KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

政府や総理大臣が違法行為、犯罪行為を行っても平気な人たちー無関心と思考停止の「反知性主義」が日本を支配しつつある危機

桜を見る会」は安倍晋三の支持者という本来ならば「国家に貢献した人」「各方面でトップの実績を達成した人」が招待されるべきところを、安倍の支持者を税金で招待したばかりか、「前夜祭」でホテル側が1万1000円のコースしかありませんって言ってるのに5000円でやってるという。その金額の間を補填したとなれば支持者を「奢った」ということで公職選挙法違反に明らかになる。「逆にニューオータニ側が、安倍さんだから格安でやりますと5000円でやってたら、ある種ニューオータニから安倍事務所、あるいは安倍首相に対する政治献金なのか便宜供与にもなり、今度は政治資金規正法に違反することになる

つまりどちらにせよ違法なのだ。

だから国会で追及されるのは当然なのである。

なのにSNSなどを見ると

桜を見る会」で安倍総理始め、与党に攻勢をかけるなんて、死ぬ程どうでも良い。」

「こんなカスみたいな話で紛糾してて、「国が前に進まない感」があるこの国は平和だし、クソだ」

 といった発言をよくみる

どうでもいい? 

あんたら自分の国の総理大臣が違法行為、犯罪行為を行っているのに平気なのか?

嘘つきでも平気なのか?

どうも安倍支持者は「愛国者」を自称しながら自分の国の秩序や行政がメチャクチャになっていても、政治家が犯罪行為、違法行為を犯しても何とも思わないらしい

もり、かけの時もそうだった。野党追及に出てきた言葉は

「いつまでもり、かけやっているんだ」という言葉が氾濫した

芸能人の不祥事には正義の味方面して叩くくせに政治家、政権政党や総理大臣が犯罪行為を行っても何とも思わないらしい。森友や加計の時に行われた公文書改竄は海外なら終身刑なみの犯罪である

ネトウヨなら彼らはエセ愛国者だから別に何とも思わないが、問題は安倍政権の最大の支持者というのがいわゆる「無関心層」ということが最近わかっている。

ネトウヨ、とか財界とかの支持層はたいしたことはない

実は最大の支持層が「無関心」「思考停止」層なのである

そしてあることがわかってきた。正直私は背筋が寒くなったが、事態は予想以上にやっかいである。

ameblo.jp

ポイントとなる場所を引用させていただく

最近、つくづく思うのですが、

無関心層の人々、というのは、

「反対する人」が嫌いなのですよね。

 

恐らく、自分にそこまで知ろうとする関心がないことを正当化するために、嫌悪感を抱いたり、過剰に白けて見せたりする。

 

人間の心の面倒くさい部分です。

でも、そういう感情があるのが現実なんですよね。

 <中略>

安倍政権がどんなに悪政であるか、よりも、

そのことに眉間にしわを寄せて、反対している人々の方を嫌悪する。

その傾向がある。

 ですよね?

その気持ちそのものは、わかります。

わかるからこそ、難しいな、と感じています。

 

「反対する人が、生理的に嫌い。」

 

天皇即位の礼のときに、天皇制に反対の人々がデモをしたのですが、

その人たちに対するネット上での冷たい視線は、まさに政権の望むものなはずです。

 

そんなことを踏まえて、我々に求められているのは、

「理性的に批判すること」だと思っています。

私は山本太郎さんを信頼していますが、

盲信しているという印象は与えないようにしてます。

 

そう思われるだけで、「信仰宗教」のように思われて、毛嫌いされてしまうから。

とにかく、「反知性主義」の人から見ると、

安倍晋三さんも、小泉進次郎さんも、なかなか好感が持てるようで、

むしろ山本太郎の方が嫌われているのですよね。

理由が「生理的に」みたいな感じだから、なかなか難しいです。

 

とにかく、今の支配層にこのまま支配させていると、

我々の未来はなくなってしまいます。

このことを一人でも多くの人に気づいていただいて、

世の中を動かす畝りを作らなければ、と思っています。

 

困ったものだ。こういう人たちが日本を著しく劣化させ安倍長期政権を許してた元凶となっている。
「反対する人が、生理的に嫌い。」そういう「反知性主義」が今の日本に著しく台頭している。やっかいなのは「生理的に嫌い」という理屈ではない部分。
それに対抗するには「理性的に批判すること」ではないかと?
 
どうすれば「理性的に」批判できるか?

ヒントはもしかしたら

先日の共産党の田村議員の国会質問の中にあるのではないかと思う。

 

感情的にならず、しかし冷静に相手に「ワナ」をしかけ追い詰めていく。この要領で「反知性主義」に陥っている人たちを、無関心の「正当化」から解き放つしかないのかな、という気がしている。簡単ではない。

とにかく無関心、思考停止による「反知性主義」という深刻な病に日本という国はかかってしまったようである。
事態は予想以上に深刻である。そして極めて危険な状態に今の日本社会はなっている。
 

 

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