こんなアンケートをSNSでやってみました。トランプと安倍晋三、どちらが史上最悪のリーダーか?
先日のトランプ大統領が煽動した(といわれても仕方ない)ことによるトランプ支持者の議会侵入事件、というアメリカ建国以来の最大の汚点が発生するのを受けてSNS (TwitterとFacebook)で次のようなアンケートをやってみた。
こちらは見てお分かりになるようにtwitterでの投票結果だがFacebookの政治関係のグループコミュニテイでも同じようなアンケートを取ってみた。面白いことに各コミュニテイで微妙な違いがでている。
グループA グループB
グループC グループD
グループE
集計すると以下のようになる
史上最悪のリーダーは?
グループA | グループB | グループC | グループD | グループE | ||
両方 (Both) | 6 | 19 | 25 | 16 | 3 | 3 |
安倍晋三 (Shinzo Abe) | 11 | 13 | 3 | 6 | 2 | 1 |
トランプ (Donald Trump) | 3 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
どちらでもない (Neither) | 21 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
TwitterだけFacebookの結果と著しく違うのは、Twitterにネトウヨ系、保守系がかなり入り込んで投票したからだと思われる。
Facebookは基本同じような考えの傾向を持つ人が集まるので割と似通っているが、やはり日本人なのか、トランプを史上最悪と評したのは少なく、安倍晋三の方を史上最悪としている人が多い。地域性や国によっても違うようだ。(これがアメリカだとトランプの方が圧倒的に多いだろう)
集計すると 安倍晋三、ドナルドトランプ両方が史上最悪としている人 72票
安倍晋三が史上最悪としている人 36票
ドナルドトランプを史上最悪としている人 5票
どちらでもない、という人 22票
さて、この投票結果は皆さんどうお考えになるだろうか?
トランプが大統領でなくなり、バイデンの就任式は日本時間の明日午前になる
緊急事態宣言下での築地場外市場
一昨日は私の業務の関係でいつもの築地にあるスタジオに行きました、
業務上必要な仕事なので不要不急にはあたらないものです。現場だけはテレワークではできませんからね。
スタジオは築地場外市場の近くにあります
築地までは家から電車で一時間半くらい勤時間より少しずれているとはいえやはり密です。救いはみんな一応マスクしていることですかね?
基本「しゃべる」「食べる」とかしない限り飛沫は飛びませんし(咳とくしゃみしている人は別ですが) 電車の中でおしゃべりしている人などいないので通勤列車って意外にクラスター起きていないのですが、それでも昨今の状況考えるとあまり気持ちのいいものではありません。
スタジオでの作業は二時間ほどで終了
そこでいつもながら築地場外市場も覗いてみようと思いましたが、人がまばら
それもそのはず。店自体が多く閉まってるわけで店が閉まれば、ヒトは集まらない、店が開いていれば緊急事態宣言であろうが人が集まる、ということで渋谷などは緊急事態宣言下でもこの状態になってしまうわけです。
政府が本気でコロナ対策をやるつもりなのであれば、店が安心して休業出来るだけの補償を用意するのが一番の対策だと思います。しかし日本政府はスズメの涙程度の保証しか出していません(一日6万円)これでは従わない店が多く出るのは当たり前だと思います。
店が閉まると人はいなくなる。よく考えれば当たり前のことです
こんな状態でも僅かですが開店していたお店がありましたのでソーシャルデイスタンスを取りながらランチを取りました。やはり築地にいけばこれですよね
今のような状態で果たしてコロナが収束するでしょうか?
