夫婦別姓
まず、基本的には私は特に反対ではない。どうしても別姓にしたい人はすればいい。新任の某年金兼女性問題大臣などは真っ先にするだろう。
例えば欧米では結婚した場合女性の方が旧姓と夫の姓を複合させる場合がある。女優のキャサリン・ゼタ・ジョーンズの両親はゼタさんとジョーンズさんの両方の姓をまとめたものである。欧米ではこういう形は珍しくないが、日本にはなじまないかもしれない。
ただこの問題で気になる点といえば夫婦別姓を選択した女性が夫婦同姓を選択した女性を軽蔑したり罵ったり(勿論逆のパターンも)、などということは絶対にあってはならない。そもそも夫婦のありかた自体、個人の価値観から生き方そのものにかかわるため、それを他人におしつけるようなものではないはずである。そこを勘違いする輩がいないとは限らない。
もしこれを推進している人たちの間がそういう動きを見せたらたちまち国民の支持を失うだろう。フェミニスト運動は以外に同性である女性にも支持されていない点も考慮すべきだ。
私見ではおそらくこれを推進している人が期待するほど夫婦別姓を選ぶ人は多くないだろうと思う。まあ全体の1−2割いればいい方じゃないかな。
ただ価値観が多様化している現代では選択肢の幅はあった方がいいだろう、というだけの話。だからどうしてもそれを選択したい人はすればいい。
但しそれを選択して家族関係がどうなるか、は別問題だ。それは選択した人たちの問題だ。