KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

新型肺炎をわざと蔓延させて「緊急事態条項が必要」という世論をもりあげようと目論む安倍政権と改憲派の人でなしぶり

報道でもSNSでも「新型肺炎コロナウイルス」に関する報道が喧しい

WHOはこの「新型肺炎」に関して異例の「緊急事態宣言」を出した

www.nikkei.com

 そして例によってこの中にネトウヨや与党支持者の間から『野党は「桜を見る会」ばかりやって新型肺炎のことは何もしていない』といった類のデマが与党関係者だけでなくSNSでも蔓延した。

だがそれは全くのデマである。それどころ新型肺炎に全くなにもしていないのは政府与党、安倍政権の方だ。

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そして実はf:id:KyojiOhno:20200201144022p:plain

                                       

   与党、安倍政権側 無視

この問題にいかに政府与党、安倍政権側の認識が甘く、対策に消極的かは国民民主党の原口氏の発言を見ればわかる。

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安倍政権は民主党政権時代の法律など意地でも使うか、ということらしい。それでパンデミックが起きたら誰が責任とるのか?新型肺炎 で何もしてないのは与党と安倍政権といわざるを得ない

さらに

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安倍政権側の認識が全く甘いといわざるを得ない

 

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このように野党共同で新型肺炎に対する対策をよびかけている➡ 与党無視

 

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 そう安倍政権側はわざと新型肺炎を蔓延させようとしている、としか思えない

 そして安倍政権、日本維新の会、政府与党は現行法での新型ウイルスの対応が可能で方法が山ほどあるにもかかわらず、それをやろうとせず、改憲論が降ってわいたようにでてきて「緊急事態要項の必要性」を問いだしたのである。

www.jiji.comつまりこういう図式だ

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つまり安倍政権側がやろうとしているのは

  (1)  日本国内でわざと「新型肺炎」を感染拡大、蔓延させる

             ⇓

  (2)  新型肺炎に対する恐怖を煽り、国民が「緊急事態である」という認識をさせる

             ⇓

  (3)  改憲論をもりあげ「緊急事態条項」を憲法に盛り込む議論をまきおこす

             ⇓

  (4)                   改憲 (安陪晋三の悲願である「緊急事態条項」付)

 

緊急事態条項とはナチス政権時ヒトラーが独裁権を掌握できる根拠となった改憲である。安倍晋三総理大臣の長年の悲願であり、日本を戦前のレジームに戻そうとする動きを決定的にするものである

ironna.jp

考えて見て欲しい

数日前の「#募ってはいるが募集はしてない」発言を始め漢字もロクに読めない(云々を「でんでん」、背後を「せご」、市井を「しい」) そんな社会人として常識レベルの知識すら持っていない人間がアドルフヒトラーのような独裁権を掌握したらどうなるか

考えただけで恐ろしい、

そして今日本はその方向にまっしぐらに進んでいるのである

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そうバカにつける薬はない。

底なしのバカ、救いがたいバカが今 この状況で総理大臣をやっている

国民の生命、健康を抵当にいれて自らの悲願である改憲を強行させようという極めて不埒なことをやろうとしている。

あえていう「人でなし政権」である。

日本国民は一体いつになったら目覚めるのだろうか

 

日本語が怪しい総理大臣に「安倍さん以外誰がいる」という洗脳を受けいまだに支持する日本人の愚

久しぶりに時代劇的な大河ドラマも始まったので、しばらく政治ネタは選挙が始まりそうな時まで少し控えようと思っていた。

しかし昨日の国会でのこの発言をみてさすがに書かざるを得なくなった。

ごぞんじ「#募ってはいるが募集はしてない」発言である

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「募ってはいるが募集していない」の発言の場

いやー強烈だ

今まで数多くの意味不明発言してきたけど間違いなくこれまででトップのインパクトを誇る。凡人じゃこれ思いつかないよ 。云々を「でんでん」と読んだパターンを遥かにこえている。

おかげでtwitterでは #募ってはいるが募集はしていない がトレンド入りしさまざまなパロデイーもツイートされたが、なにせ元ネタがあまりに強烈すぎてこれを超えるのは至難のわざだ。

自民党の中で実質下野している石破もさすがにこの発言に驚き、呆れた表情を見せた。

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「 募ってはいるが募集はしてない」の答弁を聞いた時の石破氏の表情

