KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

「空気を読む」日本人の習慣が「サラリーマンロボット」を量産ーいずれAI時代に駆逐される運命

[空気をよむ」ことの危険

日本人の会話の中によく出てくるのが「空気読めよ」という言葉

「あいつは空気よまない奴だ」とひとたび思われると一般的にはその人間の所属もしくは参加している集団から疎外されいずれ追放されてしまう。

「空気を読む」というのはその場の雰囲気やその場にいる人たちの考え方をくみ取るということだが、これは日本人独特の言い回しで正直これを翻訳や通訳する時には非常に困る。これを適切に表現した言葉が見当たらないのである。というよりそもそも欧米には日本人のように「空気を読む」なんて風習はない。だからこれを説明しても欧米人には理解できないものなのだ。

「空気を読む」というのは周囲の雰囲気に同調する、その場にいる人たちの考えを読み取りそれに従う、ということで平たくいえば同調圧力を加えられているということである。

元々日本人はそういった同調圧力付和雷同する傾向はあった。戦前の軍国主義の時代はまさにそれが顕著に表れた時代だった。

そして今、まさにその時代に今の日本人は極めて近くなっている。

戦後の日本人は「同調圧力」の極めて強かった戦前を嫌い、各々が反発心をもって行動した。そして第二次大戦の瓦礫から復興のために死にもの狂いで働いた。

そうした海外からは「ひたすら働く国民=エコノミックアニマル」などと揶揄されていた。

エコノミックアニマルからサラリーマンロボットへ

だが今思うと「エコノミックアニマル」の方がまだマシだったかもしれない。なぜならアニマル=動物でも自分の意思の表示はきちんとしていたからである。

今は違う、「自分の意思表示」を行うと「空気を読め」という同調圧力が起き、結果最近の日本人はこうなった、

1.自分の意見をいわない、もたない

誰一人発言せず、上司から部下への指示しだ出さない意味のない「会議」や一部の企業では部下が上司に意見や見解を述べるのは半ばタブー化している

2.「思考停止」で」ただ上司のいうことを盲目的に従う

考えるのが「面倒くさい」と考える日本人がふえている。上司のいうことを例え間違っていても盲目的に従う

3,他人から命令されないと何もできない、問題が起きても他人事で自分で解決策を考えることができない(思考停止だから)

自分で自発的に企画したりものごとを作る、という発想がない(寧ろ「空気を読まない奴」として忌み嫌われる。問題が起きても自分の問題であるとすら理解できなくなっている

 

つまりこれはあたかもプログラムされたロボットと同じだ。自分の意思すら満足に表明できない それが今の日本人だ

これは今 サラリーマンロボット という風にいわれている。そう自分の意思すら満足に表示できない、動物以下の存在である。

参考記事

cinemacinema.blog.so-net.ne.jp

とりわけ今安倍政権の支持層の主流となっているといわれる「ミレ二アル」「さとり世代」には以下の傾向があるといわれる

1.強いものにひかれ、今ある現実を受動的に肯定する。変化を極端なほどに忌み嫌う

2.異論や反対することを極端に嫌う。他人と違う意見を述べることはよくないことだと考える

*(とりわけ「さとり世代」に顕著)他人からいわれないと、命令されないと何もしない、自分で自発的に企画したりものごとを作る、という発想がない

4.極端なほどの没個性。「他人と違う」ということを嫌う、自分と異質な人間を受け入れない。同調圧力に極端に弱い

*(とりわけ「さとり世代」に顕著)何か問題が起きても自分が当事者なのに他人事のようにふるまう。自分のやったことに責任を持とうとしない

勿論20-30代前半の全てがこれに当てはまるとは思わないし、そうでないことを心から祈っている。だが残念ながらこの傾向は20-30代前半だけでなく日本人全般にこの傾向が出てきているような気がする。

勿論今のサラリーマン全員がサラリーマンロボットだというつもりはないし、心の底からそうでないことを祈るが、私がみたところ現在のサラリーマンのかなりの割合の人がサラリーマンロボットとなっている可能性が高いとみている

はっきりいえば日本中にサラリーマンロボットがあふれ、思考停止の人間がふえたから日本は先進国から後進国に転落したのだ。(もっともそのことすら気が付かない人が多いようだが)

ITの時代からAI(人工知能)の時代になればサラリーマンロボットはどうなるか

結論からいって人間の「サラリーマンロボット」はもはや無用の長物になる。給料を支払うだけコストがかかるが、AI(人口知能)で全てそれが代用できるのなら普通の経営者ならAIを選ぶであろう、

つまり自分で自分の意思を表明できない、自分でものごとを考えない「思考停止」-他人と違うことを極端に嫌うような没個性的なサラリーマンロボット君はいずれ、「今までご苦労さん。これからこのAIロボットが君の変わりに仕事してくれるから、明日から会社来なくていいよ」といわれる運命にある。

これは10年後か、20年後かわからないが、必ずそういう時代が来る

その時に「サラリーマンロボット」としての生き方を選んだあなた。あくまでもその生き方に固執しますか?

生き残れればラッキーだが、その可能性はかなり低いといっていいだろう。組合だってかつてのように守ってなどくれない。

非常にきついいい方をするが、職場の空気ばっかり読んで、周囲の眼ばかり気にして自分の意見も考えることもしない人は自分の意思がないだけ動物以下であり機械であるAIにも劣る存在なのだ。

空気読むことを放棄することを推奨

 それを防ぐのはただ1つ

先程述べた5つの傾向の真逆をすればいい。

 1.現実を受動的に肯定し、変化を忌み嫌う × 

→ 絶えず「これでいいのか」と考える、新しいことに果敢に挑戦する

2.他人と違う意見を述べることはよくないことだと考える  ×

→ 他人と意見交換して多様な意見や見解を受け入れる、そのことによって視野も広がり、自分の意見というものを構築できるようになる。

3.他人からいわれないと、命令されないと何もしない  ×

→ 企業もバカではない。自分から企画したり仕事を積極的に引っ張る人に仕事をどんどん任せ、組織の重要な存在にあなた自身がなっているはずである。逆にあなたのそういう行為を非難したり咎めたり、妨害するような会社は10年後会社として生き残っている可能性は極めて低いのであなたの方から見放した方がいい

4.他人と違うことを極端に嫌う。没個性でいること  ×

→ 人はそれぞれ違った環境で育ち、志向性や考え方が違う方が当たり前なのだ。よくネットで自分と意見が違うというだけで激昂するような人がいるが、そういう人は可哀相な人なので相手にせずスルーすべきである。

5.何をやっても他人事  ×

→ よく会社で「そんなことして君は責任取れるのか?」などという上司がいるがそれはダメな会社である証拠だそもそも上司や経営者は責任を取るのが仕事なのだから。それをしたくない人間が幹部の多数の会社に将来性などない、そんな会社なら逆に見捨てよう。

どんな仕事を自分で責任をもって仕事することで信用を勝ち取ることができる。これさえあればAI時代でも恐れるに足りない

つまり ひとことでいえば

空気を読む ということをやめる 

そして自分の意思をきちんと持つ  ということである。

ロボットでもない、動物でもない

私達は人間なのだから