KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

阪神大震災20年 我々は何か学んだのか死者を鞭打っていないか

今日で阪神大震災20年。この20年の間に東日本大震災 そして忘れがちだが中越地震もあった。いずれも多数の死者が出た災害である。
日本はいかに地震が多いか、ということを改めて感じる。

私は東京の人間なので阪神大震災が起きた時、朝のニュースで知った。
あの時徹夜で作業して朝震災のことを知り、地震に強いはず(と当時は思っていた)の日本であれだけの死者が出たことに衝撃を覚えたのを覚えている

実は阪神大震災が起きた1年後仕事で大阪にいくことになり、予定より早く現地に行き最も被害の大きかった長田区に行った。まだ大半が焼け野原のままであちこちに花束がまだ置いてあったのが印象に残っている。いちいち合掌しながら歩いていたのを覚えている。6000人以上亡くなった大震災の教訓が東日本大震災に果たして生かされたのか。大半が津波による犠牲者とはいえあの東日本大震災の犠牲者数を思うと疑問に思ってしまう。

加えて、今の政府がやつていることは犠牲者を鞭打つことしかやっていないのではないか、とすら思う。福島であれだけの深刻な放射能汚染がありながら、原発再稼働を強行しようとしている安部政権。
これは東日本大震災の犠牲者を鞭打つ行動ではないのか?
阪神大震災の犠牲者も同じように感じるのではないか?

少なくとも私たちは阪神大震災で亡くなられた方たちに顔向けがきちんとできるだろうか?
そんな思いを巡らせながら20年目の今日を迎える。

改めて犠牲者のご冥福をお祈り申し上げます


ただただ合掌 

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