KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

情報過多社会での情報の取捨選択

インターネットの危機を2回に分けて書いたが、インターネットの情報の信頼性やネットユーザーのモラルやマナーの低下は、いわゆる中川さんのいうバカで暇人がネットに貼り付いている時間が長いために起きていることを述べた。

一般ユーザーは彼らほど長時間ネットをやっている時間が少ないため、結果としてバカで暇人「ネット万能論者」を信じ込むネット業界の関係者やITギークといった連中がネットでの影響力がどうしても強くなってしまう。

このため「社会的に必ずしも多数派意見ではない」言説があたかも「ネットでは多数派意見」であるかのように見えてしまう、時には暴論があたかも正論であるかのように広まるデマがあたかも真実であるかのように広まる、などということが起きてしまうのだ。

こういう状況だとネットの情報の信頼性が今後上がる、というのは考えにくい。これは統計学でいう情報エントロピーの法則、という観点からもある意味正しいかもしれない。情報が増える→エントロピー(煩雑さ)の増大→情報の質の低下、勿論統計学上の「情報量」というのは実際我々が「情報」として認識する「情報の質」とは無関係である。しかし何か象徴的な意味があるように思える。

そんな中、信頼性や信憑性の低い情報を我々は取捨選択せざるを得なくなる。既に現代はとてつもない「情報量」があり、その中から取捨選択するのは簡単ではない。取捨選択できるのか、という不安も正直ある。

そんな中、こういう情報過多社会において絶対にやってはいけないこととして、他人の情報を鵜呑みにする、ということだけはやってはいけないだろう。

私のブログも私なりに情報を調べて、慎重に書いているつもりではあるが、勿論自分の主張等が絶対正しいなどと思っていないし、そう思ってもらっても困る。

とにかく入ってくる情報の海の中で見つかる情報を1つ1つ冷静に受け止め、可能な範囲で情報の取捨選択につとめる、それしかないかもしれない。