KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

龍馬伝、第三部いよいよ佳境ですね

さて、龍馬伝は今日から第三部ーいよいよ日本最初の株式会社の亀山社中から海援隊へと舞台が移り、いよいよ坂本龍馬が歴史の表舞台に登場します。
そして幕末から明治までのオールスターが出ますね。いよいよ佳境です。

今日は伊勢谷友介扮する高杉晋作(この人も龍馬の人生には欠かせない人です)、そして伊藤俊輔(博文)、井上聞多(馨)等の長州人からトーマスグラバーも出ましたね。これが既に登場済みの西郷吉之助(隆盛)や小松帯刀坂本龍馬と行動を共にする陸奥陽之助(宗光)らとどうからむか、楽しみです。

ちなみに伊勢谷友介は私のイメージですと寧ろ映画監督というイメージですが、まあ芸大の美術学部でモデルとまあルックスと中身両方を神によって与えられていますが、彼の言動を見ますとやはり基本的には映画やビジュアルのクリエーターですね。それにしてもNHKのドラマは好きではない、といってたくせに今回なぜ大河ドラマのそれも重要人物の役を引き受けたんでしょうね?

龍馬たちは自分たちの持っている特殊技術である蒸気船の操縦技術を売り込もうとしますが、なかなかうまくいきません。とはいえ今回西郷が長崎の豪商の小曽根乾堂との会話の中でも明らかなように、海軍操練所の技術は当時の日本では貴重なものであり、西郷もそれを最大限に利用しようと考えていました。そこから亀山社中設立までをどう描かれるか楽しみですね。

さて、亀山社中だけでなく日本の近代化に多大に貢献したトーマスグラバー、最初は龍馬たちを相手にしませんでしたし、日本について「この国は終わった」などと発言していましたが、この時代には日本で始めて蒸気機関車を走らせる等、さまざまなことをやっていますので、「この国は終わった」といっていたのは本心かどうか、寧ろライバル会社にはそう話しておいて、自分はビジネスチャンスを勝ち取ろうという魂胆の方がすっきりします。

トーマスグラバーは武器商人として薩摩や長州に最新鋭の武器を亀山社中を通して商います。結果的にこれはイギリスが薩長勢力をバックアップすることになりますが、今後言動がどう変化していくでしょうか?

ちなみにトーマスグラバーと日本ではいわれていますが、綴りはGloverですから英語の発音ですと本当はグローバーの方が正しいはずです。ただ、スコットランド訛りですと「ロ」の発音が日本人には「ラ」に聞こえるかもしれません。ですから正しい発音に近くしますとイギリス英語風の発音では「グラウバー」の方が正しいかもしれません。

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