連日千人単位の感染者が出ていることを考えますと2月7日の解除というのは難しいといわざるを得ません。
「無症状になればコロナを感染しない」というデマが特に20-30代の人達で広がっているようです。それは嘘です。最近の研究で一件感染して無症状でもコロナは気が付かないところで体にダメージを与えていることがわかっています。
必ずマスクとして、ソーシャルデイスタンスをとること。
感染防止に最大限の努力をしましょう。
いまだにトランプの「不正選挙説」を信じ込んでいる日本人は自分たちが白人至上主義者の差別の対象であることを忘れていないか?ーデマを信じ込む愚かな日本人たち
先日報道でも伝えられたがバッファローの格好をしたジェイクアンジェリことJ.A.チャンスレーを始め、3人が逮捕された。
ネットではアメリカの国会議事堂に入ったのはアンティファであってトランプ支持者のジェイクアンジェリ (Qアノン代表) やネオナチのジェイソン タンカースリーじゃない、と頑なにいい続ける向きがあった。だがこの逮捕の発表でデマであることがわかっただろう。
それにしてもこういう根拠のないデマを信じ込んでいる人たちがいまだに多い。日本の論客でも百田尚樹、門田隆将、有本香、加藤清隆といったおなじみの「安倍応援団」の論客が揃ってトランプの流す「不正選挙」説を信じトランプ大統領を支持し、その主張そのままに「不正投票」の存在を公言したり、その情報を拡散した。
そういったトランプやQ アノンを始めアメリカの極右勢力の主張を頑なに信じる上記の論客やネットが忘れている事実がある。
日本に目を転じると、これまでトランプ支持の姿勢を示していたメディアや著名人のなかからも、知らぬ存ぜぬを決め込んだり、否定的な立場に回ったりする者が出始めているが、SNSやYouTubeではこの期に及んでなお「トランプの大逆転」を示唆する陰謀論が後を絶たない。ただ面白がっているだけなのかもしれないが、そうだとしても恐らく彼らは海外の同胞について全く想いが至らないのだろう。《中略》ここで重要なことは、白人至上主義の観点からみてアジア系(当然日本人を含む)もまたヘイトの対象になるということだ。コロナ禍により欧米ではアジア系への差別・偏見が広がっており、例えばこの20年間でアジア系への暴力が減少していたアメリカでも、昨年上半期だけで2100件のヘイトクライムが報告されている。こうした兆候はアメリカに限らず、例えばイギリスでもアジア系へのヘイトクライムが21%増加したという報告がある。コロナ禍をきっかけとするアジア系差別は中国への不信感の表れといえるが、トランプ大統領の言動はこれに拍車をかけてきた。選挙に負けてもそれを認めないトランプの姿は、ただでさえコロナ禍で反アジア系の気運を高めていた白人至上主義者をさらに鼓舞する。
そのとおり、無邪気にトランプの主張を拡散している日本人、実はその日本人もジェイクアンジェリことJ.A.チャンスレーや同じく議会に侵入したネオナチのジェイソンタンカースリーにとっても攻撃対象に過ぎないのだ。そのことを理解している日本人が驚くほど少ない
何せ自分たちの姿を功を誇るようにソーシャルメデイアで拡散していた連中だ。自分たちがアメリカのドメステイックテロリズム(国内テロ)の実行者の証拠を拡散しているようなもの、それだけでもこいつら頭悪い。
そしてこういうドメステイックテロリズム(国内テロ)に走る連中がアフリカ系、アジア系に対するいわれなき攻撃を日常的にやっているのだ。
なぜか? なぜならそれが白人至上主義だからである。
実際海外在住の日本人が全く予期しないところで白人至上主義者に攻撃や嫌がらせされている例が後を絶たない。日本でどういう理由か知らないが「トランプ不正選挙説」を信じ込んでいる人たちは欧米で今日本人を含むアジア系がいわれない差別をこいつらに受けている事実をどれだけ理解しているのだろうか?
いずれにせよこんな頭のおかしい連中のいうことを鵜呑みにすることは愚者の行為の誹りを免れない。事実日本でもネトウヨやネトウヨ系論客がトランプの主張を拡散しており、上記、百田尚樹、門田隆将氏、有本香氏、加藤清隆といった安倍応援団でもあった人たちなどはっきりいって「論客」などと呼ばれる資格もない。言論人としてのグレードが低いということを自らの行動で示しているようなものだ。マスコミもいい加減こんなエセ評論家たちの主張を取り上げるのをやめたらどうか?
