Jin 仁 終わりました。全体的な感想
はい、Jin 仁 今日終わりましたね。
クライマックスはかなり原作とは違いますね。それをとやかくいう人がいますが、だいたいドラマも映画も脚色ものですので原作とクライマックスが違うというのはそう珍しいことではありません。NHKの大河ドラマ、龍馬伝の時も司馬遼太郎の「竜馬が行く」とストーリーが違うなどと騒ぎ立てたおばかさんがいましたが(作者が違うんだからストーリーが違うのは当たり前)、所詮はフィクションなので「原作と違う」などと騒ぎ立てるのは無意味です。ドラマ(映画もそうですが)原作のシミュレーションではありませんので
そこをわかっていない人がどうも多すぎますね。だいたい船中九策なるものが出たあたりからもう原作と違ってきているのはわかりましたので、今回のクライマックスの違いも別に驚くに値しません。
一番大事なのは良質のドラマに仕上がったか、という点で今回の脚本も意図はよくわかるんですが、少し無理がある点がいくつかありましたね。最後の咲さんの手紙はとても切なかったんですが、南方仁の存在を仁友堂の人が忘れてしまう、というのはあれだけのことがあった割にはちょっとどうかな、という気がします。また「ホスミシン」を捜しにいったのに現代に戻った地点で「ホスミシン」が恭太郎さんによって見つけられたこと(恭太郎は原作では死にます)といったところが少し残念ですね。まあ病院の例の「落ちる」シーンのあと「何かが変わった」というのはわかりましたが..
しかし今回の全十二回、1つ1つの話はかなり丁寧に作られてきたのがわかりますし、日本のドラマ史上では最高傑作の1つには揚げられるでしょう。
しかし終わってしまってちょっと寂しいですね。
え? 姫たちの戦国?
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まあ坂の上の雲の第三部に期待しましょう。
まだオンエアまで半年もある....