ヨーロッパ取材旅行2ー西ヨーロッパ最古の街 カデイス
今回はBS朝日の「世界の船旅」の撮影の仕事でこの「マリーナ号」に乗り込んで各地の寄港地のレポートを書いています。
船はポルトガルのリスボンを出発して南米のリオデジャニイロまで行く予定ですが私達は都合により途中下船します
リスボンを発って翌日、第一寄港地としてスペインだけでなく西ヨーロッパ最古の街のカデイスに到着しました
カデイスは日本人にはあまりなじみのない街ですが、紀元前10世紀頃、地中海交易で活躍していたフェニキア人が築いた拠点がカディスの起源とされ、コロンブスがカディスより第2回目と第4回目の航海に出た街としても知られています。
今回は街の取材なのですが、コロンブスにゆかりの深い街でありながらあまりコロンブスにちなんだ史跡というのは見つかりませんでした。
まず先程のカデイス大聖堂
何でも建設だけで100年近い歳月がかかったそうです。残念ながら中は撮影不可でした。
カデイスはヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てるジブラルタル海峡の近くにあり、貿易としても重要拠点でしたので、絶えずイギリスによる侵攻による脅威にさらされていました。その防衛拠点だったのがサンカタローニャ城です。
カデイスの町並み、ヨーロッパ最古の街の1つだけあって風情があります
一台やっと通れる道幅に通る自動車
なんと街路樹がオレンジ
実がなっています。そうカデイスはオレンジで有名なアンダルシア地方なんですね
停泊時間が短かったのでカデイスの訪問はここまでですが、番組では地元で有名なケーキ屋さんとかレポートしています。まだオンエア時期は決まっていませんが、是非お楽しみに。