いくらマスメデイアの情報を鵜呑みにできないといっても、Qアノンを始めとするデマサイトの方を信じていいということにはならない。前にもいったが警察があてにならないからといって「もっともらしくいう」詐欺師の方を信じるようなものである。
マスコミの情報を信じずそういったデマサイトの情報を信じる方がカッコいい、という考えをもつだけでも、その人間の思考能力を疑う
トランプ不正選挙説やアメリカ議会乱入にみた日米ネットリテラシーの病巣とSNSのワナについて - でも決して他人事ではない点
トランプの大統領選「不正」の問題ーこの問題は本来アメリカ大統領選とは直接無関係な日本でも不正選挙説を唱えるトランプ支持者の主張に同調、鵜呑みにする等、ネットの情報に関するさまざまな問題を提示した。
インターネットが一般に普及して20年強、SNSが普及し始めて15年くらい
情報化社会、などといわれるようになって数十年、確かにネットでもリアルでも情報が氾濫している。
だが今回のトランプの一連の騒動、民主主義の国のトップとして決してやってはならない一線を超える状況を見るにつけ、私たちはいまだにこの溢れる情報に対して対処能力がうまくできていないのではないか、と思うのだ。
特に「トランプの不正選挙説」を信じている人たちを見ると情報に対してある傾向を見ることができる。このブログでも既に何回も書いたことだが..
1. 自分の好きな情報、自分がそうなってほしい情報しか興味を示さないし信じようとしない
2. マスコミが流さない情報を信じることが高いリテラシーという勘違いしていて、マスメデイアの情報より「もっともらしい」情報を流すサイトの情報を信じる
3. 自分の好きな情報、自分がそうなってほしい情報のみが正しいというマインドコントロールを受けている。
・SNSのワナ
SNSはある意味人間の情報源を偏執させる。それはほぼどのSNSにも装備されているのだが、情報の内容に対するアルゴリズムがある。それはユーザーの好む情報、好む志向、発想に沿った内容のSNSの発言、投稿が見えるようにできているのだ。しかもFacebookといったSNSだと「友達」も同じ趣味、思想、志向の揃ったものが集まりやすい。かくして自分の考え、趣味が同じ人がSNS周囲に集まることになり、そういう情報ばかりなので、それが「世の中の全て」という錯覚に陥ってしまう。
実はこれがSNSが仕掛けるワナ なのだ。
そして選挙や世の中のトレンド、経済状況その他のリアルな状況が自分のSNSの「周囲」の情報とは違う結果になると「これはおかしい」という風に思ってしまうのだ。
トランプ支持者の陰謀論サイトのQアノンを始め、右翼系サイト、トンデモ系サイトに傾倒する人たちが集まり、SNSでもそういう右翼系の人達が好む内容の情報しか目をしなくなると トランプが大統領選の不正選挙を主張すると「それが事実であるー何か陰謀があるに違いない」と思ってしまうのだ。それがどんなにトンデモ系、嘘であっても彼らはそれを信じ込んでしまう。
そうなるといくらそれがデマだ、とかファクトチェックした内容の投稿を見せても彼らはそれを読もうともしない。何をいっても聞く耳をもたない。
先日の議会乱入事件でも連邦議会に乱入したのはアンティファであってトランプ支持者じゃない、とかいまだに云い続けている人間がいるのもそういう背景である。陰謀論を信じ切っていて何を言っても聞く耳持たず、もう完全にマインドコントロールされている
こうなるとこちらもだんだん忠告するのも面倒くさくなってくる。
日本のネトウヨもその傾向がある。マスメディアの情報よりチャンネル桜の掲載されている情報を信じる。かくしてネットにはデマ、フェイクニュースであふれかえることになる。
