KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

野党の「連携」と「共闘」-参議院と衆議院で大きく事情が違うので立憲の枝野氏の方を理解する

久々政治の話題です

新年に入り今年は4月に統一地方選挙、7月に参議院選挙と予定されていますが、衆参ダブル選挙の可能性がささやかれており、私は別に予想屋ではないですが私は衆参ダブル選挙の可能性は6割以上あると踏んでいます。総理大臣は「頭の片隅にもない」などと発言していますが、それを額面通り受け取っている人は殆どいないだろうし、もしそれを鵜呑みにしている政党があったら私はそちらの方が愚かだと考えます。

そんな中、立憲民主党の枝野氏は衆議院選挙があった場合は「受けて立つ」旨を記者会見で発表。おそらく何らかの情報源から近々衆議院解散があるというある種の確信があっての発言だと思います。

衆院選準備の前倒し指示=枝野氏「解散受けて立つ」-立憲幹事長会議
http://sp.m.jiji.com/pickup/article/id/2155576

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 ■次期衆院選 政権構想準備に着手 立民 枝野代表

www3.nhk.or.jp

さて枝野氏は「野党共闘に消極的」とか、党がバラバラのままにしている元凶であるかのようにいわれていますが、どうもリベラル系の方の間でも「野党共闘=5野党が事実上同じ政党になる」という認識があるように思います。私は枝野氏の次のインタビューを読んである程度納得できるものがありました。要は5野党が同じ政党になるという考え方が受け入れられないだけで、協力しないということではないということです

■「民主党のトラウマ」をどうする? 立憲民主党代表・枝野幸男「私たちは″非自民で集まる″という過ちを二度と犯さない」

news.livedoor.com

■共闘ではなく連携を

野党共闘」の意味をしっかり考える必要があります。ほかの野党とは安倍政権よりはましな政権が必要という点では一致しています。ただ、立憲民主党日米安保重視だし、自衛隊合憲論だし、安保法制だって「違憲な部分はダメ」というスタンスです。

その意味で例えば共産党とは大きく違う。吟味もせず単に一緒に戦ってしまったら両方のよいところが消えてしまうと思います。だから、野党共同の選対本部も設置する気はありません。ただ、野党同士の"連携"はきっちりとやりますよ。

 連携であれば野党同士の政策のすり合わせはいりません。選挙であれば、参院選1人区(選挙において定数が1名の選挙区)の調整はしますが、それは「野党の共同選対」が決めたものであってはならないと考えています。 

  3年前の参院選では、1人区において野党候補の一本化を実現しましたが、実は政党同士での調整は一切していません。各地域ごとに、市民連合に象徴されるような有権者の動きのなかで、自民党の対抗馬をひとりに絞れというプレッシャーを受けて、各政党がそれぞれに応じた結果として、そうなった。

中央(野党の共同選対)が決めた政党間の駆け引きの産物ではなく、市民の要望によって候補者が一本化する。私は、1人区において野党候補が勝つためには、それしかありえないと思っています。

あと選挙の中身を見て思うのは参議院衆議院はかなり違うこともわかります。

比例代表は置いておいて、参議院の選挙区をみると以下のようになる。7月に行われる参議院選挙の選挙割である

改選数 選挙区数 選挙区
6人 1選挙区 東京都
4人 4選挙区 神奈川県愛知県大阪府、埼玉県 
3人 4選挙区 北海道千葉県兵庫県福岡県
2人 4選挙区 茨城県静岡県京都府広島県
1人 32選挙区 青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県栃木県群馬県山梨県新潟県
富山県石川県福井県長野県岐阜県三重県滋賀県奈良県和歌山県
鳥取県・島根県岡山県山口県徳島県・高知県香川県愛媛県佐賀県長崎県
熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県

国民民主党は2人区、3人区でも野党統一候補を出すように主張しているようですが、それは寧ろ与党を利することになるでしょうね。基本的に定数が複数いるところは複数出した方がいいと思います。野党候補一人であとは全部与党ということになってしまう可能性が高いですからね。特に3人区以上では

それを考えると参議院選挙の場合は1人区の32選挙区で連携で野党統一候補を出すことに専念すればいいわけです。まだ調整し切れていないところがあるようですが、もう選挙まで半年切っていますから私は急ぐべきだと考えます

一方衆議院小選挙区、つまり全選挙区が1人区であるため、こちらは全選挙区で野党連携で候補を一人に絞るということをやるべきでしょう。衆議員は選挙区が289もありますからこちらの方が調整が大変だと思います。

枝野氏が衆議院選準備の前倒しと政権構想を発表したということは衆議院の全選挙区での候補調整を行うことは不可避です。一日も早い段階でそれを推し進めることを期待したいです。

自民党の大臣は平気で嘘をつくし、嘘がばれても謝罪も撤回もせず、決して辞任しない、こんな安倍政権を一日も早く政権から追い出さないといけません。でないと日本は本当に滅んでしまいます。

野党の「連携」 期待したいです