京都大、同志社大、早稲田、立教の入試ネット投稿事件
すでにニュース等でご存じのとおり
■クローズアップ2011:入試ネット投稿 ヤフー知恵袋、登録745万人
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20110301ddm003100132000c.htm
■「試験官は寝ていたのか?」 入試ネット漏えい事件に数々の疑問
http://www.j-cast.com/2011/02/28089243.html
私も学生時代に「入試の試験官」のバイトをしたことがある。だいたいは教員(教授、準教授、選任講師、助手)とコンビでやるのだが、確かにこうした事態を絶対に防げるかというとやはり ? である。
100%のセキュリテイなど存在しないからだ。
だが今回のように試験問題を写メで撮るなどというのは果たしてうまくいくものなのだろうか? 音を消したところでそう簡単にできるものではないと思う。
おそらくそういう「テクニック」にはずば抜けている連中だし、間違いなく「第三者」の協力者(知恵袋に投稿した輩)がいるのは確かだろうが、一方でやはりこの事件の犯人たちの幼さも見える。
そもそもYahooの知恵袋に投稿して「ばれない」などと本気で思っていたのだろうか? Yahooは日本でもっともアクセスが多いサイトで数百万人が見るサイトである。いくら知恵袋の質問数がべらぼうに多いとはいえ「ばれない」わけはないのである。
今時のネット小僧らしく、この犯人たちの「想像力のなさ」が見えてきてはっきりいって幼い。
既に捜査には全面協力すると表明しているYahoo JapanからIPアドレスを割り出せば、犯人の特定にはそう時間がかからないと思われる。逮捕も時間の問題だろう。
いろんな意味で本当に今時の世相を反映した事件である。