あえていうが、私は日米双方のネトウヨに顕著なデマサイト、陰謀論サイトのみの情報しか信じない人は完全な情弱な人たちである。情弱のコワい所は自分が情弱である、ということに気づかないところにあるのだ。
これも何度もこのブログで書いているがマスメディアも忖度やバイアスがかかっているので100%鵜呑みにはできない。してはならない。しかしだからといってそれがQアノンやチャンネルさくらの情報を信じていいという理由にはならない。言ってみれば警察があてにならないからといって「もっともらしくいう」詐欺師の方を信じるようなものだ。賢い人間のすることではない。
今深刻なコロナの第三波のパンデミックが起きているがそれも一部のデマサイトを信じて「コロナは嘘」「コロナは単なる風邪」などというデマが拡散された結果である。
・ファクトチェックをする癖を
これに関する1つの対処法は、これだけどの情報が正しいかがわからない現実では真実かどうか判断に困る場合にファクトチェックするクセをつけておいた方がいいだろう。
全てが完全にあてになる、とはいわないが、いずれも政府やマスコミからは独立したノンプロフィット組織で寄付で運営がなりたっているサイトである。
ネットで拡散されているさまざまな件についてのチェックが行われている
(1) FactCheck Org
(2) ファクトチェックイニシアテイブ
(3) スノープス
(4) ポリファクト
どうも情報が増える、他情報社会というのは情報の質が落ちる社会なのではないかと思えてしまう。
残念ながら昨今の状況を見るとそう断じざるを得ないのだ
二度目の緊急事態宣言ーGoToを強行し自粛といいながら会食三昧した政府首脳による人災である。
1月8日よりコロナ災禍が始まって二度目の緊急事態宣言が発令された。
これはGoToトラベル の政策にあくまで固執し、自粛と言いながら本来自らが襟を正すべきところを、連日大人数で会食し続け、しかもその姿勢が庶民に波及し感染者増加を結果的に推進したといわれても仕方がない行動をとっていた。そしてそれに対し何の手も打たなかった菅政権の失政が原因に他ならない
コロナの増加傾向は上記のグラフでも既に10月末くらいからその兆しは出始めていた。今回の「第三波」が明らかに人災なのはコロナ感染者が急増しているにも関わらず、菅政権はGoToトラベルの政策続行に固執し、結果的に感染拡大を促進させたといえることだ。
大晦日に東京で1591人の感染者を出してからその後も増え続け、1月7日に2447人を出してから本日まで3日連続2000人代、潜伏期間を考えるとクリスマス近辺に感染した人が今データとして反映されており、大みそかまで忘年会騒ぎに参加している人も多いだろうから、向こう1週間は最低でも1000人単位から2000人の新規感染者が出るだろう。
まさに感染拡大を推進したのも菅政権
そしてその対策が遅れ、事態を悪化させているのも菅政権
何でも後手後手の菅政権
後手後手政権、いや後手後手無能政権といってもいいかもしれない
深刻なのは医療体制がもはやパンク寸前という点だ
入院患者 1月9日現在で3119人
重症者129人(ICU収容)
ICUなんてそもそもそんなに収容キャパシテイなどどこの病院もないのだから、人手不足もあり医療体制はもはやパンク寸前だろう。「大多数が軽症か無症状でしょ?」なんてのんきなことを云ってられる状況ではないのである。
人災、無能、後手後手、そして無責任
それが菅政権である。
目を疑うアメリカ議会潜入ー支持者を煽動して暴動に発展させたトランプの史上最悪の大統領決定
