KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

小泉新自由主義支持者と安部政権支持のネトウヨ在特会の奇妙な共通点

昨日も国会前で安部政権の安保法制の強行採決に抗議する人たちが国会前に集結した。7万人といわれる


しかし衆議院第一議員会館前で「頑張れ安倍総理」の看板を掲げる集団が激しいヘイトスピーチを浴びせ国会前の集会を妨害しようとする行動に出た。


在特会を中心とするネトウヨのグループである。

安倍政権を熱烈に支持し、安倍政権支持の主要層にあたる連中である。

ネトウヨの特徴は以前も述べた。簡単にまとめると以下のとおり

1.そもそも本物の右翼ではなく嫌中、嫌韓、嫌朝鮮が基本の国家主義レイシスト(人種差別主義者)である


2.自分たちと違う意見の人間を全て「反日」もしくは「サヨク」と決めつける


3.自分たちの気に入らない人間を強引に韓国、朝鮮、中国の人間と結びつける


4.彼らが考える「反日」もしくは「サヨク」的な情報は何でも飛びつき、それを鵜呑みにして拡散する。


5. 多様性を一切認めない。何でも右が左、白か黒かという単純な思考回路しかもたない


6. 他人を分かり合おうなどという姿勢はハナからない。ただ「反日」もしくは「サヨク」と決めつけ自分たちの気に入らない人間を叩くのが主目的

この時この在特会連中が国会デモの何人かを取り囲みかなり危険な状態になったようだ。かなり殺気立って以下のような言葉を発したという

「朝鮮に帰れ!」
「中国に帰れ!」
「自殺しろ!」
「馬鹿野郎!」

上記のネトウヨの行動パターンの3にあたるのだが、強引に韓国や中国と強引に結びつけ強烈に思い込んでいる様子がわかる。何をいっても中国か韓国系だと繰り返すばかり、まるで洗脳されているようだったという。

後でわかったのだが夕刊フジzakzakのこの記事がネトウヨを動かしたようである。
■スクープ最前線】反安保デモに「中韓反日組織」の潜入情報 倒閣工作に呼応する勢力も (夕刊フジzakzak)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150723/plt1507231140001-n1.htm

全く馬鹿馬鹿しい記事であり、反安保法制の運動に対して明確な悪意しか感じないのだが、例によってこれは

安倍晋三レイシスト在特会夕刊フジ=産経   

構図

を見ることができる。たぶん背後に安部政権をコントロールしている日本会議がいる可能性も高い

正直、もし日本会議が今日の国会デモにネトウヨ連中を安部政権の応援に派遣したとしたら、あまりの浅知恵に失笑を禁じ得ない。なぜならこういう連中は安倍政権に寧ろマイナスなイメージしか与えないからだ。日本会議にとっては望ましい連中かもしれないが一般庶民はこういう連中を見たら間違いなく引く。

まあ類は友を呼ぶ、といえばそれまでだがこの在特会を中心としたネトウヨ連中を見るとあることが見えてくる。

はっきりいってどうみても学校や職場でそれなりの地位にいる連中には見えない、寧ろ日常的に周囲から虐げられ相手にされていないような連中ばかりだ。

これを見て思い出すのは小泉政権当時に小泉の新自由主義政策を熱烈に支持していており、それに対して疑問を発した人間を片っ端から攻撃していた連中に極めてよく似ている。いわゆる「自己責任厨」である。

だがこの「自己責任厨」の中に経済的な「勝ち組」に入っている人間は殆どいない。寧ろ新自由主義政策では真っ先に割を食う、すぐに切り捨てられる人間が熱烈に小泉新自由主義政策を支持していた。

今回もネトウヨ連中も同じ
安部政権の恩恵を被るどころか実際日本が戦争に巻き込まれたれたら最も生活に影響を受けるどうみても裕福とはいえない層の可能性が高い。

ネトウヨの殆どは頭が悪い、どうみても利口な連中には見えない

何故なら彼らの行動はどうみても矛盾している。

経済的にあまり豊かではなく定期的収入が得られていない人間に限って「格差が開く」ことを肯定し、生活困窮者を過剰に批判する人たちは自分自身が身体を壊し長期入院をした場合身寄りや蓄えがなく生活困難になる可能性が高い人達が多いことだ。

「自分にとって不利」になりかねない発言を過剰に主張し、自分たちを最初に切り棄てる政権の政策を熱烈に支持する。このおかしな傾向が小泉政権の時もこの安部政権の時も同じことが起きている。

この矛盾は一体何なのだろう、とも思う。

一つ考えられるのは「自己責任厨」在特会ネトウヨも30代ー40代の年齢層がきわめて多いことだ。

いわゆるロスジェネ世代が中心

彼らはバブル世代に対するルサンチマンの塊であり、自分たちが今の境遇にあるのは日本の既存のシステムが全て悪い。

憲法社会保障システムも今の企業や学校のシステムも全て悪いから自分たちがこうなった。

そういう思い込みが彼らにあのような行動を起させている可能性がある。それが実は社会的には寧ろ弱者である自分たちを保護している、などというロジックは彼らには通用しない。そういう理屈を説明してもそもそも彼らは聞く耳を持たない。

ある意味、マインドコントロールされている連中だ。

既存のシステムを守る=悪
既存のシステムを破壊=善

こういう白黒、右か左という発想しか彼らには理解できない

彼らにとって有名人や社会的成功者は全て敵。だから何だかんだ揚げ足とって有名人のブログ、twitterを炎上させようとする

だから「弱者を保護」したシステムを次々と破壊した小泉新自由主義政権を実際には自分たちが最初に捨てられる立場にあるにも関わらず熱烈に支持し、「憲法改正」や日本のナショナリズムを高揚する安部政権も「既存のシステムを破壊する救世主」という風にしか彼らの目に移らなかった。そしておそらくデマの出所は日本会議あたりだろうが、「自分たちが今こういう境遇にいるのは韓国人や中国人のせいだ」などという全くなんの根拠もない妄想を信じ込まされているのだ。まるでカルト宗教の信者のように

だが安部政権の支持がどんどん急降下し、安倍政権の支持者の中心がこのような連中だと世間に知られれば支持率降下に拍車がかかるに違いない。反安部政権の私にとっては都合がいいことではある。

しかし上記の分析が正しいとすると在特会ネトウヨに対しては嫌悪感もいだくが同時に哀れにも見えてしまう。何と言ってもマヌケだ。自分が最初に棄てられる立場にいることすら認識できず、その自分たちを使い捨てのゴミのように捨て去る政権を熱烈に支持しているのだから

少なくともこいつらには未来がないからだ。