KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

新潟に出張ー成年後見業務で

現在本来の業務もメチャクチャ忙しい状態ですが、成年後見業務で新潟に行ってきました、

ところで私も驚いたんですが成年被後見人には選挙権がなかったんですね。
これは確かに問題です、

そしてようやく成年被後見人にも選挙権が復活することになりました。

成年被後見人13万人に選挙権、改正公選法成立
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130527-OYT1T01140.htm?from=ylist

成年後見人が付いた人に選挙権を認める改正公職選挙法は27日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。夏の参院選から成年後見人が付いた全国の約13万6400人に投票の道が開かれることになった。

 改正法は、成年後見人が付いた人は選挙権を失うとした公選法11条の規定を削除し、成年被後見人に一律に選挙権を認めた。一方、不正投票防止のため、文字が書けない人に代わって候補者名を記入できる補助者を、投票所にいる市区町村職員らに限定することを義務づけた。また、病院などで行われる不在者投票の際には、市区町村選管が選定した立会人を付けることなど、公正確保のための努力規定も盛り込んだ。

 憲法改正のための国民投票についても同様に投票権を認めるため、国民投票法の規定を見直すことも明記された。

 成年被後見人の選挙権を巡っては、東京地裁が3月、公選法11条の規定を「違憲・無効」とする判決を出し、各党が規定の見直しを進めていた。
(2013年5月27日22時41分 読売新聞)

まあ選挙権復活はいいことですが、もう1つ驚いたのはこれだけ高齢化社会といわれながら成年被後見人全国で約13万6400人しか、いないんですね。

まあ成年後見人になる法的なハードルは高いですし、人によっては成年後見人になるだけで親戚中で大もめするところも少なくないと聞きます。しかし高齢化社会は待ってはくれません。何らかの対策が必要ではないかと思います。

まあ私の場合は法的相続人である母親の代わりにやっていますし、最終的には自分にふりかかってくる問題です。幸かう不幸か親戚も少ないので法的なハードルだけしか私の場合ありませんでしたが、それでも決して楽ではありません。

東京から新潟まで移動しなくてはならないのでどうしてもそれで一日以上つぶれますからね。幸いなことに成年後見人の報酬付与が私の場合認められていますがそれでも一年の最後に申請しないといけませんので、決してもうかる仕事とはいえないですね。正直いってこの状況では仮に成年後見人を依頼できる法曹関係者の弁護士の方もこの業務をやるのは二の足を踏むでしょうね

まあその分東京から新潟まで行くのですから少しは役得で楽しもうと思っています。新潟がいいのはとにかく食べ物がおいしいです。

新潟の海鮮丼、築地のそれと比べても海の幸が豊富でおいしいです。


ホテルのモーニングバイキング 同じホテルにいつも泊まっていますが内容がかなりよくなりました。


政令指定都市になってもう5年以上たちますかね。それでも町の中心から少し離れるとこんな風景が広がります。遠くに見えるのは弥彦山です

今年もまだこれから何回か行くことになるでしょう、
被後見人の伯母の息災をいのるばかりです。

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