KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

自公の岩手県知事選挙「敵前逃亡」が意味するもの

報道されているように自民党公明党が推薦する岩手県知事候補の予定だった元復興相の平野達男参院議員(無所属)が出馬断念を表明した。知事選には岩手を地元とする小沢一郎生活の党代表と行動を共にしてきた現職の達増拓也氏が、3選を目指し名乗りを上げたが、それに対抗する候補として自民、公明から推薦されたが、結局事前調査で「勝ち目がない」ことがわかり出馬を断念したものと思われる。

元復興相の平野達男参院議員

■自民、逆風やまず対決回避=野党は勢い、岩手知事選[時事通信]
http://getnews.jp/archives/1080123

「いろんな方からアドバイスがあった」。平野氏は7日の記者会見で、出馬断念の背景をこう説明したが、事前調査で苦戦が鮮明になり、政権側が出馬見送りを迫ったとの見方がもっぱらだ。
<中略>
だが、安保法案への批判などで内閣支持率が急落すると情勢は一変。達増氏には、小沢氏を中心に民主、維新、共産、社民各党の支援も決まり、野党は共闘態勢を構築した。維新の今井雅人政調会長は7日の記者会見で「官邸が出馬をしないよう働き掛けたとの話も耳にする」とこれ見よがしに語った。

関係筋によると本日の埼玉県知事選は自民党候補の敗北が濃厚だし、平野氏辞任に伴う参院補選で負けたら3連敗を食らう。だから、“負け戦”がハッキリしている岩手県知事選で不戦敗を選び、とりあえず参院の味方の数を確保する道を選んだという。

どうやら3連敗で「安倍政権への逆風」が現在以上に盛り上げることを避けるため、「不戦敗」なら逆風を減らせるであろう。ということらしいが、

全く無駄だ!! 負けに変わりはない

それにこの「敵前逃亡」「不戦敗」の意味はそれだけではない

今回の岩手県知事選挙の1つの特徴として現職の達増氏に小沢氏を中心に民主、維新、共産、社民各党の支援も決まり、野党は共闘態勢を構築した。小沢一郎氏が主張するオリーブの木方式だ。

今回の自公の敵前逃亡で測らずも自公は小沢氏のオリーブの木」方式で野党が共闘されたらもはや選挙に勝てない、ということを自ら認めてしまったのである。 まさしく支持率低下に伴いあわてふためいているのが手に取るようにわかる。

この意味は小さくない。

だから野党に呼び掛けたいのは

この際「小さな違い」に目をつぶり共産党を含む全野党は「オリーブの木」方式で選挙体制を早急に確立せよ。

安倍のあと誰にする? という話をよく聞く。私は共産党とはいえ志位氏でもかまわない、と思っている。なぜならどのみち近々解散総選挙となり自民から政権を奪っても当面、1993年の細川政権のような多党連立による政権にならざるを得ないからだ。結果的に細川政権は1年に満たない短期政権だったが、その時の失敗を学んでまずは安倍政権がやりたい放題やっていた悪政を徹底的に排除することから始めればいい

岩手県知事選は安保法案の是非を問うまたとない機会だったのに、安倍首相はそれを奪ってしまいました。国民感情を逆なでし、ますます支持率が下がると思います。しかも“選挙に勝てない”と認めて不戦敗を選択した安倍首相は、もう解散総選挙なんてできっこない。解散カードを失った首相は求心力が急落し、身動きが取れなくなる。“安倍おろし”が始まるのは時間の問題でしょう。岩手県知事選のように野党が共闘態勢で追い込んでいけば、政権は瓦解する。それを不戦敗で認めてしまった(政治評論家 山口朝雄氏)

安倍政権を一日も早く倒したい私としては政権崩壊の日が近いことを期待する。