先日の私の記事が一部の動きでないことが証明されました。
http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20150720
「報道ステーション」、「安保 参院審議入り前に『公明支持層』に法案反対」の動きがあることが報道されました。
地上波のテレビがこのことを報道したことにより創価学会会員の公明党離れを加速させる可能性が大きくなったといっていいと思います。案外事態は早く動くかもしれません。
今ですら創価学会の1/3が公明党離れを始めているというデータがありますのでこれが広がると公明党に動きが出ざるを得ないと思います。
具体的には公明党には2つの選択肢しかありません。
1 自民との連立解消、政権離脱で分裂を回避する
2.政権維持派と公明党の原点の平和主義を守るために法案反対派で党が分裂するか。
これはそのまま創価学会に元々ある2つの派ー政権維持派の正木派と公明の本来の平和主義を守ろうとする谷川派、の権力争いにつながりますから、どうなりますか。いずれにせよ早ければここ1か月以内に見えてくるかもしれません。
ちなみに一部勘違いしている人がいるようですが60日ルールの衆議院再議決の場合は過半数ではなく衆議院2/3以上の賛成が必要なのです。今回の事態で衆議院で公明党が10人以上連立離脱した時点で60日ルールでの再度可決は不可能になるのです。また参議院では14人以上公明党が離脱すれば再度ねじれ状態になります。
勿論どちらになっても安部政権にとっては致命的な打撃となり、安保法制も廃案になる可能性が高くなります。そうなると政権崩壊しかありません。