KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

全ての日本企業の「ブラック化」を推進する安部政権ーそれでも支持?

ゴールデンウイークに突入したのと同時におそらく今日明日で安部政権の内閣支持率の調査が行われるものと思われますが...

アベノミクスの効果を藁をもつかむ思いで期待している人間がまだいるようですが、

安部政権は国民生活を改善するどころかとんでもないことをやろうとしています。

■残業代ゼロ、長時間労働の歯止めなし 抵抗できぬ働き手
http://www.asahi.com/articles/ASG4S5JXPG4SULFA02D.html

政府が検討を始めた新しい労働時間制度は、「残業代ゼロ」と批判された第1次安倍政権の「ホワイトカラー・エグゼンプション(WE)」より対象を広げ、企業には使いやすい内容だ。だが、働き手にとって大事な「働き過ぎ」に歯止めをかける有効な対策はどこにも見当たらない。
 もともと、日本の労働時間の規制は弱い。労働基準法は1日あたりの労働時間を8時間と定める。ただ、労働組合などと合意すれば、8時間を超えて働かせてもいい。条件をつければ、過労死の認定ライン(月平均80時間)を超えて残業させても違法にならず、事実上は青天井だ。

 その代わりに残業や休日、深夜に働かせた場合、企業に割増賃金を支払うよう義務づけた。企業に負担させることで、長時間労働を抑える仕組みだ。

 産業競争力会議で示された提案は、労働時間の長さではなく、成果により賃金を決めることで、その抑えを取っ払おうというものだ。ただ、その場合は「働き過ぎ」「過労死」を防ぐため、労働時間の上限を設けるなど具体策が欠かせない。

はい、ひとことでいってこの制度は
 日本の全ての企業をブラック企業にする制度
  といっていいでしょう。

アベノミクスによって生活がよくなるどころか、どんなに働いても収入があがらない、労働者を既存のブラック企業同様、事実上の奴隷化させるものです。

これが皆さんの期待しているアベノミクスの本質です。
これで本当に皆さんの生活が良くなると思いますか?

各方面から懸念が出ています。当然でしょう

■「残業代ゼロ」公明懸念 連合も 長時間労働を不安視
http://www.asahi.com/articles/DA3S11103073.html

でもかつて秘密保護法に反対する国民の声を無視したように
今回も安部政権は皆さんの声を無視してこれの制度化の法案の強行するでしょう。

それが安部政権の政治手法ですから

安倍晋三は単なる危険な国家主義者だけではありません。筋金入りの弱者切り捨ての新自由主義者でもあります。>

つまりまとめると安部政権の政策は以下のとおりになります。

増税しました。解雇自由にします。残業代無くします。
年金減らします。生活保護は締め付けます。
配偶者控除無くします。共働きしてください。
子供は産んで下さい。保育所はそんなに増やしません。
保育士の待遇は改善しません。代わりに法人税は下げます。

またこれ以外に

これに加え武器輸出が可能になります。
集団自衛権憲法解釈変更でいつでも戦争に入ることができます

これを見てアベノミクスが景気を回復できる、日本を救う、みんなが幸せになると考える人の思考回路は私は理解できない。
さあ、これでも安部政権をあなたは支持しますか?

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