KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

オウム高橋容疑者逮捕ー全員逮捕に17年もかかるとは

既に速報で伝えられているようにオウムの最後の逃亡犯の高橋克也容疑者が大田区蒲田の漫画喫茶で逮捕された。

■オウム高橋容疑者逮捕 東京・大田区の漫画喫茶
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012061501001289.html

■漫画喫茶から通報…「高橋克也か」「はい」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120615-OYT1T00327.htm?from=top

特別手配からなんと17年(!!)
オウムの逃亡犯がやっと全員逮捕されたことになる。なぜこんなにも時間がかかってしまったのだろう?

前にも書いたが私は間接的だがこのオウムの事件で被害を受けている。このオウム事件以降、ヒーリングや精神世界的、ニューエージといった類のものが「オウムと同じようなもの」などという短絡的に捉えられ、好調だったヒーリングシリーズが突然売れなくなり廃盤の憂き目にあった。
またサリン事件の前日にイベントの大口案件の打ち合わせを築地にある某大手広告代理店(厳密にはその関連会社)で打ち合わせを行なっているので一つ間違えれば自分も巻き込まれた可能性がある。

当時の担当者も被害にあり入院や退社をした関係、そしてその後の経済状況からこの大口案件の企画は8割型GOになっていたものの結果としてポシャってしまった。

私が昨年音楽を担当した短編映画の監督もサリン事件の被害者で辛うじて生存したが、今も後遺症に悩まされている。

当然のことながらこの事件は他人ごとではないのである。

特別手配犯が全員捕まりようやく終わったという感じもするが、これが麻原や既に逮捕されているオウム犯の動向にどう影響するかは今後の情勢次第。まだあの事件は終わってはいないのだ。

そして何よりも、なぜあのような事件が起きてしまったのか。なぜ「普通の人々」があのような破滅の道に進んでしまったのか。

そこの部分の検証は一切行なわれていない。「臭いものに蓋」をされたままだ。

これではこの事件から何の教訓もこの国の人間は学んでいないことになる。これでは同じような事件がいずれ必ずまた起きる可能性が高い。

1995年3月に起きた地下鉄サリン事件で、殺人と殺人未遂容疑で特別手配されていたオウム真理教高橋克也容疑者(54)が15日朝、東京都大田区西蒲田の漫画喫茶で、警視庁の捜査員に身柄を確保された。

 男は、自分が高橋克也容疑者であることを認め、蒲田署に任意同行された。同庁は殺人容疑などで逮捕する。

 オウム真理教信者の特別手配を巡っては、昨年12月31日に平田信被告(47)(逮捕監禁罪などで起訴)が出頭したほか、今月3日には菊地直子容疑者(40)が殺人容疑などで逮捕。高橋容疑者は、一連のオウム事件で、最後の特別手配だった。高橋容疑者の逮捕で、教団による一連の事件に対する捜査は大きな節目を迎えた。

 高橋容疑者は、教団「諜報(ちょうほう)省」に所属し、地下鉄サリン事件で実行犯の運転手役を務めたとされるほか、目黒公証役場事務長拉致事件(95年2月)や東京都知事あて郵便爆弾事件(同5月)など5事件でも逮捕状が出ている。

 捜査関係者によると、JR蒲田駅近くの漫画喫茶から15日午前8時半頃、「似ている男がいる」と通報があり、同庁捜査員が駆けつけた。捜査員が「高橋克也か」と尋ねると、男は「はい」と認めたという。