KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

今回の選挙の反省と野党幹部ーとりわけ立憲民主党 枝野氏への提言

私の中ではまだ怒りが収まらないんだが、取りあえず今回の参議院選の最低限の目標である

(1) 改憲勢力の3分の2割れ

(2) れいわ新選組の「政党要件」

の2点は達成できた。
史上2番目の低投票率でもこれを達成できましたのはよく考えれば驚きですらあるかもしれないが、何にせよ日本人の政治の無関心政治民度の低さはもう呆れるしかない

ただいつまでもそれを云っていてもしょうがないのでおそらくそう遠くないうちに衆議院解散という事態になると思うのでそのためにも今回の反省点を列挙すべきだと思う。

■反省点

(1) 一人区
32選挙区で10勝22敗と前回2013年の11勝を下回った。これは一人区の候補者調整の出遅れが響いたものと思われる。特に勝てると思った青森を落としたのは痛いし、福島、山梨、三重などはもっと早く統一候補として決まれば勝てた選挙区かもしれない。(ただ何にせよ投票率の低さが痛かった)

(2)立憲の候補、枝野氏欲張り過ぎ。

静岡選挙区:徳川さんは人間として好きだけど二人区で既に榛葉さんがいる静岡選挙区に出す必要が果たしてあったんだろうか?今の勢いでは野党2人で自民党候補と戦っても勝てるわけないのはご存じのはず。

大阪選挙区:大阪などは結局共産、立憲共倒れになってしまった。亀石さんは好きだがなぜわざわざ辰巳さんのいる選挙区に今回立候補させる必要があったのだろうか? まあ維新のような政党がなぜ大阪、兵庫であんなに支持されるのか東京人の私には理解不能だが、やはりそれを踏まえた選挙戦略が必要だったのでは

国民民主党の体たらく(新人候補全滅)を見れば放っておいても立憲民主党野党第一党になる。変に欲張らなくてもよかったはずだ。(たぶん選挙後に国民民主党から立憲への離党ドミノがおきると思う)野党の主導権争いなんていうケチな考えは捨てていただきたい

■提言

 たぶんどんなに遅くても一年以内には衆議院解散があると思う。早ければ消費税導入直前の10月前にもあるかもしれない。そのため

(1)衆議院289選挙区の野党統一の候補者調整を今から始めるべき。

 出遅れないために今から始めるべきだ。立憲、共産、れいわ、社民、国民民主党(もしまだ党があれば)で早急に協議を始めるべきである。

(2) 立憲は山本太郎のれいわ新選組との統一会派調整を検討すべき

 この際変なプライドや過去のいきさつ等をかなぐり捨てるべきだ。山本太郎のれいわ新選組立憲民主党との政策調整を進めるべき。かつて吹いた立憲の風を復活させるのはそれしかない。政策的にも国民民主党より立憲民主党の方がれいわに近いはずである。れいわと立憲がいっしょになれば安倍晋三は恐怖するはず。江戸幕府薩長同盟を恐れたようにだ。今度は長州の安倍に立憲とれいわが反撃する番だ

とにかく今度こそは安倍の泣きをみせてやりたいです。

野党関係者にご検討をお願いしたく

 

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今回の参議院選でのれいわ新選組の演説会 衆議院選挙ではこれの再現を

まあれいわ新選組は今回政党要件を満たしたから次回の衆院選ではマスコミはスルーしたくてもできないだろう。山本太郎の演説の電波応援は安倍政権にとって最大の脅威になるはずだ。

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