中国からのハッカー 中米のサイバー戦争は新時代の「冷戦」?
選挙関連の話ばかりだと何なのでたまにはうちの会社の話
一応小さな制作会社を経営しているので自社のウエブサイトのアクセスはかなりマメにやっているつもりだけど、
http://www.hybridmusic.jp/
実は先々月あたりから中国から怪しいアクセスがうちのウエブサイトに来ていた。最初はスパイダーの類かと思われたが調べたらどうも違うことが判明。
このIPアドレス[119.147.146.118]はブラックリストに載っていたIPアドレスだった。
http://myip.ms/view/blacklist/2006159990/Blacklist_IP_119.147.146.118
分析データがどこまで正確がわからないが発信元は広東省広州市らしい。
そのブラックリストには「ハッカーの可能性」という警告があった。
早速サーバー会社に相談。まずは対策としてどこまで効果があるかわからないが特定IPのアクセスをはじく.htaccess ファイルをデイレクトリーにアップロードした。
幸いにしてうちのウエブサイトには.cgiや,phpといったファイルがないのでウイルスを埋め込まれる心配はない点とftp経由で確認した範囲ではおかしなファイルがアップロードされている形跡は今のところ見当たらない。今のところ実害はないようだ。しかし引き続き注意が必要である。
それにしても官公庁や大企業のウエブサイトならともかく吹けば飛ぶ(下手すりゃ吹かなくても飛ぶ)うちのような会社のウエブサイトになぜこうも執拗にアクセスしてくるのだろう? 全く理解できない。
知り合いのIT関係者に聞くと実は昨年の秋くらいから中国経由での不審なアクセスが増えているという。しかもロケーションは中国ではあっても必ずしも大元が中国とは限らない場合もあるという。
話によるとアメリカと中国の「不正アクセス合戦」はかなり頻繁にあるようで、先日のスノーデンの発言も全部ウソではないかもしれないが、全てを鵜呑みにするのは危険である。
先日も習近平とオバマ大統領との米中会談が行われたが、どうも米中のサイバー戦争のようなものは実際に行われているのかもしれない。
これは新たな形の「冷戦状態」といえるかも
しかししばらく警戒態勢は緩めず監視はして行こうと思う、