KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

民主党の相次ぐ失態は官僚のサボタージュ(破壊工作)が原因?

柳田法相の辞任のあとのドタバタ劇はまだ続くようだが

■前法相辞任でも展望開けず=首相決断に異論くすぶる−民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010112200902

大臣が放言で辞任、というのは自民党政権時代にもよくあったことだが、それにしても尖閣問題を始めとする中国の問題、そして警視庁のテロ情報流出(こちらはいまだに犯人がつかまらず)そして海保のビデオ流出、と現政権がなかなか政策や法案や予算の審議といった本来の仕事に専念できない状態が続いている。内閣支持も急落だ。

しかし先日、APECでの問題で実は外務官僚の一部が意図的にサボタージュ(注:サボタージュとは「サボる」のではなく破壊工作、仕事の邪魔をする、という意味)をしている可能性が高いことがわかった。

実は民主党政権になり、高級官僚のかなりの人間が政権に対して、非協力的どころか目立つ、ということはいわれていた。実は私の知り合い(同期生)にも外務官僚がいるが、その人間が「政治主導? 俺たち抜きでできるもんならやってみなさい、ですよ」などと発言をしたのを覚えている。

私はこの発言は全員ではないにしろ、官僚のかなりの層がこう考えている可能性が高いと感じる。特に民主党政権の「仕分け」作業が始まってからこの傾向が顕著になっている。

例の警視庁のテロ情報など、限られた人間しかアクセスできないはずで、外部(ネット経由)からの侵入はほぼ不可能である。(ネットにつながっていないところに保存)
それゆえ誰かが意図的に流さない限りは流出することなどありえない。いまだに犯人がつかまっていないが、はっきりいって海保のビデオ流出以上にこの事件は深刻である。

実は例の尖閣問題にしろ外務官僚の多くはリアルタイムでかなり正確に状況を把握していた可能性が高いという。そしてそれを(たぶんわざと)首相官邸側に伝えなかった可能性が高い。事実だとすればこれはサボタージュ以外の何者でもない。

つまり民主党政権の本当の敵は国会の野党ではなく、本来手と足となって働かなければならない官僚である可能性が高い。

実際官僚の大半は実は自民党支持者である。理由は簡単、自民党の多くは族議員だからである。つまり官僚の大半にとって自分たちの権益を守ってくれる族議員が多い自民党政権の方がはるかに都合がいいのだ。もしそんな姑息な考えで現政権に対してサボタージュをやっているとしたらこれは許しがたい行為であり、こういう言い方は好きじゃないが、国家への反逆行為であり、給料泥棒といってもいい

勿論民主党側にも問題が多い。「政治主導」というからには「官僚任せ」をやっていたら「政治主導」などできるわけがない。官僚に負けないほどの情報収集力と政策ブレーンがなければならない。国民の多くが民主党政権に失望したのはその両者を政権を担当する前に完全に装備できなかったのが原因だと思われる。だから政権が官僚に「篭絡(ろうらく)」されたように見えてしまったのだ。官僚を上回る理論武装と情報収集力を確保できていればたとえ官僚が「意図的に」伝えなければならない情報を伝えなくても他の方法でそれを補えたかもしれない。民主党政権は自分たちの本当の敵は自分たちのすぐ足元にいる、ということを考えるべきである。