊急事態宣言下でも「社会のエセンシャル(社会に最低限必要なもの)維持」のために働いている人たちに感謝するどころか誹謗差別する日本人の民度

昨日で緊急事態宣言が東京他各地域で発令されてから一か月です。

私も買い物とか母親の病院の付添とかを除いてステイホームモードになっていましたが、勿論ステイホームしたくてもできない職種の人も少なくないです。

いわゆる「エセンシャル」といわれる、この職種がストップしてしまうと社会の機能が止まり維持できなくなるために職務を続行しなければならない人たちです。その人たちの職種を揚げますと

・公務員(国家公務員、地方公務員ー但し職種によってはテレワークしている人たちもあり)

・警察、消防、自衛隊

・病院、医療関係、薬局関係、ドラッグストア

  (必然的に)薬剤メーカー、医療関係用品の製造メーカーは通常通り操業

・食料品、日用品販売ースーパー コンビニ、その他食料品店

(必然的に)食品製造会社、日用品製造会社も通常通り操業

・農業、漁業、畜産等の関係者

・金融、資本、株取引関係

 社会が回る血液のようなもの。なくてはならないものです

・物流、輸送関係

・廃棄物(ゴミ)回収関係

・公共の交通機関関係(鉄道、バス、飛行機等)

・通信、ネット、その他ライフライン関係(電気、ガス、水道関係)

その他 テイクアウト食品、デリバリー関係、必要あれば工事関係は営業が認められています。

まだ他にもいるでしょうが、こうしてみると社会を維持するための「エセンシャル」関係の仕事をしている人は結構いますね。社会全体としてどのくらいの割合がこの職種についているかわかりませんが、全体として2割ー3割はいるかもしれませんね。

そして大事なことはこの「エセンシャル」の職種の皆さんは我々ステイホームしている者より遙かに高い感染リスクの環境の中で仕事をしている、という点です。

だからご苦労様、そしてありがとう、とこの人たちにはいうべきです。

特に医療関係者はこのコロナウイルスと人類の戦いではいわば「最前線の兵士」であり、最も高い感染リスクの環境で私たちのために戦ってくださっている方々です。

この人たちに対しては感謝の言葉もありません。

なのにこういう人たちに対して心無い言葉を投げかける人間が少なくありません。

 

headlines.yahoo.co.jp

そして感染者へのいわれない差別です

まさに今の日本人はコロナ患者にたいしてこのマンガと同じことをしている、といってもいいでしょう。自分が同じ感染者で同じ目に遭うかもしれない、という想像力が全く欠けています、

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 今回のコロナウイルスでいかに日本人が低い民度の国民であるかが露呈してしまったと思います。残念ながら

こういう行為を平気でする人間が多いのであれば今日本人であることが実に恥ずかしいことである、と言わざるを得ません。あまりにも民度が低すぎる国民です。

コロナウイルス感染リスクの高い場所にいる「エセンシャル」の職種の皆さんに対しては感謝するし、寧ろこの人たちを応援すべきです。この人たちが頑張っているから日本社会は崩壊しないで済んでいるのです。

それがわからない人は電気もガスも水道も、そして勿論医療機関とかも一切利用せず、絶海の孤島で一人暮らしてみればいいです。「エセンシャル」の人達のありがたみがわかるはずです。

ご存じの方も多いでしょう。医療崩壊が起き、コロナで多数の死者が発生したイタリアでは医療関係者に感謝する歌を外出禁止期間に住民が歌っていました。この状況、誰よりも感謝すべき人たちは医療関係者です

 

日本では絶対に起こり得ないことでしょう。残念ながら

民度だけでなく文化程度も低い国。

もはや野蛮な国といってもいいでしょう。悲しいことですが..

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