KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

公約破棄連発と民主主義を壊そうとしている自民党が圧勝する不思議

参議院選挙自民圧勝という情報をマスコミはこれでもかと流していますが、まだ選挙が終わったわけではありません。「選挙で投票に行きましょう」といいながら一方では国民の投票意欲を失わせるような情報を繰り返し流すマスコミ。裏で自民党とつるんでいるんでしょうか?

さて私にとってどうにも不思議なのは現在の自民党安部政権は国民の多くが望んでいる(はず)だった政策とはことごとく逆のことを行っているにもかかわらず安部政権を国民の6割が支持し、今回の参議院選挙も絶対安定多数獲得の可能性大という情勢になっている点です。

私の記憶が間違いなければ昨年の衆議院選挙において国民の大多数は次のように望んでいたはずです。以下の票をみていただきたい。

政策 昨年衆議院選挙当時 現在の安部政権の政策
原子力発電所 脱原発 安全確認の上再稼働
TPP 不参加もしくは慎重 交渉参加
消費税 見直し 予定通り消費税アップ
憲法改正 一部の保守系ネトウヨを除きそもそも本当に希望しているか疑問 96条皮切りに9条、12条、21条各項改憲
嘘ではないのは以下を見ればわかります
原発反対国民の大半

・TPP

これだけでも十分に公約違反ということができます。民主党の野田政権が民主党が2009年に出したマニフェストをことごとく否定し選挙民を裏切ったのもひどかったですが、安部政権も野田政権に負けず劣らず公約違反をやっています。なのになぜか誰もこのことに触れないのは本当に不思議です。

おそらくマスコミが持ち上げているアベノミクスとかいうものでみんな目をそらされている傾向があるように思います。しかしかけ声とは裏腹に現在景気が回復しているという実感はまだありません。なのにいまだにアベノミクスに期待している(期待しすぎている)人が多いことに驚かされます。

そしていわずと知れた憲法改正

私の記憶に間違いなければ一部の保守系、右翼系、ネトウヨ系をのぞけばこれを本当に望んでいる国民はあまりいないと思いますし、NHK世論調査「賛成」「反対」「わからない」がほぼ三分しています。

そして憲法改正が実現すれば日本国憲法はなし崩し的に戦前の明治憲法に戻る可能性があります。いや戻る可能性が非常に高いです。

つまり

1.自民党公明党 衆参両院で絶対安定多数獲得(議席の2/3以上)

        

2.憲法96条改正案通過(議席の2/3以上)

        

3.国民投票で採決

        

4.憲法改正達成

        

5.なし崩し的に9条戦争放棄

 12条(基本的人権

 21条(言論、集会の自由) 改悪

これらが本当に現実化する可能性が高いです。

しかし私がみたところ日本国民の中には一部を除き不思議なほど危機感があるように感じません。
何となくムードに流されやすい、あまりよく考えないで支持している傾向が見て取れます

それを考えるとやはり日本という国は実に不思議な国であるといわざるを得ません。
理屈よりはイメージで操作されやすい国民であることがわかります。

それを考えると先日の児玉克哉三重大学教授のブログ記事
■選挙と投票率参議院選挙を前にして
http://blog.livedoor.jp/cdim/archives/52328119.html
で投票する人の8割が「何も考えないで投票している」というのはまんざら間違いではないかもしれません。

ちなみにスタジオジブリの小冊子『熱風』2013年7月号の特集は「憲法改正」反響が大きく品切れになったため該当記事をネットで無料配布しています:
http://t.co/VHHEXSBIH6

だがしっかり考えている人が2割から3割に増やすことは十分可能です。とにかくまだ選挙が終わったわけではありません。

声を大にしていいたいのは

マスコミの流す情報を鵜呑みにして惑わされないでください

そして

投票率があがれば結果はどうにでも変わります。マスコミの情報に惑わされずみんなで投票しましょう

選挙は国民が政治権力に対して持っている武器です。

いつ? 使うの?  今でしょ

ということです

大野 泰史
kyojiohno@yahoo.co.jp

今回の選挙法改正のガイドラインに乗っ取ってブログ記事を書いています。尚、私自身は特定の政治団体とは一切関係ないことを付記しておきます。