これだけ国会でも質問にまともに答えずこのような意味不明、理解不能な発言を繰り返しているにも関わらず、国民の半数近くがいまだに支持し「安倍さん以外に誰がいるんだ」とか「いつまで桜の会やってるんだ」などということをいう人間が後を絶たない

あえて私の言葉ではなくSNSでこの件に関した投稿を引用する

『救いがたい詭弁、新解釈:「#募っているが募集はしてない」‥桜を見る会 おまけに私物化「政府が正式な招待状を発送する前に、事務所が推薦者に事前通知」。 安倍さん以外に(総理を任せられる)人がいない・・・どんな認識の人たちなのだろう?』

 全く同意。

以下は新聞の記事だが「安倍さん以外に誰がいる?」という人に聞きたい

安倍晋三総理大臣はそもそも日本語が怪しい。昨日 twitterでもトレンド入りした「募ってはいるが募集はしていない」の件 以外にあと漢字もロクに読めない。背後を「せご」、云々を「でんでん」市井を「しせい」ではなく「しい』等と間違える。しかもこれらは「うっかり間違えた」というレベルではない。明らかに本当に知らなかったとみえる。その証拠に映像等で何回も繰り返し背後を「せご」、云々を「でんでん」と読んでいる。

これはとても一般社会の常識的な国語力を持っているとは考えにくい

こんな人物に「もっと大きな問題」を解決できる能力が本当にあると思うのか?

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ー「安倍さん以外に誰がいる?」ー

 

これは完全な洗脳だ。思考停止な発言 にも程がある

日本社会が完全に狂っている証拠だ、

本当にどうして日本語をこんなにめちゃくちゃにした総理大臣がこんなに長くやってるんだ?一刻も早くまともな日本語がわかる総理が必要だ。

今日のこの発言を聞いて何とも思わない人がもし日本という国の大多数なら日本人の平均的な脳みそは完全に溶けている。社会の劣化が半端ではない。

日本はもはや崩壊寸前といっても過言ではない

大河ドラマ「(戦の世を終わらせる)麒麟が来る」で明智光秀の人生と今1つつながらないことが引っかかるーもしかして光秀=天海説を採用?

NHK大河ドラマ麒麟が来る」が当初の予定より1週間遅れて明日からオンエア開始。

www.nhk.or.jp

とうの原因を作った沢尻エリカはいまだ事務所をクビにはなっておらず寧ろエーベックス側の沢尻に対する手厚い保護が「やはり政権と何らかの裏取引があったのでは」という様々な憶測も呼んでいる。

いずれにせよ大河ドラマのキャスト・スタッフには大変な迷惑がかかったことは事実である。

さてその話はさておき、今回のタイトル麒麟が来る」だが「麒麟」とは仁政を行う王の元に現れるとされる伝説の動物であり、戦国の世にあっては戦をなくしてくれる王を示唆している。

だが我々は明智光秀がどのような人物だったかは周知のはずである。「本能寺の変」にて織田信長を討ち、「3日天下」のあと山崎の戦いで秀吉に敗れたという人生を歩むのである。

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明智光秀 (? - 1582)

特に明智光秀=本能寺の変明智光秀=裏切り者というイメージが強烈であり3日天下で終わったとはいえ「戦国の世を終わらせる『麒麟』」のイメージとはやはりどうしてもつながらない。そこを今回の大河はどのように描くのか、興味あるところではある。NHKによると

最新の研究成果も踏まえ従来と異なる新たな解釈で戦国時代の物語を紡ぎ、光秀の謎に満ちた生い立ちにもスポットを当て、英傑たちの父親の時代をも描き斎藤道三足利義昭織田信長徳川家康らの蠢動から活躍を見せてゆく群像劇として制作する

としている 

ここで気になるのは「最新の研究成果を踏まえ従来と異なる新たな解釈」という点だ。

明智光秀の出生や若い頃の情報で信頼できる歴史書からの記述が殆どなく謎のままである。信長の家臣になる前は斎藤道三朝倉義景に使えたのは確からしいし、一時足利義昭にも使えたようだが、はっきりとした光秀の形跡は信長家臣になって以降の話。

