KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

鳩山辞意ー結局お坊ちゃまにはリーダーは務まらないのか

既にご存じの通り、鳩山首相辞任、小沢幹事長も辞任となった。

鳩山首相辞任:「幹事長も辞職を」…小沢氏「わかった」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100602k0000e010035000c.html?link_id=RAH01

沖縄普天間基地が県内移設が決まった時点でこうなることはわかっていただろう。圧倒的多数の議席を持ちながら結局政権は一年もたなかった。民主党政権に対する期待も大きかっただけに失望も大きい。

鳩山にしろ、自民党の福田や安陪にしろ麻生にしろいずれも「お坊ちゃん」である。一般庶民とは桁違いの資産を持っており、いずれも三代続いた政治家の家族。当然温室育ちであり、一般庶民の感覚などそもそも持ち合わせていないだろう。そして「お坊ちゃん」は修羅場には弱いのだ。首相三代続けて一年持たなかったわけはここにある。やはり「お坊ちゃん」にはリーダーは務まらないのだろうか

おそらくは菅副首相が後任の有力候補だろうが誰がなろうと針のむしろになるのは避けられまい。菅がかつての厚生大臣時代のような指導力を発揮できるかがポイントだ。

民主党政権の迷走ぶりに呆れている人も多いだろうが、民主党政権になってよくなっている面もある。政府関連事業の収益を政府の収入として吸い上げるなどというのも1つで、民間企業の親会社子会社では当たり前に行なわれていることが行なわれておらず、官僚たちが好き勝手に使う金に化けていた。また官僚の天下り先や既得権益の温床になっている特殊法人にも「仕分け」でメスが入っているのは評価すべきである。

また以外に知られていないが自民党記者クラブ向けにしか会見を開かなかったが、民主党政権になってから記者クラブ関係者以外」向けの会見も開いている。殆どがフリージャーナリストや外国記者であり、そちらの記事の方がおそらく真実に近いし読んでいて面白い。これは自民党政権時には考えられなかったことだ。(当然のことながらマスメデイアはこのことを一切伝えていない)

民主党政権がこけるとこうした官僚政治、族議員政治が復活したり再度の右傾化も懸念される。実際自民党の中には国家主義勢力がまだ温存されている。(i.e.安陪、中曽根)

誰が後継者になるにせよ、今後の日本にとって責任は重いしこの混乱ぶりを収拾するのは容易ではないだろう。