KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

一向に広がりが止まらないデマについて

未曾有の震災発生から早くも二週間が経ちました。

相変わらずデマの類が後を絶ちません。
特に某女性雑誌で福島第一原発で「核爆発カウントダウン」などと題して、原爆のような爆発が起きるかのような報道をしていた雑誌がありましたが(一応あとで訂正したようですが)、原発と核爆弾ではウランの濃縮度が桁違いに違いますのでそれは100%ありえない、と申しあげておきます。

笑っちゃうのはこの雑誌別記事に「デマが広がっている」などというのもありましたが、デマを流している雑誌自体がそういう記事を書くのは本当にシニカルな感じがします。

しかし先日のZAKZAK(夕刊フジ)の記事
■災害報道、デマに対する対策
http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20110319

でもありましたが、今回は大衆紙とはいえマスコミもかなりデマを流している例が目立ちます。上記の例もそうですがセンセーショナリズムばかりを意識しすぎて、かなり事実とは違ったりデマを流したり、などということを今後も続けるのであればマスコミの情報の信頼度はますます落ちていくでしょう。あとスーパーやコンビニの棚が空っぽになっている映像を繰り返し報道し消費者の不安も煽り結果的には「買いだめ」を結果的に煽った報道も糾弾してしかるべきだと思います。

あと記憶に新しい以下のチェーンメールですが、

コスモ石油のガスタンク爆発で有害物質が落ちてくる」
放射能物質が飛んできて水道を汚染して水が飲めなくなるから買った方がいい」

「ガソリンや油の輸送が滞るから、トイレットペーパーを買った方がいい」

「ワンピース作者が義援金

これ以外にも最近以下のデマがチェーンメールとして流れているようです。

・「納豆や豆腐が放射線被爆に効く」

・「水を煮沸することで放射性物質が取り除ける」
(正確には『水道水の中に放射性物質が含まれていても、ヨウ素131は揮発性が強く、沸騰させればなくなる)

・雨当たれば被曝

あと外国人偏見を助長する非常に悪質なデマとして
・「三陸町、女川方面で中国人集団が洪水で亡くなられた方の体から貴金属を奪っている。地元は恐怖に怯えてる」

・「日本政府がWHOの基準よりも30倍も勝手に緩めた」

・学校は6月から

・「ウォシュレットを使ったら肛門被曝する」


勿論これ以外にもありますが、twitter関連のデマとして4月から、17文字に ツイッターなんていうのもありますがこれは虚構新聞という嘘のネタを出す新聞ですので、最初から信じる方がおかしいのですが、いまだにtwitter内で広がり続けています。どうも日本人はジョークとデマの区別さえつかなくなっているようです。

特に放射能関連のデマですが、ある人の話ですと庶民の間では「放射線は絶対危険」という先入観があるため、それを裏付けるような情報を優先的に取り込んでいるのではないでしょうか。直感的に納得できる情報を人間は本当だと信じやすいようです。ちなみに驚かすつもりはありませんが地球環境ですら0.2μシーベルトぐらいの放射能は存在しますし、本当に厳密にいえばレントゲン胃カメラCTスキャンもある意味被爆といっていいくらいの放射能を浴びています。ですから放射能で大事なのは強さですので微量でしたら健康にそんなに影響はありませんので神経質になる必要はありません。

あと買いだめが一向に止まりませんね。女房が買出しの時に感じたのは特に60ー70代の高齢者に買いだめの傾向が強いようです。ちょうどその事実を裏付ける記事がありましたのでご紹介させていただきます。

■なぜ、オカンはデマを真に受けるのだろう
http://d.hatena.ne.jp/kobeni_08/20110324/1300982184

非常に納得できる記事です。確かにスーパー、コンビニで買いだめしている世代はこの世代が目立ちます。

今回の例で日本人は本当にデマに弱い、という事実が露呈しました。しかしtwitterやその他のネットを通じてそうした情報がデマであることがわかってきます。特にtwitterはこの人の情報は信頼できる、と思った人はフォローすることをお勧めします。現場のジャーナリスト、もしくはそのジャーナリストに近い人、賢い人、などをフォローすれば限りなく真実に近い情報をより早く獲得することができます。

大事なことは

例え納得できる情報でも必ずそれが真実がどうか必ず確かめる、くせをつけることでしょう。正確な情報が身を守ります。