KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

報道特集よりー一時支援金の不備ループの悪夢ー明らかに経産省と中小企業庁に不正の可能性あり。野党は追及せよ

私もご他聞にもれず自営業者、小さな会社を経営している零細企業の持ち主である。イベントや音楽関係の仕事に従事しているため、今回のコロナ禍によって深刻な打撃を受けている。その中で経済産業省の傘下の中小企業庁の一次支援金、ならびに月次支援金の申請を行わざるを得ない状況になっている。そしてその事情は私だけでなく多くの中小企業、自営業者、フリーランスといった人たちも同じである。

そして今回問題となっている一時支援金に問題についてTBSの報道特集が取り上げた。

jcc.jp

基準が不明確な中で、一度不備と判断されると不備ループに陥り、必要な支援金を受け取れない、支払われない。
審査業務の進め方の雑さを見るとあっけにとられる。
経済産業省によると、中小企業に支払われる一時支援金は6月10日現在で予算の2割しか支給されていない。
スピードと柔軟性が必要な非常時なのに進め方についても支給スピードについてももどかしく感じる。
一方で現役キャリア官僚による詐取が明るみになった。
記者会見で梶山経済産業相は「性善説」という言葉を使っていた。
「給付金を申請した人を信じすぎたからこうなった」みたいな解釈。
ひどい違和感を覚えた

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 ずーっとおかしいと思っていた

この報道特集という番組 で先日の経産省の官僚汚職事件から一時支援金の不払いについての問題の特集をやっていたが私も申請して一か月以上止まったままのである。不備の連絡すら来ていない。しかしステータスは一か月半全く止ったままである。
 
そしてこの番組の中で「一時支援金 」で「 不備ループ」 の話がこの汚職事件と密接な関係があることを描いている。私の場合、もしかしてわざと不備ループにのせられてステータスを 「申請書類確認中」のまま にして支援金を払わないようにしているのでは?と思えてならない。
 
 センターに電話しても電話繋がらない。仮に繋がって審査状況を問い合わせても煙に巻く回答しかなく全く埒が明かない。
 
 これは昨年の文化庁の芸術文化継続支援の申請と同じパターン。この時も散々「不備ループ」で振り回すだけ振り回したあげく最後は「不採択」になるというパターン。今回も間違いなくそのパターンである可能性が高い。
 
昨年の 「文化庁継続支援」 の時も今回の 「一時支援金」 も官僚は中小企業や個人事業主を最初から愚弄しており給付金など払う意思などないと思われても仕方がない点だ。
 
コロナ禍にあえぐ一般市民、社会的弱者を助ける意思など最初から微塵もない、ということだろう。自民党特有の「弱者になったのは自己責任」のロジックが官僚にしみついているということ。少なくとも一時支援金はコロナ禍にあえぐ中小企業や個人事業主を助ける役割を果たしているとは到底いえない。
 一時支援金で今後考えられる事態としてまだ予算2割しか消化していないにも関わらず大量の不採択者がでること
勿論不採択の理由など開示されない。昨年の 「文化庁 」と同じパターンだ。
 
わざと予算を余らせて官僚と癒着業者で分ける可能性もあり。そこに政治家が絡んでいる可能性もある。
 
  おかしい、明らかにおかしい。何かよろしくないカラクリが背後にあるような懸念はぬぐいきれない
 
この実態を野党は至急追及せよ。
 
今回の経産省官僚の汚職だけでなく、それ以外に背後に何らかの不正が行われている可能性が高い。

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