KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

国民民主党、結局立憲民主党との完全合流ではなく分党にー今までの騒ぎはなんだったのか?

安倍政権はもはやヨレヨレの状態。

何をやっても失敗、税金の無駄使いと利権構造がバレルという事態の連続

それでも政権交代がなかなかできないのは野党が弱体化したままである、ということで国民民主党立憲民主党との合流がそもそも昨年末から協議されてきた。

だが交渉は遅々と進まない。国民民主党の玉木代表も煮え切らない態度を続けている状態で見ているこちらもイライラしていた。

そして結果こうなった。

 

 まあ本当に今までのこの大騒ぎは一体何だったのか、といいたくなったが、思うに玉木氏は最初から立憲との合流を実施するつもりはなかったのではないか?立憲が譲歩するとまた新たな条件をつけてみて、ということを繰り返してきて枝野氏の「まとめる気あるのか?」といら立ちをみせてきたが、たぶんハナから「まとめる」気が無かったんだろうな。本当に完全合流する気があればもっとスムーズにいっているはず。

 

一方で受け入れる立憲民主党内では寧ろ分党を歓迎する声もある

www3.nhk.or.jp

立民幹部「分党で合流はベスト」

立憲民主党の幹部は、NHKの取材に対し「分党で合流という流れはベストだ。次は、国民民主党と組んでいる会派をどうするかが問題だが、分党した段階で考えればいい」と述べました。

また、別の幹部は「考えていた中ではいちばんいい結果だ。正直、国民民主党の中には立憲民主党とはなじまない議員が一定数いるのは事実で、無理に一緒になっても混乱のもとになるだけだ。次の選挙では今より強い体制で戦えることになる」と述べました。

 まあ正直私も国民民主党全員がそのまますんなり立憲民主党に合流するとは思えなかった。特に前原を始め共産党との協力を嫌がる人間もいることは知っていた。

いずれにせよ分党は避けられなかったのかもしれない。いや、もしかして最初からこうなる手筈だったのかもしれない。しかし協議するというプロセスを重用視した。ということであろう。

さて焦点は立憲に合流しない議員が何人くらいかに移る。たぶん衆議員は7-10人くらい、参議院議員は約半数くらいが立憲に合流しないと思われる。殆どが電機労連系、同盟系になる。これは類推に過ぎないがおそらく背後に前原辺りが動いた可能性も高い。結局小沢についていく人間と前原・玉木とで袂を分かつことになる

それともう1つ、国民民主党の非合流派が新党を結成したとしてその新党は立憲や共産党との選挙協力に果たして応じるのかどうか、それも焦点だ。前原などは嫌がるかもしれない。

総選挙がいつあるのかわからないがいずれにせよ現行より大きな塊にはなるだろう。しかも非合流派が去ったところで政策的にも以前の民主党よりは一致していると思う。

今後の展開を注視したい

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