KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

血のリビア、独裁者の虐殺を糾弾する

ようやく日本のマスコミも報道するようになりましたが、リビアの民衆への虐殺行為がかなり酷い状況になっています。自国民に対して無差別空爆、無差別発砲をしているようで、民衆の抗議にもかかわらず権力にしがみついています。

リビアカダフィ大佐、死ぬまで戦う決意を表明
http://jp.wsj.com/World/node_186242

醜い、実に醜い。42年も政権を持っていると人間こんな醜くなるものなのか。まさに国家を私物化しリビア国民を押さえつけてきた人間の真の姿がここに見える。

それにしてもこういう行動を繰り返せば繰り返すほど、離反者が多くなり自らが窮地にたつことがわからないのだろうか。権力に固執するとそういうのがわからなくなるのであろう。

2月23日現在の最新のトリポリの様子だそうです。(英語)
http://www.libyafeb17.com/?p=1936

東京代官山のリビア大使館では在日リビア人を始めとした多くの人による虐殺への抗議デモが開かれています。
http://www.flickr.com/photos/jetalone/sets/72157626117990060/

但し、リビアの閣僚の離反は日ごとに増えており、カダフィ政権は孤立し、末期的な様相を呈しているともいえる。カダフィのこの発言を見ると多くの独裁者の最期が悲惨だったように同じ結末を向えざるを得ないかもしれない。

■「デモ参加者には死を」カダフィ大佐、徹底弾圧強調 。あえてこの地にとどまり、殉教者として死ぬつもりだ

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011022390125204.html

だが一方ではこういう強がりを云っているのは寧ろ気が小さいから? とも取れる。案外国外逃亡の準備を裏で行なっているかもしれないかも..

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