KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

明らかな感染拡大なのに緊急事態宣言を頑なに拒否ーこんな時にコロナ感染を自衛、予防するには

久々の更新ー業務でおかげさんで多忙を極めたため、詳しくは小生の音楽ブログの方を参照されたい 

http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/

ご存じの通り東京は連日のコロナ新規感染者の過去最多が連続

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国内の感染者数も1,539人となり過去最多、感染者数のこの異常な増加は明らかにパンデミック状態であり、第二波などという甘っちょろいものではなくもはや感染爆発といっていい

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政府はこれに対して「何も対策をしていない」に等しい状態。このまま放置すれば感染者が万の単位になるのはもはや時間の問題であると思われる。

勿論マスコミは陽性者の数だけ煽っているが死亡率は上がっておらず陽性者の大多数が若年者であり、軽症もしくは無症状者であることも事実のようである。

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死者数が増えていないのは老人介護施設、医療施設での高齢者に対する水際対策がしっかりしているためでこれは緊急事態宣言以降顕著に対策が取られたためである。

しかし陽性率は3・9%(7月1日)から6・5%(7月30日)へと、じりじり上がっている。

f:id:KyojiOhno:20200802114339j:plain PCR検査は確かに6月から増えてはおり、7月も検査数は劇的に上がったがやはり陽性率の増加が今の現状をもたらしたものとしている。

こうした現状に対し特措法や医療体制の拡充に伴う新法案等を審議するため立憲民主党を始めとする野党各党は臨時国会の召集を憲法53条に基づいて要求しているが安倍政権は頑なに拒否している。

これはマスコミ(電通)の刷り込みで「野党は反対しかしない」「コロナに対して何もしない」などという人が多いが、何もしようとしていないのは安倍政権の方であることは火を見るより明らかである。

GoToといったこの段階で誰がみても失敗しかない政策を自らの利権を守るためだけに強行する政権、国民の健康と安全を守ろう、などとは考えていないことは明らかである。

コロナ感染から自衛する

そのためには自衛するしかない。そのためにはコロナウイルスの感染のメカニズムを正しく理解しなくてはならない。いくつかサイトがあるので参照されたい

www.mhlw.go.jp

pro.saraya.com

以下はずいぶんあちこちで掲載されているのでご存じの方もいるだろうが、コロナ感染には

(1)飛沫感染

感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染します。

※主な感染場所:学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所

(2)接触感染

感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れてウイルスが付き、別の人がその物に触ってウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。

※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど

それでマスメデイアでもさんざん言われている「三密」というコロナ感染の可能性があるシチュエーションが出て来るが、要は三密の条件がそろった空間でコロナ感染者がいれば感染する可能性が高いということである

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コロナウイルスのやっかいなところは無症状の人も多く、自分が感染したことすら気が付いていないケースが多いということだ。しかし無症状の人にも十分に感染能力がある。自然治癒した人も一か月近くは他人に感染させる可能性はあるという

つまりどこに感染者がいるのかわからない、という所がこのウイルスの極めてやっかいなところである

だが日本人は欧米人と違いマスクに対する抵抗力は低く、手洗い、うがいも頻繁に行っている。逆にだからこの程度で済んでいるといういい方も可能だ

そこで上記の(1)(2)をよく検証してみる

感染経路は飛沫にせよ接触にせよ最終的には鼻と口である。だからマスクは有効なのだ。Covid-19{コロナウイルス)はマスクの網目を通るので意味がないという人がいる。だがマスクは少なくとも上記の(1)(2)から鼻と口にウイルスが入ることを防ぐ手立てにはなる。だから必要だ。

つまり三密もそうだが、その場所で誰か「口や鼻を開けたか」というのが重要なポイントになる。コロナは他人がしゃべったり飲み食いしている時に気をつければいい。その時に必ずマスクは着用でソーシャルデイスタンスをとること。接触感染はこまめな手洗いで一定限度防げる

三密の中の「密集」だけではどうだろうか? 例えば「密集」の際たる電車とかではクラスターは報告されていない。なぜなら特にコロナ災禍になってから顕著だが電車内でおしゃべりしたり、物を食べたりという光景を最近みないであろう。その限りは例え多少密集していても感染リスクはそれほど高くない。(但し電車のつり革とかコロナが付着する可能性は捨てきれないので口や鼻を触るまえに必ず手を洗うこと)

要は口を開ける行為ーしゃべるとか食べるとかしなければ感染リスクは下がる

問題は外食する時、当然食べる時は口を開けマスクも外すだろうからその時に気をつければいい。ソーシャルデイスタンスをとって人との間隔をあける。対面で食事はしないなるべくカウンターのようなところで食すようにする

そうしたことを心掛けるしかあるまい

一方で密集とか三密のイメージが強いが意外に安全なところもある。映画館である。映画館の空調システムは20分ことに館内の空気を入れ替えるために密封空間ではない、これは結構重要である。

 

一部の方からの反論で全ての劇場にこういう換気能力を備えた空調があるのか?という指摘があった。確かにすべてがそうだと断言するのは難しいが少なくともシネコンレベルの劇場には装備していると考えて間違いなさそうである。

いずれにせよ「三密」以外に口や鼻を使う空間かどうか。それを見極めて行動するのも手だろう

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