不信任案の茶番
■不信任否決で首相が「復興めど」まで続投、辞任時期は民主内に温度差
http://jp.reuters.com/article/jp_quake/idJPJAPAN-21499220110602
昨日からスタジオのMAC G5 DUALが起動不能状態に、その復旧作業にふりまわされていたので本当にそれどころではなかったのだが...(結局復旧は断念)
それにしてもわからない。自民党の野党は勿論、鳩山前首相や小沢一郎の考えが全くわからない。まだ震災の傷跡も殆どいえてない状態、復興対策もままならず、被災者には義援金ですら満足に分配されていない。そんなときにこんな政治ゲーム、権力争いなんかやっている場合ではないだろう。我々庶民の理解の範囲を超えている。
そして「原発問題がメドがたつまで」と菅首相が言ったとたんに矛を収める。とんだ「茶番」であるし、こういうのを時間の無駄、エネルギーの無駄といっていい。
その意味では
国会がもっとも節約や節電からほど遠いことをしている。
といっていい。
それにしても鳩山や小沢の今回の行動、一体何を考えて今回の一連の行動を取っているのか全くもってわからない。一時は「小沢新党」を立ち上げ、などといっていたが、こんな状況で仮に不信任案が可決し衆院解散したとしても、「小沢新党」なんか誰が支持するだろう。だいたい小沢氏は自分の地元に被災地があるのにその被災地に対して何かやったのか。そんな話はきいたことがない。地元の被災者には目もくれず、国会でのパワーゲームに明け暮れているとしたら、それは政治家としてだけでなく人間としてもいかがなものか、といわざるを得ない。
別に菅政権を擁護するつもりは毛頭ないが、今回の国会の不信任案のドタバタ劇、あまりに国民の感覚から乖離し過ぎている。だいたいこの「茶番」を被災者にどう説明するつもりなのか?