KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

自粛ポリス、炎上、その他ネットで揚げ足とりエセ「正義」をふりかざして叩く輩は全て劣等感の塊の連中

今自粛ポリスが社会問題になっている。

店舗に貼り紙をする、県外ナンバーの車を監視する、バーベキューの写真を投稿した個人のSNSを晒す、芸能人がSNSに投稿した写真の粗探しをする――。こうした嫌がらせだけでなく、無自覚に行う相互監視も含まれる自粛ポリスだ。

酷い場合はそれらの行為を行ったものの住所や実名を晒し、それら他の自粛ポリス連中の嫌がらせを誘発する。

下の写真も自粛要請なら正々堂々面と向かって言えばいいのにこういう張り紙を行い、影でコソコソ嫌がらせ行為を行う。ちなみにこの貼り紙の被害を受けたのは高円寺のライブハウスだが、東京都は既に配信目的の無観客ライブは営業と見なさない,と決定しているので例えこの貼り紙主が警察に訴えても(たぶん訴えたところで逆に威力業務妨害で捕まるだろww) そのお店は何らお咎めをうけないから無駄である。たぶんそんなことも知らないのだろうし、この行為をやっている人間は貼り紙をする行為の方が重要なのである。

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この「自粛ポリス」だけでなくネットで他人を叩く奴は「正義」を名目に他人を叩く口実を探す。その「正義」を名目にすれば自分が強い立場にたち、他人より優位にたてると思い込んでいるのだ。

そしてその「正義」で他人を攻撃し、場合によってはそのために犯罪を犯すのも厭わないという構造だ。ネットでもその「正義」を名目にした他人への誹謗中傷、名誉棄損とかで裁判になり、ほぼ全てのケースで「正義」を名目として攻撃した人間が負けているのだが、攻撃している人間はそんなことはおかまいなしだ。

確かに長い間のステイホーム、自粛でイライラしている人も少なくないだろう。私は実は全然暇していないが、暇な人は多いはず

小人閑居して不善をなす、という格言があるようにアホが暇になるとだいたいロクなことをしない。その結果が自粛ポリスだったりあちこちでおきている炎上事件だったりしている。

「正義」を名目にして他人を攻撃、場合によっては犯罪すら厭わない(これ本末転倒だということがわからんかww)

これはエセ正義  以外の何物でもない

「人の感情は『比較』なんですよね。相手と自分とどっちが上なのかっていう風に考えると、損してでもいいから相手の収入を減らしてやれ、っていう発想になる。SNSの誹謗中傷も貼り紙行為も違法行為になりかねませんが、リスクを冒してでも相手を貶めたい。当人にとっては正義の鉄槌なんです。正義のためなら、違法なことも許されると思っているんです」

「科学的な根拠は特になく、目にした情報を集めて、自己流のルールを作ってしまう。絶対に私は正しいぞ、と思っている。自分の気に食わない情報は排除する。自粛ポリスの考え方は、こういうものです。非常時では、普段隠れている偏見や差別が出てくることもある。でも、これは、ほとんどの人たちにも当てはまる。パーソナリティーって結局、環境次第なんですよ」

 以前から炎上やネットでの「荒らし」、そして今回のこの「自粛ポリス」行為、いずれも「エセ正義」をふりかざして他人を攻撃して憂さ晴らしをするのが目的。なぜこのような行動をとるかというと、ストレスだけではなく実はこういう行為を行うのは劣等感の塊の人間だからだ。自分が他人に比べて劣っているというコンプレックスを「エセ正義」をふりかざせば、他人より優位にたてるように思い、攻撃性が増す。ある意味可哀相な人たちでもある。要するに劣等感とコンプレックスの塊のような連中である。

だが可哀相な人たちでの一言では到底済まない状況だ。なぜならこの劣等感の塊のような連中による攻撃、炎上、(自粛ポリスを含めて)は社会にとって極めて有害な存在になってきているからである。

news.yahoo.co.jp

だが一方でこんな行為をネットの誰もがやっているとは思えない。

実際全体から見れば数パーセントにすぎないだろう。

同じく「エセ正義」や「安倍政権擁護」に明け暮れるネトウヨもネットユーザーの2%に過ぎないといわれている。おそらくこういう「自粛ポリス」で「エセ正義」で攻撃している人間も同じくらいのパーセンテージではないかと思われる。

記憶に新しい「サザエさんのGWお出かけ」の炎上事件

note.com実際サザエさんの磯野一家は不謹慎だといったのはあれだけtwitterでトレンドを起したにもかかわらず、たった11人だったという

さもありなん、という感じだ、

最近の悪い傾向としてたった11人のノイジーマイノリテイーSNSやネット全体の中で異常な発言力を持ってしまっている点が問題である。それら極端な意見ほど目だってしまいそれが増幅され社会に悪影響を与えているという構図、

メデイアの伝え方にも甚だ問題がある。この11人のノイジーマイノリテイ―の見解があたかも社会の多数派の意見であるかのようなミスリードしており、あるメデイアの方が「炎上事件」を楽しんでいるのではないかと勘繰りたくなる節もある。いずれにせよこのような極端な意見、暴論はネット時代以前なら本来一笑に付される程度の見解であり、本来ならスルーされて然るべきである。結果的にはマスメデイアがこういう極端な意見による炎上を寧ろ増幅している傾向すらある。

これはネットの昨今の風潮である。こういう傾向は止めなくてはいけない

上記引用の記事でも書いてあったがメディア(?)が存在しない炎上をマッチポンプ的に自ら作り出すのもやめてほしいし,あまりにもおかしい炎上があるというニュースは本当に存在するのか注意すべきである。

炎上事件も自粛ポリスも多分にマスメデイアが面白おかしく増幅している傾向が少なくない。そういう行為を行うのは全体の数パーセント、ノイジーマイノリテイ―の暴論を増幅して楽しんでいるメデイアがあったとしたらそれは極めて有害である。

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