野党は反対ばかりで何も政策提案しない、というステレオタイプを拡散したマスメデイアといい加減なコメンテーターは信用しないように
今に始まったことではないが、SNSでもネットの掲示板でも本当に嫌というほど目にする言質をこれでもかというくらいに目にする。
それは
野党は批判ばかり それ以外は何もしない
とか
野党は否定ばかりで何の政策提案もしない
政治に無知な人間ならともかくワイドショーのコメンテーター(実に低俗な人種なので私はこういう人たちに嫌悪感を覚える)や自称(あえて自称という)政治評論家の口からまでそのような言質が飛び出ている。
だが下の図を見て欲しい。以下は野党第一党の立憲民主党がここ一年で行った「議員立法」の数である。
議員立法の数はざっと20近くあるが、これだけやっている政党に対し「反対ばかりで何もしない」というのは確かにあまりにも酷い、失礼だといっていいだろう。
しかしワイドショーのコメンテーターなんて国会審議もロクにみずに報道された部分だけみて「野党は政策論議を一切何もせず反対ばかりしている」と当たり前のようにいっている。大半の人は政治の細かいことなんか見ないのでそういうコメンテーターのいうことをほぼ鵜呑みにする。それが上記のようなステレオタイプが広まる原因になってしまっているようだ。
立憲民主党の江田憲司議員もこの傾向に対して不快感と怒りを表明している。
まずはっきりいうのはワイドショーのコメンテーターや自称政治評論家はたいした勉強もせず、ステレオタイプしかいわないので基本信用してはならない、ということだ。
ウソだと思ったら、下記の衆参のインターネット中継のアーカイブ(過去10年間ぐらいある)をご覧になればいい。
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
ろくに国会審議も見ずに単なる知ったかぶりでわかったようなことをいう輩、コメンテーターが多すぎる