そうあまりにも謎が多すぎる人物なのだ。本能寺以前の10年くらいしかはっきりとした人生はわからない

いずれにせよ戦国の世を終わらせ世の中に「麒麟」を呼んだのは徳川家康であり明智光秀ではない。これは史実として明らかである、

そのため今回のこの「麒麟が来る」というタイトルがどうしても頭の中で明智光秀とつながらない。何かこじつけをしない限り、だ。

だがひょっとしたら、という点がある

それは南光坊天海説」を今回の大河の光秀像に盛り込む、という点である。つまり「光秀は小栗栖で死なずに南光坊天海になった」という異説がある。天海は江戸時代初期に徳川家康の幕僚として活躍した僧だが、前半生は謎の多い人物だ。

確かに「光秀の首」というのも首実検で誰だがわからないほど腐敗していたし、死体も本当はどこにあるのかもわからない(諸説存在する)だから確実に死んだという証拠もあるわけではないのだ。

ja.wikipedia.org

勿論歴史学者でこの説を取り入れている人は私の知る限りいない。それゆえまだ「トンデモ説」の域を出ないという評価が普通だが、まさかここの部分まで描く、なんてことはないだろうと思うがどうだろう?

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明智光秀と同一人物説がある「天海僧正

ただ光秀=天海説をとれば「麒麟が来る」というタイトルはすんなりうけいれられなくもない。とはいえまだ歴史学では認められている学説ではない。

いや、違うよな、 たぶん....  いくらなんでも、と思うが、まあ明日からの大河、どう描かるか、楽しみではあります。

 

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日本人の多くが「無関心」「思考停止」になったのは文部省と自民党の「教育改革の国民会議」によるもの。日本を後進国に転落させたのは自民党と文部省である

この記事の前でも日本の「後進国」への転落について述べたが

kyojiohno.hatenadiary.com

日本人の「平均所得」がもはや「後進国レベル」まで落ち込んだことについて書いた。すなわち日本国内の所得格差はかなり大きなものになっており、しかも「所得格差の大きさと社会問題の発生は正比例する」というデータもある

diamond.jp

実は1990年代中頃から既にその傾向はでていたのである

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勿論それだけではなく「ITやAIの分野で大きく後れをとっている日本」や「世界的な価値観の変容にいまだ気が付かず対応も遅れている」という原因も日本の後進国転落に大きな影響を与えたということもできる。

だがどうやらそれだけではない。いや、もっと深刻な問題があった。それは前々からうすうす感じていたこととはいえこの記述をみて背筋が寒くなった。

それは官邸のホームページに信じられない記述があったことからわかった。

www.kantei.go.jp

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H12森内閣の時の「教育改革の国民会議」の発言記録

 繰り返す、この記述は本当に安倍内閣の官邸のホームページに存在するのである。

特に問題がある部分は次の箇所

1) 「子供を厳しく『飼いならす』必要があることを国民にアピールして覚悟してもらう」
2)「ここで日本は変わる」「変わらないと日本は滅びる」というようなことをアピールしてショック療法を行う」
3)「他の子供の学習の権利を妨げる子供を排除する」
4)「マスコミと協力したキャンペーン」

