KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

改竄、隠蔽、セクハラ、しかも「首相案件」という証拠まで出ていてまだ居座る安部政権ー支持率低下で風前の灯、のはずだが

いやーそれにしてもよくこれだけ次から次へと出て来たもんだ。

普通なら1つ出ただけで政権ふっとぶはずだが、安倍一強状態が続いたせいかいまだに政権に居座っている。

1.「森友問題」での文書が改竄されたこと (公文書偽造という立派な犯罪)

2.「加計学園」の獣医学部新設の不透明ないきさつで「首相案件」と愛媛県職員に発言していた文書が判明「自分は無関係」「妻と私が関係したならやめる」と豪語したにも関わらず証拠を提示されてもしつこくシラをきる総理大臣 大阪地検収賄罪で捜査中)

3.紛失したという「イラク日報」「スーダン日報」がいずれも発見され、組織的隠蔽が判明したこと

4.財務省役員の女性記者に対するセクハラ発言  麻生財務大臣は擁護、更迭せず

過去の日本の政権でこれだけたくさんのスキャンダルが続出した例は記憶にない。普通ならどれか1つでも政権がふっとぶ話だが、安倍晋三首相は辞任するつもりはさらさらないし、このまますべてを官僚の責任におしつけるつもりらしい

だが日本人というのは芸能人や一般人の失策に対しては恐ろしいほど不寛容だが、政治家のこうした事態には驚くほど寛容だ。そのためこれだけの失態にも関わらず支持率は高水準を維持してきた。

これだけの証拠を提示されても責任逃れを無限に繰り返す政権。まともな知的水準を持った人間ならこの政権に不信感を持つのは当然なのだが

 

私は例のJASRAC音楽教室からの「演奏権摘要」に基づく著作権料徴収に異議を唱え(現在は裁判係争中)署名活動を行ったことがあるが、日本人はどうも「反対運動」というものをネガテイブに受け止める傾向が強い。さらにはデモや気勢をあげるのを「反体制分子」とか「ロクでもない奴ら」などと決めつける向きが強い。

だが昨日土曜日には国会前におそらくのべ人数で5万人はいたと思われる街頭デモが行われた

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3時半以降に一旦大半は帰宅してからまた集まったので最終的にはのべ5万人くらいは集まったと思われる

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これを受けておそらく各報道機関による世論調査が行われるだろうと思われたので先程でたのでこちらに引用する

<共同通信>

校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡る「首相案件」文書に関する安倍晋三首相の説明に

「納得できない」との回答が79.4%。「納得できる」は13.2%

野党が求めている元首相秘書官の柳瀬唯夫氏の証人喚問が

必要との答えは66.3%、不要は27.6%だった。

政府の手続きが

「不適切だった」は68.6%で、適切(21.1%)を大きく上回った。

 内閣支持率37.0%で、3月31日、4月1日両日の前回調査より5.4ポイント減。

不支持は52.6%

一方 日本テレビ世論調査

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支持する 支持しない わからない
今 回 (4月) 26.7% 53.4% 20.0%

世論調査には誤差がつきものだが、共同通信日本テレビの間に支持率で10%の開きがあり、これは誤差にしては大きすぎるように思う。うがった見方をすれば共同通信の方が安倍晋三御用の電通のバイアスがかかっている可能性大のような気がするのは私だけであろうか?

内閣支持率とは「危険水域」となったが「退陣水域」の10%代まであともう一息といっていい。いずれにせよもはやここまでくればさすがの一強の安倍政権も末期が来たといわれても仕方あるまい。

だが以前の記事にも書いたように安倍晋三はあくまで自分が総理で改憲を強行するという点にこだわっているため死んでも辞任や内閣総辞職はしないだろう。

一小市民の政局のつぶやきー解散総選挙が近いような気がする

kyojiohno.hatenadiary.com

 多分八割以上の確率で安倍晋三は自己の政権の延命のために解散するだろう。死んでも辞任や内閣総辞職はしない。問題はそれがいつになるか、だ

6月解散説が出ているが、私はもっと早いような気もする。

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いずれにせよ、本来今年は国政選挙はないはずだが、今年中にあるかもしれない。

安倍晋三解散総選挙が自分の生き残り策として最も有効な方法だと考えるのは野党がまだ弱体のままでいることだ。万に1つも与党が敗れるはずがない、と考えているため

だが、果たしてそううまくいくだろうか? 仮に解散したところで昨年10月とは与党の状況も違うはず

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