100歳以上の放置死と200歳近い戸籍の問題にふれ
きっかけはご存じのとおり「生きていた」とされていた100歳以上の老人たちの「不明」事件ー放置死、もしくは死亡届等の書類等の作業を行なわなかったこと。
まず、この「年金詐欺事件」といってもいい事件など論外だが、いずれも「遺族」は無職、もしくは収入の極めて少ない人たちだ。現在ニートやフリーターが日本にあふれている現状を考えると今後こういうケースが増えるものと思われる。今回の一連の事件はまさにその前奏曲のようなものだ。
しかしその過程で露呈したあまりにも御粗末な事態
■「200歳生存」なぜ?震災・戦争・連絡ミス…
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100909-OYT1T00650.htm
「みつかったときはびっくりした」
などと担当者がいうが、データ化の際、業者にまかせっきりで、行政自身がそのデータの内容チェックを怠ったといわれても仕方ないな。怠慢のそしりは免れないだろう。
御粗末、御粗末のひとことにつきる。
これは世界中から笑いものにされるだろう。
しかし素朴な疑問、
この200歳云々や死亡報告をしなかった「100歳以上」もろもろは、日本の平均寿命のデータの対象に入るんだろうか?
たぶん江戸時代生まれ、坂本龍馬より年上等々の人たちはそもそもデータ化すらされていなかったはずなので対象外だろうが、事実上ネグレクトに近い状態で死んでも放置されていた100歳は「データの対象」になっていただろうな。
いずれにせよ日本の異常なくらい高い平均寿命はこれで少しは下がるんだろうか?
現在90歳の叔母と86の母親、両方の面倒をみているオレからみるとネグレクトされて年金を騙し取っていた連中が信じられん。
誰か表彰してくれんかな (爆)