KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

政府がメデイアをコントロールー放送命令

■「国営放送持てば…」民放連会長、放送命令を批判(日本政府がNHKに対して放送命令を下したことに関して)ー

私はマスコミ関係者でもないし、基本的にマスコミは信用しない。しかしそれと政府が放送法の枠内とはいえ一放送局に命令するという前例は政府がメデイアをコントロールする悪しき前例を作り、もしこれをきっかけに一般の民放にまでこの摘要範囲を広げようなどという動きが出ればかつての大本営発表のような動きへと発展しかねない。

国の重要政策について命令して何が悪いという議論があるが、それなら政府広報や記者会見等さまざな方法があり、わざわざ「命令」する必要などないはず。政府がメデイアをコントロールするということはマスコミが政府の代弁者となり、政府の情報操作の道具に成り下がるということである。そうなれば政府の政策や政治家の行動を批判するのは殆ど不可能になる。その意味をもう少し考えて欲しい。政府のいうことを何でもかんでも肯定するようなメデイア、(それは北朝鮮のあの滑稽極まる国営放送と本質的に同じものになる)そんな報道番組をあなたは見たいと思いますか? 私は見たくない。

国の政策をプロパガンダするということと国がメデイアをコントロールするというのは基本的に別の問題である。そこを混同している議論が多すぎる

そもそもこんな項目が放送法の中にあること自体が問題でこれを放っておいたことが悪い。

私は繰り返すが今の日本のマスコミ、特に報道に対しては批判的な人間である。しかしだからといって日本のマスコミが北朝鮮のように政府にコントロールされるような、そんな社会には住みたくない。

(元mixi日記掲載)