2023年が「新たな戦前に」ーこのまま国民が選挙にもいかず政治に無関心を続けたら間違いなくそうなる。
2023年に入りまして初めての記事です。
今年は業務の上では自分の一大転換期になるだろうと考えておりますが、そちらは私のの音楽ブログの方に書きます。
2023年は年末にタモリー森田一義氏が「徹子の部屋」で述べた「2023年は新たな戦前になる」という発言
あまり政治的発言をしないというイメージがあるタモリだが、それだけにこのひとことはものすごくインパクトがある。尚町山智浩さんの話だとタモリが政治的発言したのは初めてではないらしい。
「タモリさんはオールナイトニッポンで『思想のない歌』というコーナーをやってたからノンポリ」というツイッターを見て仰天。
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2023年1月1日
そのコーナーはタモリさんが、映画『二〇三高地』の主題歌『防人の歌』でさだまさしが戦死を美化したことにイラついて始めたもの。きわめて反戦的な行動ですよ。
最近の政府の防衛費を倍増を例によって自民党的手法の「密室」の政治で、国民の暮らしが苦しくなっている時に防衛費倍増に伴う増税。それだけでなく北朝鮮から絶え間なく発射される「飛翔体」という名のミサイル。当たり前のように国境を侵害してくる中国、台湾情勢、そして実質的な冷戦状態になっている米中関係に翻弄されている日本
どれをとってもいつ戦争になってもおかしくない要素がある。
またこの国の現在の総理大臣はどこをみても頼りないし、何も考えてないようにみえる。ただ自民党の安倍派、麻生派、そして財界や官僚のいうことをそのままいう通りにしている。たぶんほぼ自分の意見など殆ど持っていない。持っていたとすれば安倍のみっともないエセ国葬の強行くらいだろう。
その結果今以下のような政策が行われようとしている
・防衛費倍増に伴う増税
・インボイス制度の強行
・原発の再稼働推進
・円安進行にも関わらず対策も何もせず(明らかに日銀総裁の金融政策失敗)
・賃上げに事実上の失敗にも関わらず物価高騰対策をほぼ何もせず
・実質的にズブズブだった自民党と統一教会の関係にメスをいれず「やったふり」に終始
・コロナ対策にも消極的
他にもいろいろあるが、とにかく岸田政権になって目ぼしい成果は少なくとも2023年1月現在、ほぼ皆無といっていい。
支持率は右肩下がりに下がっている。当然のことである。
だがここで岸田政権の増税だけでなく岸田内閣の政策に文句を言っている人たちにいいたいのは、
あなたたちの中で実際選挙に行った人はどれくらいいるのか?
昨年の参議院選挙や一昨年の衆議院選挙に実際に投票しましたか?
投票した人は勿論文句を言う権利がある。
だが選挙にもいかず、政治に無関心な態度を取り続けている人が文句をいうのはいかがなものか?
前回の衆議院選挙にせよ昨年の参議院選挙にせよ、今の自公政権に異を唱えていまの自公政権を止める機会は何度もあったはずである。
にもかかわらず選挙に投票にもいかず、自らの意思表示すらしない人間が文句をいう権利が果たしてあるのか?尚、白票を投じたり棄権するのは意思表示でもなんでもない。何度もいっているが白票や棄権は自公政権を支持する行為と同じである。それがどうしても理解できない人たちがいるらしい。
それでも頑なに政治への無関心を貫き、選挙に投票に行かない人たちが今まで通り国民の半数近くいるとしたら間違いなくタモリの発言どおりになる。
つまり
このまま国民の半数が政治に無関心を続けたら間違いなく新たな戦前になる
ということである。
最後にラサール石井のこの記事で今年最初の記事を締めたいと思う。