1)は云うまでもなく教師のいうことに反論せず、「素直ないい子」で目上の人にたいしてはいかなることも「思考停止」で従う指導を行うということ

2) そして上記はその「思考停止」で従う行為を国を支えるための至上命令という脅迫観念を植え付け従わせるということだ、

3) 「いじめ」とか「暴力」とか「授業妨害」とは書かずわざわざ「他の子供の学習する権利を妨げる」と書いてあるのは、競争の足でまといな子を、排除する口実を作るため

4) 勿論マスコミを国民を洗脳するツールとしてフル活用する

なんと自民党と文部省は20年近くこれを修正も撤回もせずにこの方針を貫いたことになる。安倍政権になって更に強力に推進されたことは想像にかたくない。

日本中に無関心、思考停止の人間が溢れたのは間違いなくこの教育方針が原因である。明らかに仕組まれていたものだ。

日本国民奴隷化計画 といってもいい

この教育方針の浸透は結果としてこのような人たちを大量生産させた。

ameblo.jp

安倍政権がどんなに悪政であるか、よりも、

そのことに眉間にしわを寄せて、反対している人々の方を嫌悪する。

「反対する人が、生理的に嫌い。」

これは上記の「1) 「子供を厳しく『飼いならす』必要がある」教育を受けてきたためである。

だから安倍政権が公文書改竄、公職選挙法違反、政治資金規正法違反といった犯罪行為をしても全く平気であり、寧ろをその不正を追及する人を嫌悪する

「いつまで桜を見る会やっているんだ」「いつまでもり・かけやっているんだ」という人たちはほぼ例外なくこういう人たちである

なるほどね 。

日本国民が劣化しバカがふえたわけだ。 それを推進したのが自民党と文部省というのがこれで明白になった。

日本の後進国に転落の責任は自民党と文部省だ。

こういう連中こそ国賊といっていい

参考までに教育改革国民会議委員名簿もここで晒す、この人たちも日本人を劣化させ後進国に転落させた共犯者である。そういわれても仕方あるまい

座長 :江崎 玲於奈 芝浦工業大学学長


浅利 慶太 劇団四季代表
石原 多賀子 金沢市教育長
今井 佐知子 社団法人日本PTA全国協議会会長
上島 一泰 社団法人日本青年会議所会頭
牛尾 治朗 ウシオ電機会長
大宅 映子 ジャーナリスト
梶田 叡一 京都ノートルダム女子大学学長
勝田 吉太郎 鈴鹿国際大学学長・京都大学名誉教授
金子 郁容 慶應義塾幼稚舎
河合 隼雄 国際日本文化研究センター所長
河上 亮一 川越市立城南中学校教諭
木村  孟 大学評価・学位授与機構
草野 忠義 連合副会長
グレゴリー・クラーク 多摩大学学長
黒田 玲子 東京大学教授
河野 俊二 東京海上火災保険株式会社取締役会長
曾野 綾子 日本財団会長、作家
田中 成明 京都大学教授
田村 哲夫 学校法人渋谷教育学園理事長
沈  壽官 薩摩焼宗家十四代
浜田  広 リコー会長
藤田 英典 東京大学教育学部
森  隆夫 お茶の水女子大学名誉教授
山折 哲雄 京都造形芸術大学大学院長
山下 泰裕 東海大学教授

 

 

日本がなぜ後進国に転落してしまったかーその原因を考える

いまだにこの事実を認めようとしていない人が多いが、実は日本は僅かここ数年で完全に先進国から「後進国」に転落した。認めたくない人も多いようだが残念ながら事実である。

では日本のどこが後進国転落なのか それは

1.一人当たりのGDP 平均所得がもはや後進国レベル

https://ncode.syosetu.com/n7553fl/

2018年(通年)の1人当たりGDPである。

 

単位:US$(2018年:通年)

25位 アラブ首長国連邦 40,711.45

★26位 日本 39,305.78

27位 イタリア 34,260.34

28位 バハマ 34,002.62

29位 ブルネイ 32,413.92

2018年の1人当たりGDP購買力平価換算:PPP)である。

 

そして、これは2018年の1人当たりGDP購買力平価換算:PPP)である。

単位:US$(2018年:通年)

30位 マルタ 45,605.88

★31位 日本 44,246.37

32位 韓国 43,289.87

33位 スペイン 40,138.82

34位 ニュージーランド 40,135.41

35位 キプロス 39,973.22

36位 イタリア 39,636.99

 

日本:1人当たりGDP(US$:PPP)

2016年:41,352.76

2017年:42,942.23

2018年:44,246.37

2019年:45,546.19(予測)

 ちなみに23位に発展途上国世界1位のイスラエル国がある。毎日紛争やってる国にすら日本は生産性で負けているのである。

 2.AI そしてITの分野では完全な後進国

パソコンとかサーバーとかハードウエアはあるではないか、という人もいるだろうが問題はそういうことではないのである。

qiita.com

上記の「7つの無意味な習慣」に起因しているのは

1.企業でクラウドシステムが定着していない、あるいは使いこなされていない

2.セキュリテイシステムの考え方が時代遅れ

3.紙原本主義/ハンコ主義

特に日本でペーパーレスが一向に進まないのは3の「紙原本主義/ハンコ主義」であり、請求書や見積り書をPDFでメールで送るというのは海外では当たり前なのだが、日本は特に大企業が相手の場合、必ず紙の請求書が要求される。(酷い場合は取引先指定の「専用請求書」でないと受け付けない会社もいまだにある)ちなみにハンコは私はJpeg化して書類に貼り付けている。しかしこれでも「ダメだ」といってくる企業も少なくない。

