KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

何度でもいいます。消費者がまず冷静になりましょう

■買いだめで生活自縛 悪循環 物流滞る
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001103180004

先ほど女房がやっとの思いで切らしていた日曜品の買い物から帰ってきた。うちは買いだめはしていないから「必要になったもの」しか買いにいかない。当たり前の話だ。

だが女房の話だと相変わらずトイレットペーパーやペットボトルの水を大量に買い込むおばさん、どう考えてもそんなに必要ないだろうと思うものを買い込んでおり、「買いだめ、パニック買い」は一向におさまる気配がない。

上記の記事でもある主婦の発言で

「水を買いだめしたが、もう少し買おうと来た。被災地の映像を見ると不安になっていろいろと買ってしまう」。

と発言。心ならずも私の昨日の記事
■「パニック買い」を結果的に煽動した東北関東大震災の災害報道
http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20110316

が正しいことをご丁寧に証明してくれた。

スーパーやコンビ二の流通市場関係者は冷静であるが、ある店長の弁「お客さんがなかなか冷静になってくれなくて困惑しています」

 県内を中心に「フジスーパー」を運営する富士シティオの担当者は「普段通りの消費行動を取ってくれれば、品切れにはならないのに」と話していた。
<中略>
同課は「客がガソリンスタンドに殺到したことが原因」と分析。「消費者が落ち着いて行動すれば、問題は解消するはず」とみている。

そのためには災害報道、特に民放の災害報道は結果的にかなりパニックを煽っていることが上記の記事からも既に明らかなので見ないことをお勧めする。

また民放のデスクも他者よりインパクトのある映像」などという不埒なことは今は考えずに報道の社会的使命の方をきちんと果たすように心がけで欲しい。被災者だけでなく一般視聴者がどういう情報を求めているか、あなたたちは本当はわかっているはずだ。今までのように視聴率センセーショナリズム優先でパニックを煽ったりニュースをバラエテイ化するような番組作りは視聴者の不信感を招き、さらなる「視聴者離れ」を誘発するということを認識すべき。今回の「パニック買い」を煽動した罪は重い。

そして何よりも
こうした社会不安を煽るような映像や画像に惑わされることなく、まず我々消費者が一日も早く冷静に戻るべきである、ということを声を大にしていいたい。まずそれを収めてから東日本の復興を始めないといけない

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