KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

なでしこ金メダルで女子サッカーの環境改善を

実は寝てしまっていて見逃してしまったのだが、女子サッカーなでしこジャパン女子サッカーのワールドカップで優勝した。

■なでしこ優勝「記憶に残る名勝負」/女子W杯
http://bit.ly/ovnasU

心からおめでとう、といいたいし、選手には最大限の賛辞を送りたい。

震災や電力関係の騒ぎで全体的に落ち込んでいる日本に大きな勇気と感動を与えてくれたのだが、実は私はこれだけがんばってくれた彼女たちに対して申し訳ない気持ちも持っている。

それは今まで自分は「なでしこ」たちの普段の試合をどれだけ応援してきたのだろうか? という点。なでしこリーグをどれだけ我々はサポートし、彼女たちを応援してきたのだろうか? 勿論私自身も含めて冷静に考えるとなぜもっと今まで応援してあげられなかったのかという自責の念が出る。

これだけ盛り上がっていながら女子なでしこリーグの観客動員はお寒い限りである。

昨年の10月25日のtwitterからだか

観客動員数。女子サッカーなでしこリーグ日テレ・ベレーザVS福岡J・アンクラス@西が丘650人、東京電力女子サッカー部マリーゼVS浦和レッドダイヤモンズレディースJヴィレッジスタジアム(福島県)1879人。JFLジェフリザーブズVSFC町田ゼルビア@東総運動場370人。

なでしこジャパンの選手の殆どは選手の年俸で生活しているのではなく「アルバイト」をしている。同点ゴールを決めた澤選手も例外ではない。これは選手を続ける環境としてはあまりに可哀想すぎないだろうか? 
もっと私を含めて多くの人が彼女たちをサポートしてプロの選手としての生活ができるようなシステムを日本社会全体が考えるべきではないのか?

フランクフルトの決勝会場には満員の約4万9千人が詰め掛けたという。ここまでいかなくてももっと試合を見に行ってなでしこリーグを応援に行く、そして少なくとも彼女たちが「サッカー」に専念できる環境を整備してあげる、

それが今回のワールドカップ金メダルをとったなでしこジャパン選手たちの労に報いることになるし、最大のねぎらいになると思う。

日本社会全体がなでしこリーグをプロサッカーらしく応援する、そうすることによってワールドカップ連覇も充分に可能性が出てくると思う

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