これらの傾向は日本企業の生産性を著しく下げており、当然競争力も低下させている。

さらにこれだけではない。

1.「ネットの証明書」もしくはシステムの「基本設定」がいまだにインターネットエキスプローラ―でしかできない設定になっている。

もはやマイクロソフトがサポートを停止したブラウザーをいまだにデフォルトのブラウザーにしている。そのため日本発売のPCにはとっくに時代遅れになったインターネットエキスプローラ―を装備している、

2.ソーシャルネット、とりわけ海外ではビジネスツールとして定着したFacebookを使いこなせない日本人が多い。

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国別のソーシャルネットのシェア

 上記の表でもおわかりのように殆ど国はFacebookがトップシェアだが、日本と中国だけトップ5にすら入っていない。もっとも中国はそもそもFacebookTwitterのサービス展開が不可能な状態なのでそもそも比較の対照にならないが

深刻なのは日本の財界のトップが一部の人を除いてパソコンすらいじったことがない人が大多数ということだ。Word Excell そしてPdfなのは彼らは「全て部下(秘書)に任せている」と当たり前のように云っている人たちが大多数で、当然ITツールなど触ったこともない人が多数で当然ながら実際のITの状況など把握しているはずもない。

よってこのITに対する遅れを解消するには申し訳ないが今の財界の経営者、ほぼ全員に一刻も早く引退をしていただくしかないだろう

AIについてもいわずもがな、である

newspicks.com

3.価値観が大きく変容しているにも関わらずそのことに気づかない日本人

インターネットやそのツールであるEC そしてSNSは社会を大きく変えつつある。何よりもこのことによってコンテンツ、情報はもはや国境に関係なく広がることになり従来とは根本的に違うビジネスや文化のありかたを生み出すことになる

いわゆる「グローバリズム」ということだが、このグローバリズムを私が見る所大多数の日本人が誤解している。

多くの場合、アメリカやヨーロッパがこうだから日本もこうあるべきだ、といった類の論法だ。つまりアメリカを始め全世界が「金太郎飴」のように同質化する、あるいは何でもアメリカを始めとする欧米の「マネをする」ことがグローバリズムであるという勘違いがあたかも正論であるかのように拡散されている。

だがそれは誤りである。

確かにグローバルなプラットホームというのは存在する。そして大多数の日本人はそれを会得していない、もしくはその存在すら知らない。だがそんなものは「手段、手法」に過ぎないから簡単にそんなものを会得することができる。

そうではなく、「従来の既成概念にとらわれることなく自由な発想とオリジナリテイをもって世界の市場の打ち出していく」ということである。

それには「誰とでも同じになること」ではない。最近の日本人は極端なほど同調圧力に弱く、上司その他の人間の言動や行動にたいして「思考停止」で従うなどという悪しき風潮が蔓延している。

グローバリズムとは外国をただ真似し、外国とただひたすら同調することではない、そこを大多数の日本人は勘違いしている。そしてそれだと日本独自のプロダクトなど生み出せるはずもなく、それでは国際競争では間違いなく負けるであろう。

だから日本人にしかできないスキル、特徴を生かしたプロダクトを開発した上でそれを全世界に向けて発信、そして営業をしていく。ということが必要なのである。

この点では日本人はもはや世界から大きく取り残されている。

日本人はいまだにバブルの時代をヘンに理想化している傾向がある。だがあんな時代は二度と来ないのだ。それではなく新たな時代と新たな価値観に対応することが必要である。

それにはまず自分の国の立ち位置をもう一度冷静になって受け入れるしかないのだ

www.newsweekjapan.jp

それを認識した上で「後進国」から再び「先進国に戻る」ことを考えなくてはならない。現実を見るのは辛いかもしれないが、まずはそこからスタートしないと

そして

常識にこだわらない
最後まであきらめない


そして最近の多くの日本人が忘れてしまっていること
「誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え」

不条理な同調圧力や出る杭をうつ勢力に逆らうことが大事である

このCM映像を見て欲しい  今の日本人に一番必要なメッセージが入っているCMではないだろうか?

