大河ドラマ「龍馬伝」−まあ今まで結構書いてきたのでもうここまで来たら最後まで見ようと思っています。視聴率は低迷しているようですが...
さて、龍馬伝の佳境中の佳境の寺田屋騒動ー今まで殺陣とか影を潜めていた感じの大河ドラマでしたが今回は結構ありましたね。筧さん扮する三吉慎蔵も大活躍です。(やはり時代劇には殺陣がなくては...)
今回はお龍さんが薩摩藩邸に走るシーンがありましたが実際に薩摩に龍馬の危険を知らせたのは三吉慎蔵のみのはずなんで、史実と違うのはそれくらいですかね。でも結局お龍さんは薩摩藩邸で龍馬の看病をしていますから、まあ実際の史実の根本的部分には影響がないでしょう。あとはほぼ史実通りといっていいと思います。何度も書きますように大河ドラマは歴史のシミュレーションではなくフィクションのドラマですから...
さて、実は「寺田屋騒動、または寺田屋事件」というのは2つあります。1つは今回の坂本龍馬の襲撃事件、そしてもう1つは坂本龍馬襲撃の4年前に起きた薩摩藩内の尊皇攘夷派の公武合体派による粛清事件です。まあ龍馬ブームもあって一般に「寺田屋事件」となるとこちらになると思いますが..
さてこれから龍馬は長崎経由で薩摩に行き、「日本人初の新婚旅行」をお龍さんとしますが、龍馬の命はもう2年ありません。また今後は「海援隊」や「大政奉還」「船中八策」と目まぐるしいですが、二年もしないうちに大きな時代のうねりが起きます。これがどう表現されるでしょうか?