KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

立憲民主党に苦言ーこのままでは折角自民党が自滅しているのにその機会を無駄にしてしまうーやはり代表交代を進言したい

正直にいうが私は立憲民主党支持者である。自民党公明党による酷い政治が続いている現状でやはり野党第一党立憲民主党に何とか政権政党の受け皿になってほしいと思っている。とはいえ現在では立憲民主党単独では無理だから共産党を始めとする野党の共闘を推進して何とか与党や自民党の補完勢力である維新を選挙で倒さなければならない。

だが残念ながら現状では非常に難しいと言わざるを得ない。

折角自民党統一教会がらみ、そして国民の大半が反対している岸田総理のほぼ独断といわれる安倍元首相の「国葬」という名のニセもの国葬を強行し自滅の道を歩んでいるというのに、本来ならそれに対する反対勢力の急先鋒になっていなければならないのに立憲民主党の代表はそういう役割を担おうというそぶりを全くみせていない。少なくともそのように見えない。おそらく一般国民の大半もそういう印象を持っているに違いない。

 私見では泉氏は批判を恐れすぎである。「野党は批判ばかり」という言質を未だ怖れ提案型とも決別できない。おそらくそれが今回の国葬欠席表明の遅さに影響したのではないかと思う。

sp.m.jiji.com

政府に提出した質問書に回答がなかったから欠席?

うーん。何か判断が遅い理由のこじつけ感が無きにしも非ず。初めのうちは出席するつもり、であるかのような発言をしていたから余計にそう思ってしまう

仮に実際それが事実でも先日の自民党統一教会 の誤魔化し調査を見れば回答など得られるわけがない、くらいのことはわかりそうなもの。 

どうも単に「反対するだけじゃ嫌だ」ということで「ただ反対するだけじゃない」ジェスチャー(提案型へのこだわり)に見えてしまう。

いずれにせよ何かこの人の行動は視点がずれているといわざるを得ない 

たぶんこの人は国民民主党の玉木氏と考えが殆ど同じような気がする。だからミニ玉木とかプチ玉木とかいわれる。しかし提案型野党は既に国民民主党そのものが一つの失敗例となっていることに気づかないんだろうか。この記事に書いてあるように

president.jp

泉氏もこの記事を読んだようだが、それでもまだ「提案型野党」路線に対して決別しきれないようにみえる。このままの状態では煮え切らない態度になり続けてしまうだろう。これでは仮に岸田政権が国葬強行で支持率低下で「ヤケクソ解散」しても選挙には勝てない。 

gendai.media

そもそも「野党は反対ばかり」などということ自体、国会の議論状況をよく見ていない証拠だ。実際8割の方策は野党も賛成している案件だし、立憲民主党含み野党4党の法案提出も多数ある。ただマスコミがその殆どを報道しないだけだが、国会の審議をきちんと取材している記者なら「野党は反対ばかり」というのは的外れであることくらいわかるはずだ。たいていはワイドショーでロクに国会を取材しない自称政治評論家というシロウトか、わかってもいないくせに知ったかぶりして「野党は批判ばかり」といえばカッコがつくだろう、などと無責任に発言するコメンテーターから発せられる発言である。

嘘だと思うのなら下の表を見るといい。2020年に立憲民主党が提出した法案、そして政策に影響した結果の表である。

あえて言うがそれらのコメンテーターなどの殆どのコメントは真面目に取り上げる価値のないものである。そんな無責任な発言に対し野党第一党の党首とあろうものが動揺すること自体お粗末と言わざるを得ない。

申し訳ないが代表の交代を進言したい。それも早急に

mainichi.jp

やはり野党第一党の党首は政府与党と明確に対決姿勢を見せ、一般庶民の味方である姿勢を明白にした真の意味でリベラルな人にやってもらいたい。

代表交代がないと政権奪還など夢のまた夢である。

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