 

 

いだてん総集編をみてー一年間見なかったことへの後悔が出てしまった。実に質の高いドラマであったー

今年の大河ドラマ「いだてん」

白状するが私も今年は全く見なかった。

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過去最低の視聴率といわれ、「あまちゃん」で一世を風靡した宮藤官九郎をもってしても視聴率の回復がなく、残念ながら史上最低の視聴率となってしまった。

私が「いだてん」を見なかった理由の1つは来年の東京オリンピック開催に関して1964年のオリンピックを描くことで、「オリンピック神話」を美化し、視聴者をとおして国民の国威掲揚を図ろうという政治的意図があったのではないか、という邪推が働いたこともある。

最近のNHKは安倍政権の広報放送という色合いを非常に強く感じる(特に政治部)そのため少なくともこのドラマの企画段階ではそれに近い意図があったのではないか、とも思ったのである。

だが取りあえず最終回だけでも見ようと思ってみたらそれらは本当に邪推以外の何物でもなかった、と思った。

まずあれだけ低視聴率といわれながら、ドラマとしてのクオリティは実にすばらしかった。最後は感動的だったし、ドラマの作り方もいかにも宮藤官九郎らしいテイストの演出になっていたのである。

そして本日総集編を見た。私の先入観が単なる邪推に過ぎなかったことを確信した。

仮に当初、このドラマの企画プロットを押した勢力が安倍政権や日本会議勢力の息のかかった人物だったとしても、関東大震災、5・15事件、2・26事件、ベルリンオリンピックの描き方、そして日本の戦時中の描き方、そのどれをとっても日本の戦前や軍国主義を美化するものは全くなかったし、きちんと悲劇として描いていた。特に2・26事件の首謀者の兵隊や当時日本の同盟国だったナチスドイツ等はかなりネガテイブに描いていたといっていい。これだけでも仮に安倍政権や日本会議勢力の意図があったとしても明らかにそれらに反するものであろう。仮にそういう意図が本当にあったとしたらそれらは完全な失敗に終わったといっていい。

そして宮藤官九郎はやはりドラマを作るツボを心得ている。総集編でしかみていないがどれもドラマとして感動的に描いている。何よりも政治家とか当時の日本のトップの人間の視点ではなく、きちんとした庶民からの眼で描いている(ここが大事なポイントだ)

ではなぜこんなに低視聴率にあえいだのか

その辺りを分析した記事がいくつかある

webronza.asahi.com

toyokeizai.net

blogos.com

この3つの分析を総合すると

1.いわゆる「大河ドラマスタイル」(歴史上の人物が主役でそれ中心にストーリーが展開する)でないこと(近現代モノはウケない)

2.二つの時代は1900~1930年代、1930~1960年代を描くというわかり辛さ

3.歴史上の有名人物がいない

という点かもしれない。特に大河ファンには高齢者が多く、ストーリーに様々な伏線をしかけたりする宮藤官九郎のスタイルについていけなかったという指摘も多い。

しかし一方で熱烈なファンも大勢いた。そしてそのファンの満足度は非常に高かった。一回しか見ていなかった私ですらこのドラマの感動的な演出に酔いしれた。

www.excite.co.jp

NHK大河ドラマは他の番組と違い、トータルするとハリウッド映画なみの予算をかけ、それを舞台とした様々な地域との間である種の「利権」が発生する。そのためNHKの一般的な番組と違い、視聴率というのも大きなファクターとなる、

それはわかるが、それでも「視聴率」と私は言い過ぎるような気もする、

そして実際視聴率とドラマのクオリティは反比例することが多い、私が大河ドラマ史上最低の駄作と考える「天地人」や「花燃ゆ」などは平均視聴率が「いだてん」の倍である。つまり視聴率が高い、という点と「ドラマが面白い」は無関係とまでいってよい

