沖縄知事選玉城デニー氏が当選!! 安倍政権に打撃
まあとにかく今回の翁長雄志前知事の死去に伴った沖縄知事選
安倍政権が応援する前宜野湾市長の佐喜真淳の選挙キャンペーンは実にえげつないものと言わざるを得なかった。
沖縄県民に恫喝、脅迫じみた締め付けでマイクロバスで会社ごと投票に連れていったり、投票を強制して報告させたりといった選挙戦を行い、 小泉進次郎があたかも安室奈美江と友達であるかのような応援演説
さらに菅官房長官の携帯電話料金を4割値下げ」など、知事の職権では実現不可能とされる公約を発表したり(後で修正)沖縄県民を愚弄しているとしか考えられない発言まで行った。
さらにデニー玉城知事に対するフェイクニュース、デマも目に余るものがあった。デニー氏に対し徹底的な誹謗中傷やデマの流布を行ったネトウヨ連中との闘いを余儀なくされた。
だがトンデモ陰謀論とも思える連呼とセットに佐喜眞氏を応援することで、常識的な感覚を持った有権者の多くは、むしろ佐喜眞氏へのネガティブイメージを持つに至った可能性があると古谷経衡は述べている。
news.yahoo.co.jpしかしそれらのえげつない安倍政権の選挙キャンペーンにも関わらず、故翁長雄志前知事の指名によるデニー玉城氏が見事当選することができた。これは民主主義の勝利といっていい
6月の新潟知事選挙の雪辱を果たしたといっていいだろう
名護市長選挙に於ける渡具知武豊氏の勝利の方程式を踏襲したといいながら6月の新潟知事選挙以上にえげつない選挙戦を繰り広げた自民党と公明党。そういった県民に対する安倍政権特有の強権的な進め方がかえって反発を呼んだといっていいだろう。これらのやりかたをみるとまさに人を人とも思わぬやりかただ。
笑ったのは佐喜真氏の敗北が伝えられた直後の佐喜真候補陣営の事務所の写真だ
ガラガラ!!
まさしく「金の切れ目は縁の切れ目」
所詮 金による選挙の本質はこういうものだろう。もらえるものがないとわかるとさっさとその場を離れてしまう。
今回安倍政権は沖縄知事選に総力戦で闘いながらの敗北、上記写真に「接戦」などと書いてあるが8万票も差が付いた選挙を「接戦」と伝えるマスコミはなんだかなあ、と言わざるを得ない。そこまでして安倍政権の顔を伺いたいのかとマスメデイアの安倍政権べったりの姿勢に呆れるばかりだ。いずれにせよ安倍政権には総力戦の結果の敗北だけにかなりのダメージを与えることになろう。明日の内閣改造での石破派の扱い方によっては政局も流動的になる可能性がある
さて、玉城候補の当選は喜ばしいことだが、これから安倍政権の圧力が相当加わってくることは間違いない。
本当に大変なのはこれからだろう。
頑張ってほしい