眼を疑うアメリカ議会への「クーデター未遂」とも受け取られる事態
本当に目を疑うことが起きた。世界の民主主義をリードする(はず)の国で発展途上国のクーデターのような出来事がおきたのである。
そもそもこの騒動は大統領選挙後のアメリカ議会が選挙結果の認定を行う恒例の行事を行うその日に起きた。
選挙結果に不正があったとして自らの敗北を認めようとしないトランプ大統領があろうことか、支持者をアメリカ議会に支持者を集め、議会に向かって行進させたのだ。その口調は明らかに民衆を煽動するような発言だった。
議会に行進した支持者は暴徒と化しアメリカ議会への侵入を図った
この事件で
自分の好きな情報しか信じようとしない歪んだネットリテラシー
そう。何度でも書くがこのトランプの一連の騒動の裏にはネットの情報に対する偏った、そして歪んだリテラシーが背景にある。
今回はトランプが選挙結果に「不正選挙だ」といい続けた根拠のないいいがかりを多くのトランプ支持者はあたかも事実であるかのように信じこんでいた点にある。おかしなことにアメリカだけでなく日本国内でもかなりその事実を信じてしまっている人が多い点である。
どうもそこにはネット情報に対するリテラシーの問題を見ることができる、
具体的にいうと 自分の好きな情報しか信じようとしない という点である。
そもそも選挙の不正というのはトランプ陣営のみが主張していることだが、訴訟をおこして数々の連邦地裁に不正の証拠を出すように言われてもトランプ陣営は一つとして証拠を出せていない。
そもそも不正選挙というデマを流し続けてるのが今回のデモにも参加したジェイク アンジェリ主宰の陰謀論サイトのQアノンで昨日のトランプの煽動に乗った人たちはそれを鵜呑みにしたことによる。このジェイク アンジェリはアメリカ人なら誰でも知っている人間である。
この男がトランプに関するあらゆるデマの発信源で、いわば日本の「チャンネルさくら」に相当するものだ。
実は今回の議会乱入もトランプ支持者の間で議会に乱入したのはアンティファであってトランプ支持者じゃない、というデマがまことしやかに流れた。
彼らと話してみてわかったのは、彼らはトランプ支持者のサイト、ツイートの情報は信じるがそれ以外の情報に対しては全く見向きもしない。何を云っても聞く耳を持たない傾向が強いという点だ。
日本のネトウヨもその傾向があるがマスメディアの情報より、Qアノン、日本で言えばチャンネル桜のようなものを信じるのは正しい、などと考える人たちが多いという構造が日米のネット情報で大きな問題だと考える
勿論マスメディアも忖度やバイアスがかかっているので100%鵜呑みにはできない。してはならない。しかしだからといってそれがQアノンやチャンネルさくらの情報があてにしていいという理由にはならない。言ってみれば警察があてにならないからといって「もっともらしくいう」詐欺師の方を信じるようなものである。
だが日米のとりわけネトウヨにはそういった傾向が極めて強い。
情報リテラシーを高くするためには例え自分が気に入らない情報でもそれを吟味し、どれが正しいのか日常的にファクトチェックするクセをつけることが重要である。
超えてはならない一線を超えたトランプ
今回の議会占拠(あえていうがクーデター未遂)はトランプは超えてはならない一線を超えたことをトランプとトランプ支持者は理解していないようだ。アメリカ企業もトランプ政権に見切りをつけたようである。アメリカの企業はアメリカ修正25条では閣僚の過半数が承認すれば大統領を罷免でき副大統領が職務を代行できる。まだ摘要された前例はないがトランプが最初の例になる可能性が出てきた。任期は残り12日だが..
