KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

本来のジャーナリズムの姿勢が矜持を示す朝日新聞-他の新聞は「安倍政権の広報紙」のままか?

ようやく安倍政権が本格的に追い詰められている、久々に少し面白くなってきた

 

安倍政権発足以来、日本のメデイアは安倍政権と官邸の圧力にいとも簡単に屈し殆どの新聞、メデイアは実質的に安部政権の広報紙化してきた。しかしここにきて朝日新聞は安倍政権への攻勢を強めている

まず民主主義のメデイアと報道というのは本来政治権力のチェックという重大な社会的使命があるはずだが、日本の殆どのメデイアはその社会的使命を事実上放棄していたような状態である。

だがここへきてどういうきっかけかわからないが朝日新聞が本来のメデイアの役割を思い出したかのように安部政権にとって「都合の悪い」報道を次々に行っている

 

その極め付けは財務省での森友問題の公文書改竄疑惑である

勿論公文書改竄は重大犯罪である。もし安部政権の指示だとすれば内閣総辞職、安倍政権の終焉を意味する

mainichi.jp

 まず、お断りするが森友問題の公文書改竄の有無はここでは置いておく。

ただ状況証拠的には実際に改竄があったのではと思われても仕方がない

1.安部首相や安部政権の感情的ともいえる朝日批判をしながら肝心の疑惑の中枢に関しては誰一人明確に反論していないこと

2.財務省自体が国会答弁で改竄を明確に否定していないこと

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もし朝日新聞が完全にデマ、フェイクニュースを報道しているのであれば、森友文書が大阪地検にあるから出せないとか、ゴマカシと受け取られても仕方のない答弁などはしないであろう

だが、今までの答弁を見てもごまかそう、有耶無耶にしようという意思があるとしか思えない答弁なのである。

まあ朝日新聞としてはここまで大々的に安部政権にとって極めて都合の悪い記事を書いている以上、かなり裏を取った上での記事だろうと思う。もしフェイクニュースであれば朝日新聞自体の存続に関わる

スクープは第五弾まで用意しているとのことなので、今回は本気かもしれない。

■本気の倒閣へ舵 安倍首相vs朝日新聞が「最終戦争」突入へ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224459/1https://mainichi.jp/ch150910698i/%E5%AE%89%E5%80%8D%E9%A6%96%E7%9B%B8  

ほぼ社運をかけているくらいの気持ちだろう。

問題はここまでの矜持を見せられる報道機関が他にあるかどうかだ。

産経などは絶対にありえないだろうし、他の新聞も現在は日和見だ。

だが明らかに安部政権の終末が見えてきたときはマスコミ各社一斉に攻勢にたつだろう。いずれにせよもう安部政権は改憲だ、などと云っている場合ではなくなったのではないか

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こうして笑っていられるのはあとどのくらいか、もし森友の改竄が完全に証明されたら

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