「いだてん」は確かに主役は歴史上有名な人物ではない、

それでも人見絹枝古橋広之進、といった有名アスリートを始め、犬養毅高橋是清河野一郎といった近代で活躍した歴史上の人物は登場した。

私自身は「勝手な邪推」によって面白いドラマを楽しむことを自ら放棄したことを後悔するものである。

変化を好まない日本人ー半世紀に一度の大変革の時代が到来していることに気づかない日本人

私のいる音楽や映像の世界には半世紀に一度くらいの大きな変化の波が起きている。詳しい事情は以下をお読みいただくとして

■CDはもはや絶滅するーストリーミング経由で取って代わるはずだったアナログレコードに逆に「取って代わられる」ことに

kyojiohno.cocolog-nifty.com具体的な変化として

1.メデイアの変化 

パッケージの時代からインターネットのストリーミング中心の時代

2.グローバル、ボーダーレスの時代

コンテンツの制作工程からリリース、発表まで国境に関係なく全世界に広がる

* グローバル化、ボーダーレス化に伴う業界の構造の変化

日本は特に欧米とは業界の構造が「ガラパゴス」といわれるくらい違うため、グローバル、ボーダーレスの時代に対応し辛い

1.2.は想像つくと思うが、問題は特に番目である。

こののために業界の構造改革の必要性が出てくるのである。

しかしこの傾向は何もエンタテインメントの世界にとどまらない。

日本のあらゆる産業についてもいうことができる。

まずこのをうまく乗り切れるか、トランジションがうまくできるかどうかで今後の日本の運命が決まるといってもいいのだ。

なぜならこれらはインターネット、それに伴うSNSといったツールが世の中そのものを大きく変えているのだ。これはLine等での友達との連絡とかよくある炎上といった次元の話ではない。価値観そのものが変わっているのだ。つまり今まさに全世界的に革命といっていいことが起きている。

今まで多くの政治家が「改革」などという言葉を打ち出していたが私がみるところ殆どが改悪の範疇に入り、結果的には以前の既得権益の構造をそのまま温存したものになっている。だからいつまでたってもよくならないのだ。

グローバル、ボーダーレスの時代に世の中全体が動いているのだが、そもそも日本人はグローバリズムというものを甚だ誤解している。

多くの場合、アメリカを始め全世界が「金太郎飴」のように同質化する、あるいは何でもアメリカを始めとする欧米の「マネをする」ことがグローバリズムであるという勘違いをしている。

実は違うのだ。いや、確かにグローバルなプラットホームというのは存在する。そして大多数の日本人はそれを会得していない、もしくはその存在すら知らない。だがそんなものは「手段、手法」に過ぎないから簡単にそんなものを会得することができる。

そうではなく、「従来の既成概念にとらわれることなく自由な発想とオリジナリテイをもって世界の市場の打ち出していく」ということである。

それには「誰とでも同じになること」ではない。日本人は島国根性と村意識が強いから突出した個性を嫌う傾向が強い。最近、特にこの傾向が強くなっている。社会全体に著しい同調圧力が存在し、それが社会全体に浸透していることに強い危機感を覚える

だが違うのだ。グローバリズムとは外国をただ真似し、外国とただひたすら同調することではない、そこを大多数の日本人は勘違いしている。そしてそれだと日本独自のプロダクトなど生み出せるはずもなく、国際競争では間違いなく負けるであろう。

私が尊敬する経営者の方の文章を引用させていただく

ameblo.jp

しかし、日本の政府も企業も、この価値感変化に、まるで対応出来ていません。

ですから、すでにそれができている国に勝てるはずもありません。

国際競争力は低下する方向です。

 

大手企業は、この状況を、リストラクチャーでしのいでいますが、

構造改革でどうにかなる世界ではありません。

リボーンが必要です。

その際には、旧世代の価値感の人達は、みんな「選ばれない」でしょう。

 そのとおり、リボーン {生まれ変わること)が大事なのである。

私の観るところ大多数の日本人はいまだ全世界が「革命」といっていいほどの価値観が変容していることにきづいていない、

きづいていないから過去の手法に固執する。

まだ僅かだがそれに気づき始めている実業家や指導者もいる。

だが私がみるところ財界のトップの大多数はいまでにこの変化にきづいていない、仮に気づいていてもどう対応していいかがわからないのかもしれない。

私のいるエンタテインメント業界もリボーン しなければならない。そうしないと業界として生き残れない。

くりかえす、今は半世紀に一度、いや100年に一度くらいの大変革の時代が到来している。

しかし逆にこれはチャンスでもあるのだ。

従来の価値観に縛られた人たちのいうことを聞く必要はないと思う。自分が感じる変化に対応して、明ける2020年、生きていくことをお勧めする。

 

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