KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

大阪なおみのUSオープン勝利のブーイングでトランプ政権でアメリカ人は「トランプ主義」に洗脳されている様を見た、一方で日本は安倍政権の長期化で国民の大半が「安倍化」

既に報道で伝えられているようにUSオープンで大阪なおみがセレナ・ウイリアムズを下し日本勢としては初めての快挙だったが、本来は歓喜の嵐につつまれるはずが、大ブーイングで台無しになってしまった。

そのブーイングは審判の判断にたてつき、ペナルテイーポイントを課した審判に「泥棒!」と叫んだりラケットを叩き壊したりしたウイリアムズの行為に対してとニューヨークタイムズは報じていたが、(人種差別ではなく女性差別だとの話)

NYタイムズ「ファンと選手がUSオープン決勝でみたのは女性差別ではなかったか」

www.nytimes.com

だがそれに違和感を感じたのはUSオープンの勝利者に大阪なおみが紹介された時にひときわブーイングが激しくなった点だ。もしブーイングがウイリアムズの行為に対してなら大阪の名前が紹介されている時にあれほどのブーイングが起きるはずがない

またウイリアムズのコーチもESPNのインタビューで「事前警告」もあったのでペナルテイーは公正なものだったと認めている。

nypost.com

必然的にこれはアメリカでも大きな問題となっており、USオープンの決勝のラモス審判に対する批判が沸き起こる一方で、やはり「観衆が期待した結末とは違う結果」をもたらした大阪へのブーイングについても議論が沸き起こった。そしてその観衆の気持ちを誰よりも受け止めたのは大阪選手自身だ。ニューヨークポストは幼いころからUSオープンの舞台やウイリアムスにあこがれた大阪が夢を達成した時点でのこの恥辱は実に残念で恥ずかしいこととしかいいようがない、と述べている

nypost.com

アメリカのメデイアは総じて今回のできごとをみて、ヘイトスピーチや人種差別を事実上推奨する「トランプ主義」が知らない間に一般市民の間に浸透して行っていることに対する警鐘をならしている。

アメリカは人種のるつぼだが、人種問題はまだまだ根が深い。トランプ政権が発足して二年近くたつが、人種偏見を助長する「トランプ主義」は相当アメリカ社会に悪影響を与えているのは間違いない

実は同じようなことが日本にもいえるのではないかと思う。安倍政権になってから一向にやむ気配のないヘイトスピーチ、本来ならとっくに政権がふっとんでもおかしくない森友、加計、の公文書偽造問題、重要文書の隠蔽、そしてすでに明らかになっている国会での多くの嘘、

これらに対し日本人はある意味「免疫」ができてしまい、これだけ酷い政権でもまるで洗脳されたように「民主党政権よりマシ」などと思い込んでいる。民主党政権は確かに多くの失敗を犯したが、公文書改竄の犯罪行為や国会で嘘をつくなんてことはしなかっただけでも「安倍政権よりマシ」なはずだが、それはあえて名指しさせてもらうが、時事通信、読売、産経系のメデイアの「印象操作」によって洗脳され人たちには理解できないらしい

 

ひとことでいえば安倍政権が6年の長きにわたって知らないうちに日本国民の大半が「安陪化」してしまったことだ。アメリカ国民のが知らないうちに「トランプ化」しているように、実際公文書偽造のどこが悪いの?」などという信じられないことを書いているのを見たことがある。それをよりによって財務大臣が記者会見で同じことを云ってしまう体たらく。それに対しても驚くほど批判が沸き起こらない昨今の日本


アメリカの場合、救いはアメリカに有名人、メデイアはほぼそろって「反トランプ」になっているためにニューヨークタイムスも一昨日のUSオープンにこういった問題点を指摘できている。それに引き換え日本のメデイアは殆ど安倍政権の広報紙化され、情報が完全に官邸にコントロールされている状態(既に大本営発表と同じ状態)になっていることを考えると日本の現状の方が遙かに深刻かもしれない

繰り返すが公文書改竄という海外なら終身刑ものの犯罪、そして偽証、国会での答弁の嘘、これだけのことを行っていながら政治家の誰一人責任をとっていないし、いまだに国民の半数近くが支持しているという信じられない事態。そしてそのことに「免疫」ができてしまい、あたかもそれらに対して「何が問題なのか?」といわんばかりの日本の保守層。

 

明らかに狂っている。

 

日本人のハーフである大阪なおみのブーイングに憤慨する日本人も「トランプ主義」に洗脳されているアメリカ人を笑えない。「安陪化」した日本国民の約半数の方がよほど深刻である