KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

日本中のフリーランス、零細業者を廃業危機に追い込む消費税軽減税率導入に伴うインボイス制度ー廃止への署名サイト付

日曜日の参院選自民党に関してはとても勝ったとはいえない状況なのだが、公明党自民党の連立政権で「勝った」と自称して「消費税は信任された」と主張している。

実はその消費税10%増税公明党がいいだした「軽減税率」導入に伴いとんでもない制度が導入されようとしている

インボイス制度だ。

インボイスとは「請求書」のことなのだがこれは受注者が発注者に送る消費税に関する「請求書」に当たるがこれにとんでもないカラクリが潜んでいた

keiriplus.jpこの制度傍からみると非常にわかり辛い。

要するに軽減税率は主に食料品、生活必需品のみ8%に据え置くという制度だがそのため事業者の扱う商品について品目別に税務署に報告しやすいように税務報告用に保存される。非常に煩雑に手間のかかる作業になる

それに伴い2つ大きな問題が生じる

1.業種に関係なく全ての業者が対象となる

2.消費税の請求は「消費税の課税業者のみ認められる」、つまり「免税業者」は消費税を発注先に請求することができない

つまり平たくいうと実質的に全ての業者を強制的に「消費税の課税業者」にせざるを得なってしまう

詳しくはこれ

www.zenshoren.or.jp

本来は食料品、生活必需品のみを対象とした軽減税率なのにインボイス提出を業種に関係なく事実上全ての中小企業、フリーランスに義務付けている点

インボイス制度の中では大手企業の「消費税課税業者」は下請けの「課税業者」しか取引ができなくなるため、つまり大手と取引するには1000万円以下の「免税業者」も「課税業者」にならざるを得なくなります。これは特にフリーランスで仕事している人間には大きな痛手となる。基本フリーランスで大手会社(当然課税業者)と取引がない人間など殆どないがかれらはブラックな環境で仕事をしている人が多い。この人たちにはさらに追い打ちをかけるような重い税制度になる

これ冗談抜きにこのまま導入されたら大変なことにないとる。大混乱必至の制度だ。何よりも殆どのフリーランス、そして中小零細企業にとっては廃業の危機をもたらすものだ。

弱者配慮に名を借りた弱者つぶしの制度である。

つまり

この制度の最大の問題点は

1.なぜ軽減税率対象外の事業者までこの制度の影響を受けないといけないのか?

2.事実上消費税の「免税業者」を無くすことが真の目的ではないのか?

と思われる点

これは殆どの零細企業、フリーランスを廃業に追い込み、日本経済を地盤沈下→沈没させる可能性を秘めている

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これがこのまま実施されたら大変なことになる、

実施は2023年10月だからまだ4年ある。

この制度は止めないといけません。このまま導入すれば日本の産業が大混乱必至だ。廃業に追い込まれる業者も多数発生するだろう。日本の産業が壊滅状態になるのは目にみえている。

是非制度凍結への署名にご協力ください。ということで署名運動を開始しました。

よろしければご署名いただけるとありがたいです。

www.change.org

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