【コラム】 発行企業も意外とツラい?電子マネーの裏事情
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10005000/1112008101607.html
確かに便利かもしれない。
しかし私はセキュリテイを考えると恐い。
考えてみれば「暗証番号」すらない、ということはそれだけセキュリテイの突破が容易であることを意味している。
お金のからむ点だけに、一度サーバーのエラーや海外のハッカーにファイアーウオールを突破され、利用者の銀行の情報まで全部盗まれたら..
考えただけで鳥肌がたつ。
またnanakoなんかがいい例だが、運営会社に利用者の好み、どこで何を買ったかなんていう情報がつぶさにわかるため、利用者の消費志向が完全把握され、それを販売促進のツールに現実に使われている。個人情報保護法もザル法で、第三者にたとえ無断で譲渡されなくても、運営者自身がDMとかに使うことまでは禁止していない。個人情報が実質的にはいいように利用されていることは意外に知られていない。
また特に日本のサーバーのセキュリテイは世界でも軟弱といわれ、海外のハッカーの格好のターゲットになっている。それを考えるとどんなに便利でも私は電子マネーを申し込む気になれない。
日本人って日本の会社のシステムを信じすぎてはいないか?
どんなに便利だからといって、また流行り始めているからといって安易にこういうものに走るのには私は抵抗がある。
カタストロフィはおきてからでは遅いのである。