副大統領のペンスもさすがに愛想つかしたようだ。
明らかに今日の出来事はアメリカ歴史の汚点だ。今回のできごとで史上最低の大統領確定である。
変化の年?日本終了目前? 今後のことも含めて(後)ー政府がアホだから国民もアホになる
この記事の続きになります。
年末から新年にかけて家族の入院騒ぎがあった関係で後編を書くのが遅れてしまった。2020年は本当に最後の最後までいろいろと災難が湧くように出てくる。
取りあえずはそちらの件は落ち着きそうなので、続きを書くが、「日本終了」などという言葉をあえて使ったのは他でもない。やはり日本人の平均的レベル、平均的知的水準が明らかに落ちているのを感じているからだ。
この状況はなかなかひとことで説明できないのだがいくつかに焦点を合わせるとわかる
1.政府がアホだから国民もアホになる
菅政権は実質安倍政権を踏襲し、安倍政権のミニコピーのようなものである。そしてある意味安倍政権以上に酷い。
安倍晋三という男は普通なら国のトップにまずならないような知的水準の持ち主である。しかし日本人の間にすっかり定着した無関心、思考停止の風潮が定着し政権がどれだけ不正や暴挙を行なっても自分の問題と思わず黙って受容する風潮が強くなった。それが本来なら森友、加計、そして「桜を見る会」のどれ1つでも内閣がふっとぶようなスキャンダルなのに日本国民の大多数はそれを受容し、歴代最長の政権運営を許してしまったのである。
多くは批判する野党の方を批判し、総理大臣が犯罪行為を起しても何の抵抗もない怒りを示さないほど日本人は「飼いならされて」しまったのである、
■安倍政権の任期の歴代最長達成は日本人が思考停止と無関心で大幅劣化したことの証明である
安倍晋三ははっきり言ってバカである。小学生程度の漢字も読めない、云々を「でんでん」市井を「しい」etc etc
ひとことでいえばバカが政権を握ると国民もバカになるらしい。
菅に変わっても同じ、
GoToが発端で第三波を起し口先では自粛を国民に要請しながら自分は大人数で会食するようでは全く説得力がない。「首相が会食しているんだろうから、みんなで飲み会やっても問題ないだろう」といった考えが街中に普及する
誰が考えてもこのコロナ第3波の感染拡大は人災で全て菅政権の政策のまずさが原因である。全責任は菅政権にあるといっても過言ではない
今の日本人がもう少し自分で頭で考えることができればこんなバカなことはしないだろう。しかし思考停止が定着した日本人には効かない。
まさに政府や国のトップがアホ → 一般国民に普及 というのが実態であろう
2.マスコミが流さない情報を信じることが高いリテラシーという勘違い
これはトランプに関する別記事にも書いたが 、トランプもはっきりいってバカである。しかし国のトップがバカだと国民もバカになってしまう、先日の大統領選の状況はまさに典型的な例といっていい。
勿論一定の知的水準の人はご存じだがマスメデイアの情報を全て信じるべきだ、ということではない。とりわけ日本のマスコミがそうだが、政府機関への忖度と事実を「正しく」伝えてはいない。しかしだからといってその辺の訳のわからないサイトの情報(多くはデマである)がマスメデイアの情報などより信頼できる、ということにならない。
かくして陰謀論やデマがネット、とりわけSNSに氾濫することになる。You tubeその他のサイトにある「もっともらしく見えるデマ」を真実と信じ込みあちこちに拡散する。
そのメカニズムでかくして「コロナは嘘」「コロナは単なる風邪」などという見解があたかも真実であるかのようにネットで拡散される。
だが「単なる風邪」だと思っていた症状から死に至ってしまったことを私達は先日目撃したはずである。
これに関してはJBプレスが事実をありのままに的確な記事を書いている
つまりコロナを甘く見て、ネットのデマサイトを信じ「コロナは嘘」「コロナは単なる風邪」 を鵜呑みにすると、これからもし本当の感染爆発が起きたら、自分の生命にも関わることになる。
何か1部のネットの人間に「マスメデイア系の情報を信じない」あるいは「マスメデイアと違う情報を信じる」ことがカッコいい などと考える人間が少なくないような気がする。
そんな人間が社会の多数になった場合、既にいくつか入ってきている感染力が1.7倍の変異種が感染拡大したら、文字通り「日本終了」である。
何か冗談抜きにそれが現実的になりつつある
2021年の日本、心配である。